goo blog サービス終了のお知らせ 

 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■いのちを助け、支える方 / 岩井基雄

2011年09月09日 | Weblog
2011/9/9放送

世の光の時間です。お元気ですか? 岩井基雄です。今日も御一緒に旧約聖書の詩篇を味わいたいと思います。今日の詩篇は54篇の2節から4節です。早速お読みします。

 「神よ。私の祈りを聞いてください。私の口のことばに、耳を傾けてください。見知らぬ者たちが、私に立ち向かい、横暴な者たちが私のいのちを求めます。彼らは自分の前に神を置いていないからです。まことに、神は私を助ける方、主は私のいのちをささえる方です。」 詩篇54篇 2節から4節 

 これはイスラエルの王になる前のダビデが当時の王サウルから命をねらわれて逃げている場面で敵から場所を密告され、さらにいのちがねらわれていくという追い詰められた場面で歌われた詩篇です。

 私たちはこのような切羽詰った命の危険を体験することはそうないかもしれません。しかし人から傷付けられたり健康や安全が侵されたりして苦しみを味わい、ダビデのような切なる祈りを神様に捧げる方またさらには祈れないほどの重いうめきや嘆きを心に抱えていらっしゃる方は実は多いのかもしれませんね。

 ダビデは自分の敵を「彼らは自分の前に神を置いていない」と表現しています。ダビデ自身は神様の前にいつも自分を置き、神様と共に歩んでいました。そのように歩む者にも苦しみや痛みは容赦なく降りかかるのですが、ダビデの祈りはこう続いていましたね。「まことに、神は私を助ける方、主は私のいのちをささえる方です。」と。ダビデはどんな状況でも神様に絶対の信頼を置き、たとえ自分のいのちが失われても神様が死を超えた永遠のいのちを与えてくださると確信していました。そしてまたダビデは神を恐れない人々にくだされる神様のさばきも心に刻んでいました。そして彼が信じていた通りに神様は彼と彼の人生を守られたのです。

 ダビデと同じ祝福はあなたにも用意されています。神様に信頼し自分の罪を認めて悔い改める人を神様は本当に喜ばれ、その人の人生を豊かに祝福してくださいます。あなたが今、どのような苦難や痛みを抱えていたとしても、その中から神様に信頼し祈り従うとき、あなたの人生も神様の平安と祝福で満たされるのです。

   (PBA制作「世の光」2011.9.9放送でのお話しより)

******

 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。
こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし、日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。予約なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。
PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

******

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする