♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■正義と公平を

2009年07月08日 | Weblog

世の光の時間です。 いかがお過ごしですか。 板倉邦雄です。 今日は「正義と公平を」という題でお話ししましょう。 

 指導者に求められることは何でしょうか。 それは正義と公平ではないでしょうか。 悪人を懲らしめ、善人を奨励することです。 そして格差のない公平さではないでしょうか。 バビロンの王様ネブカデネザルの見た夢の意味は指導者としての心構えでした。 旧約聖書のダニエル書の続きです。

 さて、不思議な夢を見た王様は、ダニエルに夢の意味を話してくれるようにせがみました。 しかし、その夢の意味にどぎもを抜かれたダニエルは怯えて一言も口をきけなかったのです。 しかし遂にダニエルは答えます。 「実は陛下が夢で御覧になりました木、青々とした葉、皆が食べても足りるほどの実、木陰に動物が住み、枝には鳥が宿り、世界中の人々に見えるように天にまで達した高い木は陛下御自身でございます。 陛下は強く大きくなり、その偉大さは天にまで、その支配は地の果てにまで及びます。 陛下は神様の使いが天から降りてきて、こう言うのをお聞きになりましたね。 『この木を切り倒して滅ぼせ。 ただし切り株と根は若草に取り囲まれて残し、鉄と青銅の鎖をかけておけ。 天の露に濡れさせ、7年間、野の動物たちと一緒に草を食べさせよ。』 陛下、これはいと高き神様がお定めになったことですから必ず起こります。 陛下の国民が陛下を宮殿から追い出すでしょう。 陛下は動物のように野に住んで牛のように草を食べ、その背中は天の露で濡れるでしょう。 いと高き神様が人間の国々を支配し、お選びになった者に支配権をお与えになることを陛下が悟るまで、7年間このような生活が続くのです。 切り株と根が残されますので陛下が悟ったとき、国は返していただける、ということでございます。 王様、どうぞ罪を犯しませんように。 正しいことを行い、貧しい人を憐れんでください。 そうすれば神様のお赦しがあるかもしれません。 」(ダニエル書4章20節〜27節参照)

 さて皆さんは家族の間で、職場や学校で、あるいは地区で指導者の立場かもしれませんね。 くれぐれも私たちは、いと高き神様に立てられた者であることを忘れないようにしましょう。 私たちは神様のしもべであって、人を支配する者ではないのです。 

 聖書のことばです。 

 「 (すべての指導者は)、あなたに益を与えるための神のしもべなのである。」 ローマ人への手紙 13章4節 口語訳聖書

  ( PBA制作「世の光」2009.7.8放送でのお話より )

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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会に行ってみるというのもいいんじゃないかなあ。近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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