2022.1.22放送
「世の光」の時間です。いかがお過ごしですか? 山本陽一郎です。
冬は日差しが短い季節ですが、人間の脳と日照時間は関係が深いということが様々な研 究で分かっています。「冬季うつ病」といわれる症状もあります。冬は脳に必要な光の量が不足しがちなんですね。ですから意識的に自然の光に多く当たるよう心がけていただくと良いと思います。
ところで、光が足りないと言えば人の心の暗さです。私たちはお互いに外からは明るく生きているように見えることが多いものです。生活が充実している人、目標に向かって努力し ている人もいるでしょう。
けれども、誰の心にもその内側の深いところに横たわっている暗闇があります。自己中心、不平不満、悪い習慣、消せない孤独、成功している人への妬み。こうしたものは、いくら日光を浴びても、何かを手にしても、根本的な解決はできません。私たちの心を照らしてくれる光はどこかにあるのでしょうか?
実は私たちのすぐ近くに光はあるのだ、と聖書は語ります。イエス・キリストは、 次のように言われました。
「わたしは世の光です。わたしに従う者は、決して闇の中を歩むことがなく、いのちの光を持ちます。」
ヨハネの福音書 8 章 12 節
暗闇というのは、光が入ることで消えます。イエスは「わたしこそ、その光なのだ。」と言われるのです。「わたしを心に迎えるなら、あなたは決して暗闇の中を歩むことはない。 ずっと、いのちの光を持って生きていける。」と、イエス・キリストご自身が約束してくだ さったのです。
ある時、小学生の男の子がこんな話をしてくれました。「僕は教会に通う前は、夜寝る時に、なぜか分からないけど、すごく怖くなってしまうことがありました。でもイエス 様を信じてからは、病気の時でも怖くなくなりました。どんな時でも、お祈りをすると元 気がでます。それはイエス様が僕の心をいつも照らしてくれるからです」。
この男の子は、本当に大きく変えられました。
光ある人生を、あなたにも豊かに味わっていただきたいと願っています。光はあります。 あなたのすぐそばに。
(PBA制作「世の光」2022.1.22放送でのお話しより)
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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。でも、新型コロナ禍で集まるのを制限したりオンラインの集まりに切り替えたりしているかもしれません。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。