♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■愛を終わりまで

2009年07月14日 | Weblog

世の光の時間です。 お元気でお過ごしでしょうか。 関根弘興です。 今日も一日、さわやかに過ごしていきたいですね。 

 イエス・キリストが十字架につけられたことは大変有名です。 その十字架につけられる前夜、イエス・キリストは何と食事の席を立ち上がり、腰に手ぬぐいを取ってたらいに水を入れ、弟子たちの足を洗い始めたというんですねえ。 ヨハネの福音書には「その愛を残るところなく示された。」(13章1節)と記されているんです。 愛・・・・。人が最も必要としているものは何でしょう。 それは愛です。 その愛の中には少なくても六つの内容が含まれていると思うんですね。

 第一に、愛は理解する、という姿です。 愛は相手の思いや心・痛み・願い・訴え・・・相手のすべてを理解しようとします。 イエス・キリストはあなたのすべてを理解することができる方なんですねえ。 

 そして第二は、愛は思い遣る、ということです。 愛は相手と同じ立場に立って、喜びや悲しみを共に感じようとします。 イエス様は私たちと同じ人として来てくださり、私たちの弱さを知り、思い遣ることができるお方です。 

 そして三番目。 愛は受け取る。 愛は相手のありのままを受け取ろうとします。 存在そのものを受け取るのです。 愛すると言いながら、この人は何もできないから駄目、あの人はできるから立派、だから受け取りましょうというのは愛ではなく打算です。 イエス・キリストの愛は、私たちをありのまま無条件で受け取ってくださる、という愛です。

 そして愛は諭すという姿があります。 愛するがゆえに、ある時は相手を戒めるということもありますよね。 愛しているからこそ鞭を加えることもあるのです。 時に神様はあなたを諭すために愛をもって懲らしめることもあるでしょう。 

 そして愛は最善を期待する。 愛はいつも相手の最善を期待します。 相手が失敗したとしても、なおかつその人の最善を願い期待する、それが愛です。 

 そして六番目。 愛は愛する者のために犠牲を払うということです。 愛はいつも愛する者のために犠牲を惜しみません。 ヨハネの福音書15章13節には、「人がその友のためにいのちを捨てるという、これよりも大きな愛はだれも持っていません。」と書かれています。 イエス・キリストの余す所のない愛は、実はあの弟子たちだけに示されたのではなく、ラジオを聴いているあなたにも示されていることを御存知ですか? 十字架であなたのためにいのちを捨ててくださるいのちがけの愛、その愛はあなたにも注がれているのです。 

 (PBA制作「世の光」2009.7.14放送でのお話しより)

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。予約なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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