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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■主は捨て去らない / 福井 誠

2013年06月20日 | Weblog
2013/6/20放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか? 福井 誠です。今日のバイブル・メッセージは「主は捨て去らない」です。それでは第一サムエル記12章22節から読んでみましょう。

 「まことに主は、ご自分の偉大な御名のために、ご自分の民を捨て去らない。主はあえて、あなたがたをご自分の民とされるからだ。

 紀元前一千年頃、イスラエルの国に新しい王様が選ばれました。いよいよ他国並みに王様が国を統治する君主国家となったのです。国民には新しい時代が訪れたことへの大きな期待感があったことでしょう。そんな民にこれまでイスラエルのリーダーシップを取っていた預言者サムエルが言います。
 「たとえどんなに素晴らしい王様が起こされたとしても王様を立ててくださり王様の働きを導く神様の存在を忘れてはいけない。」と。

 しかしそれはどうやら老いぼれて表舞台から退いていくサムエルのひがみのように思われるものでした。王様を立てて王様を導く真の支配者である神様を認める者は誰もいなかったのです。

 そこでサムエルが神を呼び求めました。イスラエルは既に小麦の刈り入れ時、春の雨の季節が過ぎ去り、全く雨の降らない季節になっていました。しかしサムエルはそこで神に雷雨を呼び求めて呼べば確かに答える神がおられることをはっきりと示したのです。サムエルはもはや老いぼれ、神を信じる時代遅れの者と見られていましたが、神ははっきりとサムエルを通してご自身がおられることを示されました。

 恐れ戸惑う民にサムエルが語ります。
 「神は決して見捨てることはない。むしろそういう民をあえて自分の民とされる。」と。

 人は神の存在を軽んじ、「神などいない。」と背を向けることが多いものです。しかし神はそうではありません。神は人がご自分を必要としていることがよく分かっています。それは思春期で荒れた子どもが親を必要としないと言い放っても親には子どもは自分を必要としていることが分かっているのと同じです。

 大事なのはイスラエルの民が他国並みに王を必要とすると考えた時に王を備えてくださった神様を覚えることです。私たちを真実に愛してくださる神がおられることを覚えましょう。

(PBA制作「世の光」2013.6.20放送でのお話より )

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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