世の光の時間です。お元気でお過ごしでしょうか。関根弘興(せきねひろおき)です。今日もさわやかに一日を過ごしていきたいですね。
今日もヨハネの福音書の1章の中のことばを紹介しましょう。
「やみは光に打ち勝たなかった。」ヨハネの福音書1章5節。
もう来月になるとクリスマスの時期ですよねえ。クリスマスにはクリスマスツリーを飾り、また玄関にはリースを飾る家もありますよね。キリスト教会では、よくキャンドルサービスをします。キャンドル・ろうそくの炎を見ているだけで不思議と心が慰められる、そんな経験をあなたもお持ちではないでしょうか。一つ一つのキャンドルに火が灯されていくと、暗い部屋が暖かく柔らかな光で満ちていきますよね。あのキャンドルの光は暗闇を照らすイエス・キリストの姿を象徴しているんですね。右を向いても左を向いても真っ暗闇じゃござんせんかというフレーズが昔、はやりましたが、イエス・キリストは人の光、あなたの人生を照らす光として来てくださいました。この光は暗闇を照らし出す光なんです。
しばらく前ですが、友人と近くの山にハイキングに行きました。秋の紅葉を楽しみながらハイキングを楽しみ、その道の途中ですが、長いトンネルを通ることになりました。それは古いトンネルで、中には明かりが一つもないんです。トンネルの途中がカープしているものですから出口の明かりも見えないんですね。真っ暗闇の中で歩き出しました。すると自分がまっすぐに歩いているかどうかすら分からなくなってくるんです。しまいには壁に頭をぶつけてしまいました。そこで持っていた懐中電灯を出してスイッチを入れたんです。するとその明かりで足下を照らしながら何不自由なく進んでいくことができたんですねえ。
イエス様はこうも言われます。「あなたがたは、光がある間に歩きなさい。やみの中を歩く者は、自分がどこに行くのかわかりません。」そして続けてこう言いました。「わたしは光として世に来ました。わたしを信じる者が、だれもやみの中にとどまることのないためです。」(ヨハネの福音書12章の46節)。私たちの人生には闇が襲うことがありますよね。自分が一体誰で、どこに行くのか、分からなくなってしまうような迷ってる状態です。あなたはどこから来てどこへ向かって行くんですか? またある人は自分から闇を愛して愛なる神様に背を向けて自分で暗闇を生み出し、自分の人生を破壊している人もいます。しかしそれは本来のあなたの生き方ではありません。イエス様は人の光、あなたの光として来てくださったんです。この光は人生を導く光です。闇を追い出す光です。希望を与える、そして救いを与える光なんですね。
( PBA制作「世の光」2005.11.15放送でのお話しより )
*****
さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会に行ってみるというのもいいんじゃないかなあ。近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
***
このサイトは URL名として http://yonohikari.biblical.jp
が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。