百聞百見

ふじもと百男の政治活動日記

長崎原爆の日

2015年08月10日 04時58分57秒 | 日記
 9日(日)、朝歩く。昨日の夕立のせいか、いつもの朝に比べると涼しさを感じる。忠魂碑、佐保神社、大師殿のコース。足振りや棒振りもやる。

 午前中は事務所に出て書類整理やスケジュール確認、メッセージの作成などをやる。盆の間には少年野球大会や地区の夏祭りなどが開催される。
 テレビでは長崎での平和式典のようすが放送されていた。長崎市長も被爆者代表者も集団的自衛権の行使や安保法制への批判を述べていた。二度とこのような悲惨な戦争をしてはならない。安倍首相も思いは同じ。戦争を防ぎ、平和を守るための安全保障法制案だ。いかにして平和を守るのか、実現していくのかを現実的に議論していくことが最も大事なことで、戦争は反対は当然のこと。危険なのは日本の領土領海を侵害したり、ミサイルを日本に向けている周辺国の方だ。原爆の日に批判されるべきは、原水爆を保持し、ルールを無視して軍事的膨張を続けている国の指導者であって、日本の平和を守ろうとしている安倍首相ではないはずだ。
 もう一つ。今日はソ連が中立条約を破って日本に戦争をしてきた日だ。満州、樺太、千島列島へとソ連軍は侵入し、8月15日の終戦後も侵攻をやめなかった。学生時代にみた映画「氷雪の門」の真岡郵便局の女子交換手の「これが最後です」の言葉を最後に自決した場面を忘れることができない。
 夜、通夜式に参列した。亡くなったのは歴史民俗の会などでご指導いただいた方だったが、シベリア抑留の体験をもっておられた。「もらった命」が口癖で、花と緑の協会、寺の整備など人の役に立つ仕事を何でも引き受けてこられたというお話を聞いた。奇しくも終戦70年の8月9日ソ連侵攻の前日に90歳の波乱の人生の幕を閉じられた。

 午後、用事で市内を車で回った。余りの暑さに体温の調節機能を維持するのが大変だ。ちょうど甲子園で兵庫代表の滝川第二が新潟の中越と対戦し、激闘の末勝利をものにした。中越もよく戦った。悔し涙をぬぐう球児達を讃えたい。

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