♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■王がその席に着かれると

2009年07月06日 | Weblog

世の光の時間です。 お元気でしょうか? 村上宣道です。

 えー、街を歩いていますと、いろんな匂いって言いましょうか、香りって言いましょうか、そんなものが漂ってますねえ。 食べ物のいろんな匂いが漂ってきましたり、またはふっとすれ違った方が花を持っててその花の香りが楽しませてくれることもあったりとかですねえ。 この人はもしかしたら病院関係の人かなという匂いを感じたり、ああこの方はだいぶタバコを吸われる方だなあとかですね、そんな匂いを感じたりすることもありますねえ。 時にはふっとすれ違って、きつーい香水の匂いでウッ!って思ったりすることもあったりなんかしますが、私たちも年輩になってきてですねえ、老臭というふうな言い方をされることがあります。
年寄り臭い。 自分もそんな臭いがするのかなあ、と思ったりですね。 最近はですから男性のための香水とかそういうのも結構売れているらしいですし、使っている人も多くなってきているようなんですねえ。 

 まあそういうふうな体臭的なものというだけではなくって、何かその人の存在って言いましょうかねえ、その人の人柄と言いましょうか、その人から発散してくるその人の一つの香り、匂いというものがあるような気がするんですねえ。 

 で、聖書の中に、「神の前にかぐわしいキリストのかおりなのです。」(2コリント 2章15節)っていうふうなことが書かれてあったんですねえ。 そして、あなたがたを通して「キリストを知る知識のかおりを放つ」(2コリント 2章14節)ようにというふうな、そういうことばがあったりしますと、いったい私たちはどういう香りを放っているのかなあ、と思ったりする訳なんですねえ。 で、それは決してそのパーフューム(香水)をつけて匂いを良くして、というようなものではなくって、やっぱり内側から出てくるもの、その人の生き方や生き様やそういうものから自然に出てくる一つの匂い・香りというものがあるんだろうなあと思うんですねえ。

 旧約聖書の雅歌という中にですね、「王がその席に着かれたとき、わたしのナルドはそのかおりを放った。」( 雅歌 1章12節 )ということばがあるんですね。 いい香りが部屋いっぱいに満ちてきた。 それは王がその席に着座したとき。 何か私たちの心の中にその王である方が神様がイエス様がほんとに王座を占めてくださったらきっといい香りが私たちを通して香っていくのかなあ、そんなふうに思わされたりしています。

 ( PBA制作「世の光」2009.7.6放送でのお話しより)

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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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このサイトは URL名として
 http://yonohikari.biblical.jp 
が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。


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東海福音放送協力会へのお問い合せは、
 464-0044 名古屋市千種区自由ケ丘2-10 自由ケ丘キリスト教会内 電話052-762-
2196 へ


 





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