2022.1.28放送
「世の光」の時間です。お聴きくださりありがとうございます。羽鳥頼和です。
今週は旧約聖書の申命記のモーセのメッセージからお話ししています。それは、神が与えると約束してくださった土地に入る時にモーセがイスラエルに語ったメッセージです。このメッセージは今の私たちにも大切な神の教えです。
申命記10章でモーセはこのように語っています。
「今、あなたの神が、あなたに求めておられることは何か。それは、神を恐れ、神の命令を聴くことである。そして、この命令はあなたを幸せにするのだから、神を愛して、神の命令を守り行いなさい。」
さらに、モーセは、神がどんなお方であるか語ります。
「あなたがたの神は、神の神、主の主、偉大で力があり、恐れ多い方である。その方が、寄留者を愛して、食物と衣服を与えられるのである。」
こう語った後、「あなたがたも寄留者を愛しなさい」と教えています。
ここでの神の命令は、神を愛して、隣人を愛しなさいということです。
「寄留者」とは「異邦の民」のことです。もともと異邦の民とは真の神を信じない人たちのことでした。しかし、その人たちが真の神を信じるなら、その人たちは寄留者としてともに幸せに暮らすことができたのです。
神が私たちに与えられる命令の土台となるのが、「神を愛し、人を愛する」ことです。現代に生きる私たちも、愛がどんなに素晴らしいものであるか知っています。愛こそすべてなのです。でも実際には人を憎んだり妬んだりしてしまい、互いに愛し合うどころか傷つけあってしまうことが多いのではないでしょうか。
聖書はまず、神が人を愛しておられるお方であることを教えています。さらに神の愛がどんなに素晴らしいのかを教えてくれています。
こうして聖書によって、神は、神を愛し人を愛するにはどうしたらよいかを教えてくださっているのです。
「神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに世を愛された。それは御子を信じる者が、一人として滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。」
新約聖書 ヨハネの福音書 3章16節
(PBA制作「世の光」2022.1.28放送でのお話より)
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