二人の愛は互いを縛ったりはしない
彼らはなおも自分はそうは思わないと言う自由がある
自由に叫ぶことができる
破局に至ることなく相手にうんざりすることさえ自由
彼らは勇気を出してそのように行動する
なぜなら彼らの愛には揺るぎがないから
それが彼らのよって立つ土台
それで彼らの相手に対する決断は行動やことばに依存せず
奇跡の共同体が現実のものとしようという意志が中心となる
それでいてこの揺るぎなさは
彼らを傷つかない者とする訳ではない
彼らは学んできたのだ
自分たちの愛の捉え方の中に自分たちの傷つきやすさを織り込むことを
彼らは優しくありながら強い
そして強くありながら優しい
彼らは素晴らしく分離していて
独立していて
一人でいて
個人的でいて
そしてそうであることによって
自分たちの人生をそんなにも豊かなものとして一緒に過ごせるのだ
ウルリッヒ・シェーファー 『成長する愛』より
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