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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■“新しい人” よ、知恵を尽くして互いに / 原田憲夫

2022年07月29日 | Weblog

2022/2/18放送

 「世の光」の時間です。いかがお過ごしですか? 今週担当の原田憲夫です。今日はご一緒に新約聖書コロサイ人への手紙が「新しい人」に勧める「知恵を尽くして」について耳を傾けたいと思います。3章16節をお読みします。

 「キリストのことばが、あなたがたのうちに豊かに住むようにしなさい。知恵を尽くして互いに教え、忠告し合い、詩と賛美と霊の歌により、感謝をもって心から神に向かって歌いなさい。」

 キリストのことばに耳を傾け始めると、それまで思いも寄らなかったキリストご自身の一つ一つのことばが、教えが、心に響いてきます。すると、それまでの友人、隣人に対する態度や関わり方、それに神様に対する姿勢が前向きに変わり始めます。

 例えば、隣人が抱える問題があると、それに対して一緒に答えを探し始めます。友人が自分の犯した過ち・罪に苦しみ痛んでいるのを知ると、他人事として知らん顔できなくなります。そればかりか不思議ですが、キリストのことばから流れでる知恵を尽くして、互いに戒め合い、励まし合い、助け合い、もとの道に一緒に戻ってともにまた歩き始めようとするのです。

 そうです。誰かが抱える悲しみや悩みがあれば、ともに悲しみ、悩みます。誰か喜べばともに喜び合います。誰か罪に陥り、苦しみ痛んでいるのであれば、知恵を尽くして互いに教え、忠告し合い、悔い改め、赦しと慰めをともに 味わいたいと変えられていくのです。

 ただ、この知恵はどこで身につけるのでしょう。生まれつきでしょうか? 修養によってでしょうか? 

 いいえ。この手紙は2章3節でこう語っています。
 「このキリストのうちに、知恵と知識の宝がすべて隠されています。」

 そうです。互いに教え、忠告し合うためには、キリストの知恵・知識が必要なのです。そのためには、この手紙が語る、「古い人」を脱ぎ捨て、「新しい人」を着た新しい生き方、が鍵となるのです。

 いかがでしょう。私たちを取り巻く厳しい状況はまだまだ続いていますが、あなたも今日から神の知恵、知識であるキリスト心に迎え、「新しい人」として、友と隣人とともに知恵を尽くして互いに励まし合いながら歩んでいきませんか? 

 あなたの上に神様の祝福が豊かにありますように。

    ( PBA制作「世の光」 2022.2.18放送でのお話しより )


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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。でも、新型コロナ禍で集まるのを制限したりオンラインの集まりに切り替えたりしているかもしれません。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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 このサイトは URL名として   http://yonohikari.biblica.info  が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。

 


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