Model 107

1985年の107
じっくり時間をかけてお気に入りの一台に仕上げます。

お世話になっている書籍

2014-08-21 | Weblog
廃線跡を探索する方々のおそらくは殆どが所蔵されていると思いますバイブル的な書籍であります。

私も、まずはこの書籍のシリーズを購入させていただき「廃線の世界」のスタートラインにつかせて頂きました。

オジサンクラスの初心者には若干ハードルが高く、限られたスペースの中に最大の情報を網羅するためちょっと読みにくい印象があります。





次に購入したのがこちらの書籍です。

「新」鉄道廃線跡を歩く…とタイトルされているように、前出の書籍を基に新たな情報や写真などを撮り直し再編集・出版された書籍です。

書籍のサイズもB5版ほどの大きさとなりレイアウトにも余裕があり、大変読みやすくなりました。

北海道から九州まで5タイトルが刊行されています。

私の廃線巡りの基本となっている大変にお世話になっている書籍であります。





さらにこちらは「北海道の廃線」に特化した書籍であります。

北海道新聞社刊でありますから「北海道の専門家による監修」の書籍ともいえます。

刊行されたのが比較的最近であることで、情報が新鮮なのも嬉しいです。

取材で撮影されている写真はすべてカラー写真であるのも美点です。

この書籍の最大の美点は、北海道新聞社が所蔵する現役当時の駅の姿が<思い出の廃線駅>というコーナーに掲載されている点です。

自身が辿って、いま目にしている廃線・廃駅と、その現役時代の写真とを見比べるのは言葉では表現できない気持ちのウェーブを感じます。

前出の2書籍とは異なり、本文中で紹介した遺構の所在を示した地勢図は掲載されていません。

他の書籍やウェブ上の情報を併用し探索する必要はあります。



先ほどの上茶路駅の現役当時の写真も掲載されています。

明るい陽射しに映えるRC構造と思しき近代的なデザインで造られた駅本屋。

荒廃した現在の駅跡からは想像も出来ません。


あのホーム上の電柱や屋根、駅名標も写っています。

北海道の廃線・廃駅巡りにはお薦めの書籍であります。



北海道新聞社からはこのような書籍も刊行されています。

こちらは“現役の路線”の駅を紹介したものです。

著者の方も言っておられますが、現役の路線を取材するうちに多くの廃止路線を目の当たりにし「現役路線」の取材だけでは「北海道の鉄道」を語ることは出来ないと思い立ったのが、先の「北海道の鉄道廃線跡」を刊行するきっかけになったそうです。

私は2011年、2012年と2年越しで宗谷本線の全駅を見て歩きましたが、本当に楽しい思い出であります。

廃線ももちろんですが、北海道の現役全駅を見て歩くのも楽しそうです。

そのときには、この書籍が役に立ちそうです。

*当然でありますが、「江差線」は現役路線として本文中に紹介されています。






  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする