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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■思い煩いからの解放 / 岩井基雄

2013年06月14日 | Weblog
2013/6/14放送

 世の光の時間です。変わりありませんか? 岩井基雄です。

 心の風邪とも表わされる鬱(うつ)を患い苦しんでいらっしゃる方は少なくありませんね。出口が見えないような苦しみや痛みを深く長く抱えることがありますね。『うつになった聖徒たち』(ブレンダ・ポインセット著 いのちのことば社 2008年)という本があります。聖書の中にもうつを患った可能性のある人が登場することが指摘され、旧約聖書に登場する人々、家族や持ち物をすべてを失ったヨブや子どもが与えられない失望を味わったハンナ、また活躍の中にあっても深い孤独を味わったエリヤなどが描かれています。

 聖書は人間の悩みや問題を隠しません。そしてその心の悩みや痛みと正直に向き合うことを勧めるのです。新約聖書には次のようなことばがあります。
 「何も思い煩わないで、あらゆるばあいに、感謝をもってささげる祈りと願いによって、あなたがたの願い事を神に知っていただきなさい。そうすれば、人のすべての考えにまさる神の平安が、あなたがたの心と思いをキリスト・イエスにあって守ってくれます。
    新約聖書ピリピ人への手紙4章6節、7節

 これは先程の本の中でプレッシャーに押しつぶされそうな人として紹介されていた伝道者パウロのことばです。幾度も命の危険を通る中で彼は勝利の道に導かれたのです。それはどんな思い煩いの中でも神様に感謝を捧げ自分の思い煩いを神にすべて知っていただくという道でした。

 すべてを御存知であり、すべてに主権をもっていらっしゃる神に祈り、信頼する時、私たちは心配や思い煩いから、また心の痛みから少しずつ回復することができるのです。本当に信頼できる方に任せ委ねることを私たちが学び続け、行い続けて行くとき、私たちのすべての考えに勝る神の平安が私たちの心も思いをも守り、力を与えてくださるのです。うつや不安や思い煩いを否定する必要はありません。それを受け入れ、そこに真の平安を与えてくださる方、あなたを愛してやまない神様がいらしゃることをぜひ知ってください。そしてみんな苦しみや何の中から神様にありのままの思いを祈っているのです。あなたも神を求め、神に近づく者とされませんか?

(PBA制作「世の光」2013.6.14放送でのお話しより)
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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。
こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし、日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。
PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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