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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■“新しい人” の心にキリストの平和が / 原田憲夫

2022年07月27日 | Weblog

2022/2/16放送

 「世の光」の時間です。いかがお過ごしですか? 今週担当の原田憲夫です。今日はご一緒に新約聖書コロサイ人への手紙が新しい人に勧めるキリストの平和について耳を傾けたいと思います。3章15節をお読みします。

 「キリストの平和が、あなたがたの心を支配するようにしなさい。そのために、あなたがたも召されて一つのからだとなったのです。また、感謝の心を持つ人になりなさい。」
 私たちは日常生活の中で、様々な出来事によって心が揺れ動き、自分を見失うときがあります。そのとき、私たちの心がキリストの平和で治められるように、と勧めるのです。
 ところでキリストの12弟子の一人にマタイと呼ばれる人がいます。レビと呼ばれていました。彼は当時の支配者ローマ皇帝のために、通行税や物品税を徴収する取税人でした。この取税人は同じユダヤ人からはローマの手先とみなされ、またローマの権威を笠に私腹を肥やしていたので、人間の屑と蔑まれていました。

 ところがキリストは、この町中の嫌われ者、取税人を静かに見つめ、一言声をかけたのです。 
 「わたしについて来なさい」(マタイ9:9、マルコ2:14、ルカ5:27)

 この一言は取税人レビの心の内側を激しく動かします。レビはすべてを捨てて立ちあがり、キリストに従ったのです。この時、レビの心には今まで味わったことのない不思議な喜びが溢れます。一人虚しく闇の中を歩んでいた古い人レビが、彼の心を照らすいのちの光キリストに出会い、新しい人に生まれ変わったのです。レビの心はキリストの平和で満たされ、喜びと感謝の心が溢れ出ます。それで仲間たちや他の人たちも大勢呼び、キリストのために自分の家で盛大なもてなしをしました。

 しかし当然ながら非難の声が上がりました。ところがキリストはこう語ります。
 「医者を必要とするのは、健康な人ではなく病人です。わたしが来たのは、正しい人を招くためではなく、罪人を招いて悔い改めさせるためです。」(ルカ5:31、参照マタイ9:12、参照マルコ2:17)
 
 そうです。キリストは死に至る病であるすべての人の罪をその身に負い、十字架の上でご自分のいのちをもってその罪を贖(あがな)うために来られたのです。

 いかがでしょう。あなたも心の扉を開き、いのちの光キリストを心に迎え、キリストの平和が心を支配する道へと一歩歩み出しませんか? そして、日常生活で感謝の心を溢れさせていただこうではありませんか? 


    ( PBA制作「世の光」 2022.2.16放送でのお話しより )


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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。でも、新型コロナ禍で集まるのを制限したりオンラインの集まりに切り替えたりしているかもしれません。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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 このサイトは URL名として   http://yonohikari.biblica.info  が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。

 


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