goo blog サービス終了のお知らせ 

草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

追悼平岡正明

2009年08月06日 | Weblog
 煮え切らないサヨクが、マスゴミバブルに便乗して、政権交代を後押ししているけれど、保守派の権力闘争に翻弄されて、念願の夢が実現すると、剛腕の小沢一郎らによって、有無を言わせずに、お払い箱にされるんでしょうね。そもそも信念を持ち合わせていない人ですから、それでいいんでしょうけれど。やっぱりおいらにとっては、真正左翼といえば平岡正明だよね。ソフトスターリニストのサヨクと違って、言うことは過激そのもの。「あらゆる犯罪は革命的である」とまで喝破したっけめ。その平岡がこの世を去ったというのを聞いて、淋しくてしょうがなかったよね。政権交代なんて糞食らえで、維新か革命でなければ、日本は救われないんだよ。つまり、真正左翼は、真正保守でもあるんだよね。だからこそ、平岡は「石原完爾試論」という、とんでもない本を書いたんだし。いかに弁解しようとも、日本の革命や維新のためには、右翼思想家の石原完爾、北一輝、大川周明を熟読しないと、先には進めないから。おいらが自民党を応援するのは、そこに農本主義的な臭いがするからだよ。1964年日本の総人口中の過半数は、都市生活者になってしまったんだ。60年代に農村は解体されてしまったんだよ。今さら地域主権とほざく民主党は、変革の情念もパトスもなくて、大衆迎合の党でしかない。平岡からは土の臭いがしたよ。講演で何かするとすぐに、美空ひばりの歌を披露したが、上手かったよね。それでいつも拍手喝采だった。サヨクであることを隠し、旧田中派が主導権を握る民主党に手を貸す。そんないかがわしいサヨクよりは、一生涯反骨精神を貫いた平岡は立派だよね。小沢一郎や鳩山由紀夫に加勢するなんて、サヨクにあるまじきことではないのかな。どうせだったらば、似非サヨクではなく、真正左翼とよつに組んだ相撲をしたいよな。平岡は純粋だったよ。間違っても、保守派と手を組むことはなかったと思うよ。権力から遠くにあったからこそ、平岡は手を汚さずに、真正左翼の論客として書き続けられたんだよ。もっと早くか、さもなければ、後れて生まれていれば、もっともっと時代の寵児扱いにされたんだろうな。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする