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どこでもおきる可能性がある巨大地震に対応していない原発の設計基準 2/2

2016-05-25 09:19:52 | 大地震関連

 おまけにね、朝日新聞掲載「キーワード」の解説によると

●内陸直下型地震
 東南海、南海地震のようなマグニチュード(M)8級の海溝型地震が起きる前には、M7級の内陸直下型地震が多発することが知られている。専門家の間では、95年の阪神大震災(M7・3)もその一つとの見方が強い。中央防災会議は昨年11月、今回の6活断層を含む近畿・中部圏の13の活断層ごとに人的被害想定をまとめた。そのうち最大となるのは、大阪府内を走る上町断層で、97万棟が倒壊・全焼し、4万2千人が死亡するという。 (2008-02-19 朝日新聞 朝刊 1総合)

  だって。もっとでっかい海溝型地震が控えてるってことじゃん。
 原発いらない。ますますいらない。

 そしたらさ、今朝の東京新聞に、「南海トラフ ひずみ蓄積」という記事が載った。

 巨大地震が想定される南海トラフで、地震を引きこす地殻のひずみが四国沖や熊野灘、東海地震の想定震源域などに蓄積されているとする観測結果を海上保安庁などのチームが23日付の英科学誌ネイチャー電子版に発表した。

 地震国日本に原発を作るのがそもそもおかしいのよねえ。
 原発絶対いらないよー。


どこでもおきる可能性がある巨大地震に対応していない原発の設計基準 1/2

2016-05-25 09:09:42 | 原発

 東京新聞5月18日夕刊に、「熊本地震は内陸直下型 どこでも起こる可能性」(島村英紀 地震学 武蔵野学院大特任教授)という記事が掲載されたので、簡単にまとめてみました。

・熊本で震度7を2回記録し、震度1以上が1400回を超えた地震は、内陸直下型地震。
・内陸直下型地震は、プレート(岩板)が押してくることによって内陸部にひずみがたまり、岩が我慢できる限界を地下のどこかで超えてしまっておきるもので、日本のどこでもおきる可能性がある。
 (日本列島が乗った陸のプレートの下にフィリピン海プレートが沈み込み、陸のプレートが押されて内陸部にひずみがたまるってことかな?)
・熊本県益城町での加速度は1580ガルを記録したが、かつては「重力の加速度」である980ガルを超える地震動はあるわけがないと学者の間では思われていた。(ガルとは、地震動の加速度で一秒間にどれだけ速度が変化したか表す単位。地球の引力(重力)が980ガルなので、980ガル以上の加速度ガルが下方向から生じると地上の物体は宙に浮く=飛び上がることになる)
日本の原子力発電所の設計基準は500~700ガルである。
・熊本地震は日本最長の断層帯である中央構造線がおこした。中央構造線は、長野県から西へ延びて紀伊半島を横切り、四国の北をかすめ、大分から鹿児島まで九州を横断する長さ千キロもある大断層で、この大断層に沿って地震の「候補地」が並んでいる。
・熊本で地震が起きたことによってその場所のエネルギーは解放されたが、それは隣の地震との間の「留め金」がはずれたことになる。隣が地震をおこすだけのエネルギーをためていれば、連鎖的に地震が起きる可能性がある。
・現在の地球科学では、地下にどのくらいのエネルギーがたまっていて、どのくらい地震が近いかはわからない。
・活断層は中央構造線だけではなく、日本中にあり、わかっているだけで二千、わかっていないものはその3倍以上あるのではないかと考えられている。

 つまりさ、今後大きな内陸直下型地震が日本のどこでも起きる可能性があるけど、原発の設計基準はそれに耐えられるものじゃないってこと。今まで大きな地震があったときに原発事故がおきなかったのはたんなる偶然、すばらしい僥倖ってことだよね。
 島村さんは次のように言っている。

 「原発の設計基準ではせいぜい500~700ガルなので、それを超える地震の加速度に襲われたとき、いったい何が起きるのかが地球物理学者としては心配なことなのである。」
 「知られていない直下型地震は、これからも、日本のどこかを襲うのに違いない。この事実を私たちはいつも心に刻んでおく必要があるのだ。」


ちょっと一区切り 3/3

2016-05-21 13:18:06 | よもやま話

 それはさておき、 ハルトを看取り、送るという時間の最後のときにこの仕事をいただけたことが、どんなに救いになっていたか。
 大いなる何者かがとてもよい流れをつくってくださっていることをしみじみと感じました。ハルトの介護中はとってもしんどかったんだけど、それも含めて、生かされているなあ、慈悲をいただいているなあと思います。

 今回の仕事で落ち込むこともありましたなあ。現行本の見直しも必要ということなので、新しい項目についてとりあえず書き終わってから現行本をチェックしたんだけど、最初から現行本を全部読んでから新しい項目について書いたほうが整理がついたじゃないのと……。こういうのを急がば回れというのねえ。
 いちばんガックリしたのは、以前の自分の文章のつたなさでございますとも。ほんとにもう、ショボーンですわ。そのときに、できるだけのことをできるだけしていたつもりなんだけど、調べきれなかったことがあったのねえ。そのときは時間が足りなかったということを考慮しても、簡潔に書くことがへただったのねえ。時間が足りなかったってことは言いわけにならないわねえ。
 ま、10年前よりは成長してるってことで。でも、版元さんごめんなさいでした。
 ああ、もしかして数年後にでも今回書いたものを読んだら、「あのときアタチは若かった、ばかかった」と嘆くのかしら。
 嘆けるぐらい、もっと成長できたらよいのう。でもそうならば、やっぱり版元さんごめんなさいであります。

 一昨日に一区切りできたのでおいしい日本酒をいただいたのだけど、いつもの量でかなり悪酔いしちゃったよ。
 昨日はからだのメンテナンスをしたし、お酒も飲まなかったから、今日は楽しい本を読んで、ちょっとお酒もいただこう。
 私が持っていないティナ・ターナーとジャニス・ジョプリンのCDも図書館で借りられたし。
 ほんとにね、有り難いことです。 すべてに感謝であります。


ちょっと一区切り 2/3

2016-05-21 10:46:03 | よもやま話

  で、早くから取り掛かっておいてよかったですよう。
 ごく普通のことながら、締め切りは決まってるけど、たくさんのお仕事を抱えて平行作業をしている編集部さんの作業が遅れて、どうも2か月くらい押してるらしい。もしも前から準備して書いていなかったら、時間を1か月ほどもいただけなかったなかったかもしれないのでございます。あたしの頭がとろいのを前提にしてもですね、100以上あるたくさんの項目についてほぼ3か月かけて調べて書いて、検証して直してまた確認してってのを1か月じゃできないだろうと思うのよ。
 それでまた思い知ったのが、短いものだとたかだか50~80字でまとめる記事だけど、その項目についてたくさんの情報をもっていないとあたしとしてはとっても不安なんだだってこと。書いたものについて質問されたとき、「これはこういうことです」 ときちんと説明できるかどうかは、その情報があるかどうかなんだもん。まあ、質問されることはないだろうけどねえ。
 たくさんの情報があるからこそ、書き換え依頼があってもすぐ対処できるんだしねえ。
 でもね、50~80字程度で説明するとなると、適当にまとめた文と調べ込んでまとめた文にあまり差がないかんじなのよねえ。
 うーん、あたしゃ要領が悪いってことか。ちょっとトホホでございます。


ちょっと一区切り 1/3

2016-05-21 10:36:33 | よもやま話

 以前たずさわった食品成分表関係の資料本について、10年ぶりに大改訂をおこなうということになったとのことで、ありがたいことにふたたびかかわらせていただいています。もう、嬉しくて嬉しくて。
 あたしゃいろんな資料を読むのが好き、まとめるのが好き、書くのが好きなのだなあと、つくづく再認識いたしましたのであるよ。←ナントヒデエブンショウデアルコトヨ。
 ま、好きなジャンルのことだからそんなことが言えるんですけどさ。
 これがアアタ、数字やアルファベットが羅列されてるようなもんを渡されてご覧なさい。読むより何よりちょいと見ただけでひっくり返って頭打ってもっとパーになっちゃう。(これ以上パーになりようがないという古典的なツッコミはいりませぬ)
 好きなことだからさ、正式に依頼をいただくのが4月くらいということだったけど、打診していただいた1月中頃ぐらいからもう調べはじめて山ほど資料を集めながら、3月ごろには書きはじめちゃってたの。ほんとにもう嬉しくて楽しくて幸せで、あらどうしましょ! うっふっふ状態。

 犬のハルトのようすを見ながら、大丈夫そうだったら図書館にとんでって資料あさりして本を山ほど抱えて帰ってくる。1時間以上はかけられないし。レファレンスサービスもフルに活用させてもらって、ありがたやありがたや。
 ああ、さいたま市住民でよかったわぁ。浦和は昔から図書館がけっこう充実していたけど、市の合併でさらに利用できる図書が増えたのがありがたい。あたしゃねー、さいたま市を作っちゃった市町村合併には反対なんですけどねー、図書館関係だけに限ってはありがたいことだったと思いますのでございます。


使ってよかった防音マット

2016-05-03 10:32:26 | うれしい

 ベッドを椅子としても使っているのだけど、座るたびにぎしぎし音がするようになっちゃった。下の階の部屋に響いていたら申しわけないなと気になりました。
 ベッド自体の構造的な問題かな、でもとりあえず下の階に響かないようにするのが第一だなと思って防音効果のあるものを探したら、百均で「防音マット」を見つけたよ。厚さ一センチ、長さ十センチぐらいの4個入り。
 さっそくベッドの足の下に敷いたら、あーら不思議、ギシギシときしむ音がしなくなったのよ。
 そういえば、きしみ音がするようになったのは、ベッドの位置を変えてからだ。
 ベッドの足と床がこすれて音が出たのいたのかしらん。
 とにかくスッキリ解決。
 ベッドを解体して修理しなくちゃいかんかのうと思っていたのでとっても助かりました。防音マット、ありがとう!

 こんな程度で楽になれて、私はありがたい状況にいます。
 感謝です。
 戦争になったら、災害にあったら、こんな状況にいられない。だから、憲法改悪反対。戦争はいらない。原発はいらない。できることはやっていく。

 


「戦争のできる国」を「戦争をする国」にしないために

2016-05-01 09:30:07 | 大地震関連

 今朝の東京新聞「本音のコラム」掲載の「戦争のできる国」(山口二郎 法政大教授)を紹介します。 

 ほんとにね、「戦争のできる国をつくった張本人たちを選挙で落とさなければならない」よね。
 ほんとにね、そうすることが「それこそ主権者としての義務である」よね。
 うん、義務であり権利だよね。