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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■ただしく神を畏れる / 岩井基雄

2011年09月02日 | Weblog
2011/9/2放送

 世の光の時間です。お変わりありませんか? 岩井基雄です。今日もご一緒に旧約聖書の詩篇を味わいたいと思います。今日の詩篇は53篇の1節、2節です。早速お読みします。

 愚か者は心の中で「神はいない。」と言っている。・・・善を行なう者はいない。神は天から人の子らを見おろして、神を尋ね求める、悟りのある者がいるかどうかをご覧になった。
          詩篇53篇1節、2節。

 「神なんかいるものか」、そうおっしゃる方によくお会いします。その方たちは思いがけない悲劇や喪失の経験をされていたり、自分の力を過信しておられたり、目に見えないものは信じないという信念を持っておられたりします。あなたはいかがでしょうか。

 そのような方にはできるだけ次のような質問をすることにしています。「そうですか、でもあなたがいないとおっしゃる神様はどのようなお方ですか?」と。すると皆さん様々な神様のイメージを語られます。

 そんなおじさんみたいな神がいる訳ないじゃないですかとおしゃる方もいれば、神がいるならなんでこんなに多くの悲しみが世界にあるんだとおっしゃる方も居ます。中には神様に居てもらっちゃ困るんだよね、なんて正直な気持ちを語ってくださる方もいます。実は私たちはどこかで本当は神の存在を感じ死後の神のさばきを恐れるがゆえに神はいないと思いたいのかもしれませんね。

 「愚か者は心の中で『神はいない。』と言っている。」と聖書は語っています。そして神を恐れない者は正しく歩むことも善を行うこともないというのです。すべてを御存知の神様を正しく恐れない人は、人目がないときに悪事を働いてしまうのかもしれませんね。聖書が語る神様は目には見えませんが、確かにおられ天から私たちを見つめておられます。そして真剣に神を尋ね求め愛と思いやりを持って正しく歩もうとする人々を待っていらっしゃいます。それは聖書が語る神様が愛なるお方だからです。神の愛に生かされるとき本来のあなたが輝くのです。

 あなたもあなたの心も行動もすべてを御存知の神様を心から求めて歩みませんか。あなたの人生が豊かに整えられていく道はそこから始まるです。そしてどうぞ神の前を正しく歩むために教会にお出かけください。教会はあなたのために開かれています。それではまた聴いてください。

   (PBA制作「世の光」2011.9.2放送でのお話しより)

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。
こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし、日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。予約なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。
PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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