♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■価値ある資格

2005年11月11日 | Weblog

 世の光の時間です。お元気ですか? 安海靖郎(あつみ・やすお)です。

 今は資格の時代って言われますね。大学に行きながら専門学校にも通う、そういう学生も少なくありません。ま、仕事についていてもいろんな資格を会社から取るように要求されるなんて話も聞きます。また、第二の人生・退職後のための資格を、とがんばっておられる方もおられますねえ。ま、とにかく資格の時代でございます。

 私の身近な方で、こんな方がいるんです。20年以上も海外駐在したベテラン企業戦士でした。帰国してからは東京の本社で国際部長までしている忙しさの中に、何とNHK教育大学(※放送大学?)をこの間卒業したんですねえ。カウンセリングの勉強をして退職後は少しでも何かカウンセリングで人のお役に立ちたいってがんばったんですねえ。で、よくそんな忙しい中にがんばりましたねえ、って聞きましたら、そのがんばる力があるんだって。この方は海外に行く時もいつでも二つの写真を持って歩いてる、それが自分のいつも心の支えだって言うんですね。

 一枚の写真は人工衛星から青い地球をとった写真なんです。これをいつも机の上に置く。ま、いろんな問題、いろんな混乱がある。でもこの宇宙、地球と比べると問題は小さい、やる気が起こってくるってですね。もう一枚の写真は、ゲッセマネの園で祈るキリストの姿の写真です。キリストが世界のため、自分のために祈ってくれている。そして十字架についてこんなものを罪赦し、神の子としてくださってる。そんなことを思うと心の中に新しい力が湧いてくるっていう訳です。

 この私の友人は言いました。ま、いろんな資格も大切だし、そしてまたそれが役に立つ。でも自分にとってはまあ神の国に入る資格が与えられている。これが一番だと思うんです。だからまあいろんな資格を持ってこれからいのちある限り一所懸命人のために役立ちたい、そんなふうに考えているんですよって言うんです。

 新約聖書のヨハネの福音書1章12節にあるこばです。
この方(キリスト)を受け入れた人々、すなわち、その名を信じた人々には、神の子どもとされる特権をお与えになった。

 いろんな資格も必要ですけど、こんな、キリストを信じて神の国に入る資格を心の内にしっかり持つ、新しい生きる力の泉だと思います。

(PBA制作「世の光」2005.11.11放送でのお話しより )

*****

さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。近くの教会もPBAで紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

***

このサイトは URL名として http://yonohikari.biblical.jp 
が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。



  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする