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琵琶湖は世界で3番目に古い湖だって知ってた?

2016-03-14 12:47:39 | 原発

 東京新聞 に「川に生きる」(新村安雄 魚類生態写真家)という連載ものがあるのだけど、13日の記事を読んで、琵琶湖は世界で3番目に古い湖だということを知りました。
 古いから独特の生き物や固有種があること、近畿地方の水がめとなっているけど原発の風下にあるから事故が起きたら大変なことが述べられていたので、抜粋します。

●生き物育む「命の水」
 前滋賀県知事の嘉田由起子さんは、琵琶湖が単なる「水がめ」ではなく、貴重で生命にあふれる「命の水」だと話す。
 琵琶湖は世界に20もない古代湖というまれな湖だ。その歴史は400万年以上。琵琶湖は世界で3番目に古いといわれる湖だ。
 魚類では44種類の在来種がすみ、15種類が琵琶湖にしかいない固有の種だ。
 秋の初め、琵琶湖に注ぐ川でアユの産卵が始まる。生命の営みがおこなわれる川の上流部。その山を越した福井県の若狭湾には14基の原子力発電所がある。
 アユの産卵する秋から春にかけて、若狭湾から琵琶湖へ、北西の季節風が吹く。琵琶湖は原発の風下に位置しているのだ。
 現実に起きてしまった福島第一原発のような事故が起きたら、季節風はわずかな時間で大量の放射性物質を琵琶湖に運ぶだろう。滋賀県の80%、京都府69%、大阪府のほぼ100%、兵庫県でも48%の人々が琵琶湖の水を利用し、全体では1486万人に上る。
 あの日から5年が経過し、原発の再稼働が始まっている。しかし、電気を作る手段は原発だけではない。命の水、琵琶湖は「近畿の水がめ」でもある。そして、他に替わるものはないのだ。


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