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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■“新しい人” の心にキリストのことばが / 原田憲夫

2022年07月28日 | Weblog

2022/2/17放送

 「世の光」の時間です。いかがお過ごしですか? 今週担当の原田憲夫です。今日はご一緒に新約聖書コロサイ人への手紙が「新しい人」に勧めるキリストのことばについて耳を傾けたいと思います。3章16節前半をお読みします。

 「キリストのことばが、あなたがたのうちに豊かに住むようにしなさい。」

 「キリストのことば」と聞いても、大抵は自分には関係がないと聞き流してしまいます。ところが時折、このラジオ番組「世の光」を聞いたのがきっかけで聖書の話を聞き続け、それまで気づかなかったキリストのことばが心に響いてきた、というお便りをいただくことがあります。

 それは、ちょうどある日の朝、ふと庭の木に小鳥たちがとまっていることに気づいた時から、それまで毎朝来ていても気づかなかった小鳥たちの愛らしい姿がはっきりわかってくるのと似ています。

 そうです。暗闇の中をさまよっていた「古い人」が救い主イエス・キリストを心に迎え、光の中を歩む「新しい人」に生まれ変わるとき、キリストのことばが心に宿るようになるのです。

 昔、イエス・キリストの後についていこうと心に決めた一人の女子中学生がいました。在日韓国人の方でした。彼女は、生まれの違いから日本の学校の教室で生徒やまた先生からもいじめられていました。それで、このまま通称名を名乗るべきか韓国人の本名を名乗るべきか、ずっと悩んでいました。本名を名乗るともっといじめられる、と考えていたからです。
 ある日、彼女は教会の牧師先生のところにやって来て、輝いた顔でこう話しました。「牧師先生。私、本名を名乗ります。」 そう言って彼女は新約聖書ルカの福音書を開きました。「あなたがたの名が天に書き記されていることを喜びなさい。」

 この女子中学生は、天国に書き記されている自分の名前が通称名ではなく韓国人としての本名であると確信したのです。キリストのことばが彼女に生きる勇気、力を与え、進むべき道を見出させたのでした。

 いかがでしょう。あなたは今日、何かの事情で辛い思いをしていませんか? 苦しみと悲しみの中で、もがいていませんか? あなたも今日、救い主イエス・キリストを心に迎え、キリストのことばを心に宿してください。そのとき、キリストのことばがあなたの生きる力となるでしょう。

 あなたの上に神様の祝福が豊かにありますように。

    ( PBA制作「世の光」 2022.2.17放送でのお話しより )


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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。でも、新型コロナ禍で集まるのを制限したりオンラインの集まりに切り替えたりしているかもしれません。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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 このサイトは URL名として   http://yonohikari.biblica.info  が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。

 


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