♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■永遠の道に・・・

2009年07月10日 | Weblog

世の光の時間です。 お変わりありませんか? 岩井基雄です。 

 リュートというギターに似た楽器がありますねえ。 14世紀から17世紀に発達した楽器なのですが、少し前にその魅力ある音色はどのようにしてできたかを聞き、教えられました。 

 それはずっと昔、風化作用というか、古びたリュートのボディにひび割れができたのだそうです。 するとその音色がとても新鮮で、更に美しい質のものに変わったというのです。 そのうわさはすぐに広まりました。 そしてリュート作りの職人たちは楽器に敢えてひびを入れる工夫をし、場合によっては石で叩いたりもしたのだそうです。 なくなって欲しいようなひび割れが、もっと素晴しい音色を生み出すことにつながったのですねえ。

 新約聖書のコリント人への第二の手紙4章7節には、「私たちは、この宝を、土の器の中に入れているのです。それは、この測り知れない力が神のものであって、私たちから出たものでないことが明らかにされるためです。」とあります。 

 神様を信じる人々は、その神様の愛と祝福という宝がその人の内にあり、たとい土の器のように壊れやすい存在であっても、かえってその弱さや欠けを通して神様の力が豊かに現わされていく、というのです。 まるで、ひび割れによってもっと豊かな音色が奏でられるようになり、力も与えられていく、というようなことなのですねえ。

 しかも、先の聖書のことばはこう続いています。 「私たちは、四方八方から苦しめられますが、窮することはありません。途方にくれていますが、行きづまることはありません。迫害されていますが、見捨てられることはありません。倒されますが、滅びません。」(コリント人への手紙第二4章8-9節) 

 苦しむことがあっても、それに窮したり、行き詰まったり、見捨てられたり、滅ぼされたりしない、というのですね。 神様を信じる者には、その内側にあるいのちが様々な苦しみの中で更に豊かに現わされ、すばらしい音色を奏でる人生へと変えられていく、というのです。

 あなたも、あなたの内側から力が与えられ、いちの溢れる人生へと変えられていきませんか? あなたを愛してやまない神様のもとにその人生の鍵があるのです。 どうぞあなたも神様のもとにいらしてください。

 それではまた聴いてください。 

   (PBA制作「世の光」2009.7.10放送でのお話しより)

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。予約なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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