ふうるふうる・たらのあんなことこんなこと

いろんなできごとを面白がってしまおうと思っています。
日常のあれやこれや記事です。

久しぶりの記憶喪失でしたわ

2014-04-29 10:17:01 | アホ話

 つい先日の話。
 「洌(れつ) 純米大吟醸 山田錦 発泡にごり」(小嶋総本店 山形県米沢市)の1升瓶を買っちゃったんだよう。4合瓶は売り切れだったんだもーん。
 森田商店の洋子さんに「さすがに1升だと1日じゃ飲めないわあ」と申しあげて家に帰り、夕方にもならないうちから飲み始め、順調に記憶をなくしたらしい。たぶん3時間かからずに7合ぐらい飲んだのではなかろうか。
 しかしこの御酒の元気さは何なのだ。写真を撮っていないので、よそさんのをお借りするです。
http://item.rakuten.co.jp/nagatasyouten/10001390/
http://ameblo.jp/fansong/entry-11805638031.html

 栓を長めの押しピンで上からぶっさして貫き、ゆるめて、泡が上がってきたらまた差し込んで止めてというのを何度も何度も繰り返す。とっても時間がかかってトホホ。
 おまけに手をゆるめたら押しピンが発射してどっかに飛んじゃって、ピンが抜けた穴をあわてて指で押さえたらぐいぐい押してくるんだな、元気な炭酸が。
 泣いたね、「どうしようかのー、どうしようかのー、あてくしの繊細な指がもつかのー」←棒読み
 調節しながら、ふたが開けられるくらいまで炭酸を抜いたら10分以上かかったよ。ほんとーに元気な発泡にごりだ。
 ジャパニーズシャンパンばんざーい!
 
 ふたが開いたら、うふ、しめこのうさうさ。
 まだ3時ごろだったけどねー、大きめのグラスにゆっくりついでシュワシュワ感を楽しみながら飲む、飲む、飲む、飲む……。

 翌日は久しぶりの二日酔いだったけど、午後には回復。いい日本酒は悪酔いしないねえ。単に胃と肝臓が危ぶまれ、糖尿病におびえるだけだわ。ほほほほほ。
 もっとあじわって飲みゃよかったなあということだけがかなり心残りである。
 残ってる御酒、さすがに炭酸がすっかり抜けてるので、炭酸水でわって飲んだよ。これもうまうま。

 「きさン、アルコールでありさえすればよいのか。ふらちものめ」


うふ、お許しになってェ


「あ、かまっちゃいけない対象に呼びかけてしまった


 はーい、アホバカネーチャンですよー。

 しかし、記憶をなくしてるときは何をしちゃってたのかのー。昔は「どうしよう、なんかひどいことしちゃったんじゃないか」とすっごく後悔&おびえていたけど、家飲みだし物は散乱してないからたいしたことはしていないだろう。もしかしたらどっかに電話したかもしれんが、被害者がいたらごめんよ。
 うーん、図太くなったもんだなあ。よし、よく成長したぞ、私。  
(って言っちゃっていいのかしらんとちょっとドキドキであります)


花をめでながらニンジン買いに

2014-04-21 14:46:04 | よもやま話

霧雨が降っているようないないようなお天気のなか、武蔵浦和駅ビルマーレの外で販売している埼玉産野菜を買いに。
10時から販売だけど、多種多量を売っているわけではないこともあって11時頃にはほとんど売り切れちゃうような人気になっているようです。

道すがらたくさんの花を見ることができてとっても嬉しい。

サツキ


あちこちで見かけるハナミズキ、白花も赤花も花盛り。




モッコウバラも花盛り。


これ、たぶんウンナンオウバイ(ウンナンソケイ)だと思うんだけど、植物名をご存じでしたら教えてください。


ツルニチニチソウの青紫がきれいなのよ。


エンドウの白花。


もうサヤエンドウも実ってる。


たぶん菜の花だけど、細くて花が小さい。
手前の白いのはタンポポの綿毛。


タンポポはお天気が悪いからかつぼんだままでした。



糖尿病猫、弱ってるんだか元気なんだか

2014-04-18 08:33:56 | 犬猫

 検査入院で1泊してからほぼ1週間たち、よれよれながらも歩けるようになってくれた幸太くん。

 入院して何をするかってえと、インスリンが効いているかどうかを調べるため、1日4回ぐらい採血して血糖値の推移を検査する。
 で、1泊入院すると19時間くらいケージの中にいることになるのよ。たったそれだけの時間動かないでいるだけで、うちに帰ると後ろ足が立たなくなっちゃってるんだわ。今回は両手首もおかしくなっていて、検査入院するのがはたしていいのかどうか考え込んでしまった。
 うちにいても寝床にこもっているけど、エサとトイレのために1日に50メートルは歩いている。少なく感じる距離だけど、でもまったく歩けないのとは段違いみたいで、退院直後の、後ろ足を1歩動かすたびに座り込んだりころんだりの状態から、数日で1メートルほどは続けて歩けるようになる。
 そしてほぼ1週間たった今朝、アタシの朝食のお皿からかなり大きな鳥肉1片をかすめ取ったらしい。お皿を流しに持っていくとき、床に食べ残しが転がっているので気がついた。
 いつの間にかっぱらっていつの間に運び去ったのだ?
 もしかして瞬間移動できるようになったのか?
 それとも念動力で鳥肉を移動させ、食べ残しを証拠隠滅のためにまた数メートル移動させたのか?

  うーん不思議。本当に不思議なのよ。

「ふっ、アホネエにはわからぬことよ。
 むだな考え休むに似たり」


原発ゼロを決めたドイツは世界の先頭走者をめざしているのね

2014-04-16 09:38:19 | 原発

 小泉純一郎、細川護熙両元首相が、脱原発を目指す一般社団法人「自然エネルギー推進会議」を設立する。安倍政権が原発推進路線を明確にする中、学者や文化・芸能など幅広い分野の著名人が参加、脱原発の国民運動を起こす狙いがある。再生可能エネルギー普及に向けた活動のほか、今秋の福島県知事選や来春の統一地方選などでの脱原発候補の支援も視野に入れる。

 って報道されたけど、なんかうさんくさいなあと思っちゃう。票田を獲得して政権をとり、とったら知らん顔で安倍首相のようにやりたい放題したいからか。東京都知事選でのように、脱原発や反原発の動きを分断するためか。
 何を狙っているんだ。踊らされないように気をつけなくちゃなあ。
 私ってば考えすぎ? 

 さて、今日の東京新聞社説「ドイツは失敗したか<6> 脱原発という合理主義」から抜粋します。

 二二年までに原発をゼロにすると決めたドイツは欧州連合(EU)内でも少数派に属し、隣のオーストリアとともに「孤独な戦い」と評されることもある。
 ドイツは日本と同じ、資源小国、そして輸出大国だ。だが日本と違い、原発への回帰は、もうあり得ないと、誰もが言う。
 日本では、脱原発が原発立地地域の雇用を奪うと不安視されている。向こうでは、むしろ多くの自治体が、再生可能エネルギーを地域振興の柱に据えている。

 なぜ「孤独な戦い」に挑むのか。
 社会民主党(SPD)のジョー・ライネン欧州議員は言った。
 「私たちは二十一世紀の世界が求めるものを先取りし、新時代の輸出産業を育てています」
 再生可能エネルギーは時代の要請だ。ドイツは先頭走者をめざしている。その挑戦は「原発ゼロ」にとどまらない。温暖化対策とは両輪で、省エネと技術革新による社会基盤の変革、そして産業革命や新たな輸出戦略の構築にまで及ぶ壮大な構想に違いない。


  でも、現実問題として次のことも述べています。

 今のところ、ドイツの脱原発が抱える最大の課題は送電線の拡充だ。風力が豊かな北の海から、自動車産業など製造業の集積がある南部に向けて“電力のアウトバーン(高速道路)”と呼ばれる送電網を築く必要がある。ところが、これがなかなかはかどらない。
 高圧線の敷設による景観阻害や地価の下落、健康への影響などを心配し、反対を唱える人が少なくないからだ。脱原発には賛成だし、送電線が必要なのもよく分かる。しかし「ノット・イン・マイ・バックヤード(わが家の裏庭はだめだ)」なのである。

 そうなのよねー、他人事(ひとごと)ならどこまででも理想を語れるけどさー、自分のことになったら「ノー!」と言う。
うへえ、かっこわりー。
 なにごとでも、自分の身に引きつけてどうすりゃいいか考えていかにゃならんわね。


『原発洗脳』抜粋その6(終)

2014-04-14 07:51:32 | 原発

 『原発洗脳』(苫米地英人 日本文芸社)からの抜粋です。

●ウランは天然ガスより早く枯渇する
 天然ウランは、無尽蔵にあるわけではなく、いずれ枯渇します。
 全世界のウランの埋蔵量は、30年とも80年とも言われます。
 ウラン資源が何十年か後には枯渇するのですから。原発の代替エネルギーを考えることは必要不可欠なことです。
 太陽光、風力、地熱など、自然エネルギーの開発を進めるとともに、当面の間は、天然ガスなどを利用したエネルギー施策をとっていけば、「脱原発」は十分に可能であり、ウラン資源の枯渇にも対応できるのです。

●“再生可能エネルギー”の中の“新エネルギー”の例
  ◎発電分野……ソーラー(太陽光)発電
                風力発電
         バイオマス発電
         中小規模水力発電
                地熱発電
 ◎熱利用分野…太陽熱利用
                温度差熱利用
                バイオマス熱利用
        雪氷熱利用

 (日本には)エネルギーがないのではなく、単に、効率的な取り出し方が見つかっていないだけです。取り出し方さえ開発すれば、日本列島の地下、日本の海域の地下から、膨大な新エネルギーを取り出すことができます。

 日本にはエネルギーがいっぱいあるじゃん! 取り出し方、使い方の開発を進めようよ。
  日本は海に囲まれている火山列島だから、潮力発電と地熱発電にはもってこいだと聞いたことがあるんだけどなあ。

 この本で苫米地さんは、
・原発はアメリカの戦略の一環として利用・管理されているけど、国民の総意で「脱原発」の決意を示せば脱原発できる。
・原発がなくても、日本には利用できるエネルギーがたくさんあるからそれを利用できるようにすればよい。
ということを教えてくれています。アメリカのことなどはホントかなあと思ったけど、福島第一原発がだめになったときのアメリカの素早い対応を思い出して納得しちゃった。
 参考になることがたくさんあると思います。


原発推進に戻っちゃったよ「エネルギー基本計画」

2014-04-13 10:01:06 | 原発

 「まだ原発のこと書いてンの?」と言われちゃったけど、これが書かずにいらりょうか。
 「書きますわよ!」←お古いはやり言葉ですみませんのう。

 政府は11日の閣議で、国のエネルギー政策の指針となる「エネルギー基本計画」を決めました。エネルギー計画のポイントは次のようになっています。
▼原発は重要なベースロード電源
▼規制基準に適合した原発は再稼働を進める
▼原発依存度は可能な限り低減。安定供給などの観点から確保していく規模を見極める
▼再生可能エネルギーは二〇一三年から三年程度、導入を最大限加速し、その後も積極的に推進する
▼もんじゅは高レベル放射性廃棄物の減容化の国際研究拠点にする

 「エネルギー基本計画」って、政府に策定が義務付けられた国の中長期的なエネルギー政策の指針で、おおむね3年ごとに見直し閣議決定するそうな。
  2010年策定の計画では、原発事故を受けて民主党政権が原発ゼロ方針に転換して基本計画の見直しに着手したけど、政権が自民党に交代したので今回のように原発推進に戻っちゃったわけだ。
 でもさ、2012年の衆院選では自民党も公明党も「脱原発依存」を公約として掲げてたのよね。
 それなのにいともかーんたんに公約を破棄してくれたのさ。有権者をなめきってます。国民をバカにしてる。裏切られてるんだよ。
 うん、次の策定で原発ゼロ方針に転換するように声をあげていこう。

2014年4月9日 朝刊から

 東京新聞から抜粋します。

2014年4月11日 夕刊
●原発ゼロ 政権放棄 エネ計画閣議決定
  東京電力福島第一原発(福島県)の事故を収束できず、核のごみの行き場も決められないなど多くの課題を残したまま、原発を「重要」と位置付けて活用する方針を明確にした。政府が民主党政権時に「国民的議論」を経て決めた原発ゼロ方針にはひと言も触れず、密室の議論で原発の維持推進へとかじを戻した。
◆事故・賠償、棚上げ 「原子力ムラ」復活
 政府が閣議決定したエネルギー基本計画は、安倍晋三政権の発足で息を吹き返した経済産業省や文部科学省のほか、電力会社など原発を推進してきた「原子力ムラ」の思惑を反映した。
 大事故が起きた場合の対応は棚上げ。政府と電力会社が押しつけ合う賠償責任については「総合的に検討する」と逃げるなど、基本計画は「原子力ムラ」に都合よくつくられた妥協の産物となった。
  すでに原子力規制委員会は十原発十七基の原発について新基準をクリアするか審査を進めており、夏にも鹿児島県の九州電力・川内(せんだい)原発が合格する可能性がある。政府は原発の海外輸出を増やす方針も固めている。
 使用済み核燃料の最終処分場や再利用計画も全くめどが立たないなど多くの課題を抱えたまま原発稼働を急ぐ安倍政権のエネルギー政策は無責任体質への逆戻りと言わざるをえない。

2014年4月12日朝刊
●社説 「原発回帰の危険な道 新エネルギー基本計画」
◆雇用の維持と創造は
 私たちは長い間、電気は、大手電力会社にしかつくれない、供給できないという思い込みにとらわれてきたようだ。そのせいで、地方に巨大な原子炉を設置して、大量の電気を都会へ送り込むというシステムを、培ってきたのではなかったか。
 日本は再生可能エネルギーの宝庫である。北は風、南は地熱や太陽光に向いている。水力も豊富にある。長い海岸線を持つ島国の特性として、海に浮かべる洋上風力発電の潜在力も極めて高い。
 再生可能エネルギーは、地域の可能性である。原発維持は、その可能性を潰(つぶ)しかねない。
 立地地域の人々は長い間、原発事故の恐怖と隣り合わせに暮らしてきた。脱原発だからといって、その人たちの暮らしを奪ってはならない。これからの産業、そして雇用が必要なのだ。
 当面は、蓄積した技術を生かし、廃炉ビジネスで雇用を拓(ひら)く道がある。だが、本当に必要なのはその次なのだ。既存の送電網を生かした自然エネルギーによる発電も、地方に雇用を生み出す有力な産業の一つに違いない。
◆新しいネットワークへ
 北海道と本州を結ぶ送電網の拡充も必要になるだろう。十電力会社の寡占から、融通のネットワークに踏み出すことが、再生可能エネルギー普及のかぎになる。
 大手電力会社も含め、いつまでに、どこに、どんな発電所を配置して、どのようなネットワークを築くのか-。原発立地地域の雇用の維持と創出を常に視野に入れながら、もう一つの基本計画を、政府は提示すべきである。
 それはそのまま、脱原発依存社会の未来図にもなるはずだ。後戻りしてはいけない。


『原発洗脳』抜粋その5

2014-04-10 18:47:16 | 原発

中浦和“ふうるふうる”のたらです。

 『原発洗脳』(苫米地英人 日本文芸社)からの抜粋です。
 情報操作でだまされたらいかん、情報って何か考えたほうがいいんだよねえ。

●「はじめに」から
 テレビと新聞の情報に頼っている人は、いつの間にか洗脳されてしまう危険性があります。
 書籍にアクセスしにくい地方の住民は、テレビと新聞以外に情報を得る手段がなく、この2つのメディアをおさえれば、たやすく情報コントロールできてしまうということです。
 テレビと地方新聞は、電通の影響が強く及ぶメディアですから、電通さえ牛耳ってしまえば、いくらでもメディア・コントロールができます。
 どんなに情報リテラシーの高い方でも、大量に流された大手メディアの情報によって、知らず知らずのうちに、なんらかの影響を受けているはずです。
 まずは、テレビや新聞による「原発洗脳」から自分を解放してあげましょう。

●原発不要論につながる情報は徹底的に否定された
 これまでは、利益率の高い原子力発電を優先するため、経産省、電力会社、御用学者たちは、国民に原発以外のオルタナティブ (代案)を考えさせないように、巧みに情報操作をしてきました。
 メディアを使って、一方的な情報を流し、国民を騙して「原発以外の選択肢はあり得ない」ということを信じ込ませてきました。
 正しい技術情報が国民に伝えられておらず、原発洗脳が続いていたのです。
 しかし、原発事故後は、ようやく安全神話の洗脳が解かれ、原発に代わるオルタナティブについて議論できる時代がやってきました。
 これからは、正しい情報に基づいて、どんな発電形態がいいのかを冷静に議論することが必要です。
 よく「日本にはエネルギー源がない」といわれますが、これも洗脳の一種でしょう。
 物理学を学んでいる人にはよくわかると思いますが、エネルギーは、どこにでも存在しています。
 質量があるだけで、そこには莫大なエネルギーがあるのです。
 問題はエネルギーの取り出し方です。


星善さんにもいいお酒がそろってるのよ

2014-04-09 08:07:11 | うれしい

 また、いいお酒をそろえているお店に出合えました。
 武蔵浦和駅からちょっと離れた住宅街にある「星善」というおそばやさんです。

日本酒のメニュー




4月8日現在でこういうのもそろってます。


お酒のメニューはテーブルに出ていないので、「日本酒のメニューをください」って頼んでね。
普通のメニューには次のように載ってます。


興味があるかたは「食べログ」をごらんください。


『原発洗脳』抜粋その4

2014-04-09 06:36:21 | 原発

 『原発洗脳』(苫米地英人 日本文芸社)からの抜粋です。

●原発ピラミッドの頂点にいるのは誰か?
 原発ピラミッドは巨大利権の構図です。
 原発ピラミッドの頂点に立つのは、アメリカの支配者層です。
(第二次世界大戦で敵国であった日本を占領したアメリカは、日本を徹底的に弱体化させる方針をとった。そのアメリカが、日本が原子力を持つことを許可したのはアメリカの国益のため)
 日本の原子力施設は、アメリカ軍に常に監視されています。
 第二次世界大戦で核兵器を使用して以降、アメリカの安全保障の中心は、「核(ニュークリア)」になっています。
 戦後は、「核の傘(ニュークリア・アンブレラ)」という言葉がよく使われていましたが、「核」の抑止力こそが、アメリカの安全を守る最も重要なものでした。
 アメリカは、実質的に日本を併合する戦略をとりました。1951年のサンフランシスコ講和条約で日本を独立国の形にしつつ、同時に締結した日米安全保障条約で、アメリカのコントロール下に置くというものです。
 いうまでもなく、「安全保障」の中には、核(原子力)が含まれています。
 つまり、敗戦国・日本は、独立国として法律や経済政策などあらゆることを独自に決めることを認められた代わりに、一部、例外的分野として、安全保障分野(核兵器、原子力を含む)は、アメリカ軍の「コマンド・アンド・コントロール」下に位置づけられることを承諾したのです。
 原発施設は、表面的には、日本の民間企業ですが、現実には、アメリカ軍の「軍事施設」と言っても過言ではありません。少なくとも、彼らはそう思っています。

(商業用原子炉で使うウランは4パーセント前後に濃縮したもの。核兵器に使うには90%に高濃縮する技術が必要で、日本にはその技術がない)
 つまり、核技術を持った国は、商業用原子炉の核燃料を短期間で核兵器に転用することが可能だということです。 
  アメリカは、日米安全保障条約をたてに、有事の際には日本の原子力発電用の核燃料を接収し、アメリカ軍の技術を使って核兵器に転用できる高濃縮ウランに変えます。そうすれは、核兵器がいくらでもつくれます。
 要するに、日本の原発は、アメリカ軍のためのウランの備蓄基地として利用されているのです。
 日本人は、「原子力」という言葉にごまかされ、その実体を見誤っています。「原子力」イコール「核」であり、原子力発電所というのは、「核施設」なのです。
 電力会社や経産省(旧通産省)による情報操作、それに荷担する広告代理店、報道機関などが流す大量の情報の影響によって、国民の頭の中に、「原子力=平和利用」というゲシュタルトが出来上がってしまいました。 (補足 ゲシュタルト=形態)


●国民の総意で決める「日本の未来」
 日本の原発は、日米安保と密接な関わりを持っています。その点についても理解し、理性を持って、よく議論をしたうえで、国民の総意で「脱原発」を話していく必要があります。
 もし、原発政策を「脱原発」に変更できるのであれば、国民の総意で、日米安全保障条約を改定し、日米同盟を見直すくらいの決意がないと、問題は解決できません。
 国民総意で決意を示せば、アメリカも態度を変えざるを得ず、脱原発の方向に向かっていけます。


 これを書いていたら、また友人O君から以下のような情報をもらいました。

 私は、どんな分野も根本の問題は、お米の国の(子会社(下請け))だから
 だとしか言いようがないと思います。
「子会社(下請け)」が「親会社(元請け)」には従うしかないということだと思います。
 
下記などが良い例でしょう。

日○○子力協定の真相とは?「日本はなんとしても自力で○兵器をつくる力を
身につけておきたいと思ったわけです」~第31回小出裕章ジャーナル
http://www.rafjp.org/koidejournal/no31/

【借金に追われて】日本が太平洋戦争に突入した理由が悲しすぎる【原○・靖国まで】
http://matome.naver.jp/odai/2136214578373977801
 知ってると思いますが、欧米に良いように操られてしまってます。

 
小説「ホワイトアウト」でも書いてあるとおりに

>「この程度の民度なのである」という記述。
>本当に私たちは自分の仕事を毎日して、自分の好きなこと
>をやって、政治や世の中のことには無関心です。
>それがこういう事態を招いたのだと思います。

>デモは必ずしも有効な手段ではないのかもしれません。
>この本でも警○にビデオで顔を撮られ、後で隣の家などに
>「隣の奥さんこないだデモしてたようですが」と言われれば
>素人は震え上がり、プロしか残らない。
>実際に警○力によって、○発権力に反対する人は拘禁され
>仕事の座を引きずりおろされ、多くの場合に抵抗もできない。
 
 EU系などは自分達で勝ち取った権利だから話もするでしょう。
 逆に、日本人で政治の話をすることはほとんどない
 引かれてしまうことが多いでしょう。

 結局、日本は、欧米・官僚から「与えられたもの」ということなのでしょう。

 うーむ……。


『原発洗脳』抜粋その3

2014-04-06 16:06:04 | 原発

中浦和“ふうるふうる”のたらです。

 原発はやめない方針とか、電気料金をまた値上げするって言ってるけど、電気料金の決め方を知ってしまうと「ふざけんなよ」としか思えないんだが。
 『原発洗脳』(苫米地英人 日本文芸社)からの抜粋です。

●こんなに儲かる原発ビジネス
 電力料金は、総括原価法式で決定されています。
 わかりやすく言えば、「必要な経費に報酬を上乗せしたものを電気料金にしていいですよ」という仕組みです。
 普通の会社は、お客様が買ってくれる価格で売るために、努力して原価を下げていきます。
 ところが、電気の場合は、安くつくらなくても、かかった費用に一定の報酬を上乗せした料金を電力料金としていいことになっています。
 総括原価は、「必要経費」と「事業報酬」の2つに分けられます。
 必要経費は、発電するのに必要な燃料や設備の費用です。
 事業報酬は、レートベースと呼ばれる事業資産がベースとなっています。事業資産に報酬率を掛け合わせたものが報酬となります。事業資産の中には、原発の建設中資産、核燃料資産などが入っています。
 まだ完成していない、つまり、まったく電気を生みだしていない原発資産に一定の報酬率を掛けた「報酬」を、今現在の電気料金の中に含めているのです。
 建設に何年かかろうと、どれほど巨額の資金がかかろうと、電力会社は、電気料金に上乗せできるため、何の痛みもなく原発を造り続けられます。しかも、その資金は銀行からの借り入れや電力債であり、手元に1円もなくてもつくることができます。
 たくさん原発をつくって、その分を電気料金に上乗せしておけばいいのです。
 原発が完成したあとは、今度は減価償却費としてコスト計上することができます。そのコストを乗せて、電気料金の設定ができます。 
  事業資産に約3パーセントを掛けた金額を報酬として受け取れますから、資産が増えれば増えるほど報酬が高くなります。
  火力発電所よりもコストのかかる原子力発電所を造ったほうが、電力会社としてはおいしいのです。

●「原発国有化」で困る人たち
 第Ⅰ章で述べたように、東電は、国有化されていません。実質的には、東電自身による買収であり、東電のコントロール力がいっそう強まりました。
 なぜ、国有化のふりをして、民間企業であり続ける方法をとったのでしょうか。東電に群がる人たちにとって、東電は民間企業のままのほうが都合がいいのです。
 公益事業を民営のままにしておきたいのは、役人、株主、従業員です。
 (役人は)国営企業では、国民の監視の目があって、自由に天下りできなくなります。
 東電は、地域独占が認められており、独占的に高収益をあげていました。
 (株主は)国有化されると、株式が実質的に無価値になるだけでなく、これまでの「民営・独占」のおいしい形態が崩れてしまいます。
 従業員も、世間相場より高い給料を得ていますから、国営になって給料を減らされると困ります。経営幹部には、事故を起こしておきながら世間以上の報酬を得ている人たちがたくさんいます。
 こうした人たちは皆、東電の利権に群がっている人たちです。


桜を堪能

2014-04-05 15:22:46 | よもやま話

中浦和“ふうるふうる”のたらです。

 「鴨川堤桜通公園」で桜まみれになってきました。
 荒川のわきを流れている鴨川、そのわきの桜並木です。何百本あるんだろう。
 まずは桜区役所内の桜図書館に行き、ひょいと土手にあがって自転車をゆっくり走らせながら西浦和方面へ。



 土手の上の道は、小さな車がようやくすれちがえるぐらいの狭さ。やっぱり自転車がいいな。


 桜の下で宴を楽しんでいるグループがけっこう目につきました。ちょうどお昼時だったし、今夜は雨とのことなので、最後のお花見になるのかなあ。
 でも、ここの桜はいろんな種類が植えられているので、これから咲くのもけっこうあるのよ。
 桜橋で中浦和方面に折れ、
 鴻沼川に添って咲いている桜の下をゆるゆると進み、


うちに帰ってお昼ご飯。
 ああしあわせ。ありがたいなあ。


『原発洗脳』抜粋その2

2014-04-05 08:38:42 | 原発

中浦和“ふうるふうる”のたらです。

 『原発洗脳』(苫米地英人 日本文芸社)からの抜粋です。

●「日の丸原発」という幻想
 日立、東芝、三菱は、世界の原子力の主要プレイヤーであり、東芝は高い原発技術を持つアメリカのウェスティングハウス・エレクトリックの原子力部門を傘下におさめています。
 しかし、ウェスティングハウスは、核分裂を起こすコアの技術は手放していません。
 東芝が買った技術は、原子力発電のいわば「メンテナンス技術」だけです。
 原子力発電所の建物を造る技術や、発電機や運転後のメンテナンスをする技術は世界トップレベルですが、肝心のコアの部分は何の技術も持っていないのです。
 原発を造るときにも、日本が自主的なことをできるわけではありません。
 原発建設にかかわった技術者を知っていますが、実際の現場では、GE(ゼネラル・エレクトリック)などの特許をマニュアル化した知的財産権のルールが細かく指定されていて、その範囲内で、マニュアルどおりに技術者が動いているだけです。
 世界一の原子力技術を持っているのは、日本企業ではありません。アメリカ軍とアメリカの軍需産業です。

 それなのに海外に輸出しちゃうのよ。コアの部分はどうなってるんだろ。
 海外で日本の売った原発が事故を起こした場合、その費用はすべて日本国民の税金から支払う約束になっているのよ。
 アホじゃ。

 今朝の東京新聞に、「原発輸出 承認へ 民主賛成、一部造反」という記事がありました。がっくり。
 これも抜粋します。

 トルコとアラブ首長国連邦(UAE)への原発輸出を可能にする原子力協定の承認案は四日、衆院本会議で自民、公明、民主各党などの賛成多数で可決、参院に送付された。採決をめぐっては、原発の輸出政策で賛否が割れる民主党で、脱原発を唱える菅直人元首相らが党方針に反して本会議を欠席。自民党からも、政府のエネルギー政策に批判的な議員が議場から退席した。
 原子力協定は、相手国に提供する関連技術や資材の利用を平和目的に限定する取り決めで、原発輸出を行う前提となる。日本維新の会、みんなの党、結いの党、共産党、生活の党、社民党は反対した。
 (民主党では)菅氏のほか篠原孝、辻元清美、福田昭夫の三氏が本会議を欠席。生方幸夫、近藤昭一両氏が採決前に退席した。生方、近藤両氏は退席後、記者団に「原発輸出につながる協定には賛成できない」と述べた。辻元氏の事務所は欠席理由について「反対の意思表示と受け取って構わない」と明言。菅、篠原、福田の三氏は「体調不良」を欠席理由としている。
 自民党では脱原発を唱える秋本真利氏が採決時に退席したが、記者団には無言だった。


『原発洗脳』抜粋その1

2014-04-04 08:49:58 | 原発

 今朝の東京新聞の一面に『原発「反省」後回し』という見出しで、自民、公明両党が国のエネルギー政策の指針となるエネルギー基本計画案を了承したこととその内容が掲載されています。ほぼ現行維持みたい。アホか。

 で、『原発洗脳』(苫米地英人 日本文芸社)を抜粋して何回かに分けて紹介します。

●日本の原発は、一つも止まっていない
 日本の原発が停止したのは「発電」だけです。
 現在の原発は、稼働を停止しているのではなく、自動車のエンジンでいえば、空回りしている「アイドリング状態」です。
 日本の原発は、単に発電を停止しただけであり、「出力ゼロ」になっているだけです。燃料棒が十分に冷えるまで、冷却運転はずっと続けなければなりません。 原発の本当の「稼働停止」とは、すべての燃料棒を取り出して処理し、チェルノブイリで行なったように原子炉を石棺で固めるなどして廃炉作業が完了することです。
 廃炉にする以外に、原発リスクを取り除く方法はないのです。
 廃炉作業には何十年もかかりますから、今すぐ「原発廃止・廃炉」を決定して、すぐにでも廃炉作業に取りかからないと、いつまでたっても、本当に安心できる状況は訪れません。

●原発は廃炉完了までは電力を消費し続ける
 発電を停止した原発は、燃料棒から出る熱を冷やすために電力を必要とします。
 その電力は、火力発電所などからもらっています。
 燃料棒は長時間かけて徐々に冷えていきますが、十分に冷えるまでは、ずっと火力発電等の電気で冷やし続けていかなければなりません。
 仮に、2030年代にいわゆる「原発ゼロ」にしたとしても、原発が「オール・アイドリング状態」になるだけです。
 2030年代以降もすべての原子炉を冷却し続けるのに、電力だけでも、最大40万キロワット時程度を必要とし、膨大なコストがかかります。
 原発は、発電停止状態を維持するのにも、廃炉にするのにも、膨大なコストがかかります。
 また使用済み核燃料の扱いも、原発が抱える大きな問題の一つです。

●日本の原発は古すぎて危険
 日本の原発は、多くが1970年代の第2世代の原子力技術を使っています。40年も前のテクノロジーです。
 21世紀の原発技術は、軍事的にしか利用されていませんが、まったく違う技術になっています。別の発電システムと言ってもいいくらいのテクノロジーの違いがあります。
 日本の原発リスクは、原発技術そのものが危険性を伴うという点と、40年前の古い技術を使っている点の両面から考える必要があります。

  これを書いてたら、友人O君からメールが来ているのに気がつきました。すんごくショックな情報を教えてくれています。
 「海外で日本の売った原発が事故を起こした場合、その費用はすべて日本国民の税金から支払う約束になっている」んだって。
 「そして事故が起きずとも、40年の寿命の間に、日本人が最終処分の方法を考えなければならない」……。
 http://matome.naver.jp/odai/2138866162867156301 これ、読んでみてください。


桜満開

2014-04-01 09:59:29 | よもやま話

●中浦和“ふうるふうる”のたらです。

 先週の土曜日(29日)、武蔵浦和駅から別所沼までの「花と緑の散歩道」に露天が出ていました。桜は8分咲きぐらい。

 昨日(31日)、満開。別所沼公園の桜の下には、お花見の人がたくさん。



 犬さんもお日様をいっぱい浴びてお昼寝。かわえーのう。


 

 幸太君、かな~りよれよれですが何とか歩けるようになりました。
 21~22日に1泊入院したのでまた歩けなくなっちゃうんじゃないかと心配したけど影響なしでよかったよかった。



「うーむ、アホネエになんか理不尽なことをされたような気がするのだが、うーむ」 


どうかどうかお静まりくださりませ~~~。
これからもますますお仕え申し上げますですよ。