ふうるふうる・たらのあんなことこんなこと

いろんなできごとを面白がってしまおうと思っています。
日常のあれやこれや記事です。

結果がこんなに違うとは

2009-08-28 11:23:08 | まじめな話
 武蔵浦和“ふうるふうる”のたらです。
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 具体的なことは書けないのでわかりにくいと思いますが、あるテーマをタロットで見せてもらい、ちょっと驚いたことがありました。

 あることを決めて、それを実行すると非常に痛いつらい思いをすることがわかっているけど、でも実行したいときのやりかたについてです。

①最短1週間ほどかかるけど、あるお墨付きをもらって、相手が認めざるをえないような状況をつくってからそれを理由に実行すると、どんなことがおこりやすいか。

②いやなことをさんざん言われるだろうことを覚悟して、すぐにそれを実行すると、どんなことがおこりやすいか。

 この二つを見てみました。結果があまりに違うことにびっくり。

 ①の場合、当分の間はスムーズに行くように感じるけど、痛みが伴う。それは、自分が卑怯なことをしたという思いからの痛みに通じる。そして、その先にまた「選ぶ」ということが待ちかまえていて、「自分にとって正しいこと」が選びにくい状況が現れる。
 本当に望むことを選ぶというより、逃げ込む先を選ぶということにつながりやすいため、また大きな不満をもつことになりやすい。

 ②の場合、苦しい思いをするけれど、それは実行した時点で過去のものになる。そして、これを実行することが自分のバランスをとることになり、この経験が「自分が安心できる陣地」をつくる土台になる。

 うーん、ご本人にとっては1週間かけるほうがいいか、それともすぐ実行するほうがいいかという時間的なことが問題だったようなのですが、課題は「どのような思いで実行するのか」だったようです。

 なんかね、「なあ、あんたはん、結果というのは自分でまいた種を今までどう育てたかなんやで。覚悟決めなはれや」と言われているみたいでした。

 さらに、無作為に選んでいただいたアドバイスカードが②を強力にプッシュするものだったので、私としては深~く納得。
 やっぱりタロットってすごいなあ。

 でもね、結果がどう出ても、どちらを選ぶかはもちろん本人が決めることなんです。
 「○○になる可能性が大きい」ことを覚悟して、あえてそちらを選ぶというのもあり。
 自分で選んで決めるというのがいちばん良い選択方法なんだなあ。



「今ごろ気づいたんですか、にぶいですね~。
 賢いボクちゃんはいつも自分で決めてます。
 だ~か~ら~、むりやり病院に連れて行かれるのがいやなの!」


「桜守」からの聞き書き

2009-08-19 18:05:16 | 本や言葉の紹介
 武蔵浦和“ふうるふうる”のたらです。
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 「桜のいのち庭のこころ」(佐野藤右衛門 草思社)は、京都・嵯峨野の造園業・植藤の十六代目の言葉を塩野米松さんが聞き書きしたもの。おじいさんの十四代目から特に桜と深い縁ができ、三代続いて「桜守」と呼ばれています。

 桜についてはもちろん、庭の作り方、いい土とはどんなものか、自然と人間のかかわり、仕事のしかた等々、読んでいてとにかく「へえ、ほう、おお」の連続。

 エコロジーなんて仰々しく言わなくても、庭を見ているだけでわかる人はわかるんだなあ。私はただ単に見ているだけで、ちゃんととらえていないし考えていないなあ。

 ちょっと紹介させてください。

●(木を植えたあと)年寄りが「植えたときに小鳥が止まればつく」とよくいいますわな。枯れそうな木になかなか鳥は止まりませんね。「あ、鳥がきてくれた」というたら、やっぱり大丈夫ですわ。ということは、木も生きとるさけね。そういうことがどうして言えるのかというのは学問的にも科学的にもわかりませんわなあ。「気配」というやつですかなあ。

●今は人間が日本の自然を無茶苦茶にしているから、桜もやや減りつつあります。というのは、まず、鳥がおってくれないとあきませんやろ、それと昆虫類がおってくれんとあきません。それには地面の中の虫、微生物、そのほかもろもろのもの、これらみんなが作用して成り立っておるわけです。それを今は地面が虫を追い払わずに、殺すんですわ。鳥にしたって、これだけ都市化が進んでしもうて、住む場所がないんです。昆虫もそうやし、鳥もそうやし、動物もみんなそうです。それらが減っていくと同じように、桜も減っていかなしゃあないんです。

●(桜の)日本の野生種は、土地も広かったし、虫も鳥もいっぱいいたので広がっていったんです。みんなうまいこと同居しておったんですね。ところが今はソメイヨシノを植えすぎたんです。ソメイヨシノは寿命が短いですわな。百年以内で枯れるんやから。これも枯れたからっていうて、また同じところにあわてて植えるから、うまくいきません。

●ソメイヨシノのおかげで桜の観念が狂ってしまいましたわ。ソメイヨシノは接ぎ木がしやすい、成長が早い、それで、どこで植えても同時に咲くんです。個性がない。人間につくられたものやから個性がないんです。ソメイヨシノは、ただ一本の変種から日本中に散らばっていったんです。ずっと接いできたから、今のものはあまりよくなりませんわなあ。ソメイヨシノの若々しいと思われる芽を摘んでも、すでに百五十歳になっているわけですわ、芽が老化しておるんです。それを接ぐから、あまりいいものはできない。

●村にはその村の農作業の目安になっている桜がありますな。田植え桜とか、麻まき桜とか。やはりそれが、なるほどなあ、ということがみなありますわ。あれはもう、気象庁の天気予報より正確に、その年の気象条件を知らせてくれますわな。ソメイヨシノにはそんなことできへんからね。

●関東、東京周辺では、おめでたには、みな桜湯を使うんですな。見合いの席や婚礼の席では茶を濁すといって茶を使わないで、桜湯にするんですな。ところが京都では、桜は散りやすいから「花の縁は散りやすい」というて桜は嫌がりますわ。


 この十六代目、けっこう口が悪い。とっても素敵に口が悪い。
 とにかく深くて面白い聞き書きです。読んでみてください。

塩卵できあがり

2009-08-18 10:44:08 | おいしい
 武蔵浦和“ふうるふうる”のたらです。
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 生卵を塩水に漬けて約2か月、おいしい塩卵ができました。
 作り方はとっても簡単。卵を容器に入れ、塩が溶けきらないほど濃くつくった塩水を注ぎ、卵が空気に触れないようにラップをのせてから蓋をするだけ。
 塩水は、水1リットルに塩500グラムにしてみました。

 果実酒用のビンでつくってみたら、2リットル容器に卵が20個、塩水1リットルはいりました。
 溶けきらない塩がビンの底にたまっているのが見えます。




 上の二つが塩卵をゆでたもの、下は普通のゆで卵です。だいぶちがうでしょ。



 塩卵は白身が殻にくっついてしまってむきにくくなるんです。とてもしょっぱくなってます。
 黄身は脂が分離します。そして栗のようにぽくぽくした食感になります。いい感じに塩味がついていますが、漬けておくほどしょっぱくなるみたい。2か月ぐらいがちょうどいい味加減かも。

 うっふっふ、幸せ幸せ。
  

感性豊かな大人なのよ、ウフ

2009-08-15 10:46:20 | Weblog
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 昨日飲みに行く前に本屋さんに寄ったら、「鋼の錬金術師 23」(荒川弘 スクウェア・エニックス)と「3月のライオン 3」(羽海野チカ 白泉社)を発見。




 即購入し、近所の居酒屋さんへ。
 飲みながら「鋼の錬金術師 23」を読んだら、ちびっと涙が出てきたりして。
 うーんアルコールで感情のコントロールができなくなっちゃったのかなあと思いつつ読み進めたら、オリヴィエ&アレックスのアームストロング姉弟の場面で涙と笑いがこみあげてきてしまったです。

 何となく気分がよくて、帰り道にあるGに寄ってしまった。うーん、まずい。
 カクテルがまずい。
 だいぶ前に一緒に来たことのあるK君が、「あそこのカクテルまずかった」と言ってたけど、そのときはピンとこなかったっけ。まずいとわかるようになったってことは、私も大人になったんだなあと、なかなか感慨深いものがあるような気がしたりして。

 さて、あの涙はアルコールのせいだったのか検証しようと(まあ大げさな)、「鋼の錬金術師 23」を先ほど読み直してみたらやっぱり涙。アームストロング姉弟、やっぱり好きだわ。
 次に「3月のライオン 3」を読んだらもうボロ泣き。お店でこれを読まなくてよかったなあ。羽海野チカさん、やっぱりうまいなあ。

 まあ、年とって涙もろくなったと言われてしまえばそれだけかもしれないけど、「感性豊かな大人になった」と表現しておこうっと。


かあさん猫

2009-08-09 12:02:29 | 犬猫
 武蔵浦和“ふうるふうる”のたらです。
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 近所の駐車場で、3組目の親子猫に会いました。
 お母さん猫、りりしいです。子猫たち、ちょっと汚れて痩せていますが機敏です。

 あのね、道路に出てると車にひかれちゃうから危ないよ。

子猫1「かあたん、変な人間が何か言ってるよ」
母猫 「あれは怖くないから気にしなくていいわよ」


子猫1「あい」
母猫 「そこのあんた、なんか文句でもある?」


母猫「変なことしたらただじゃおかないからね」


子猫2「なになに、どうしたの?」
母猫 「だいじょうぶ、なんでもないよ」




母猫「奥にいる子はどうしてるかしら。みんな、気をつけて遊ぶのよ」
子猫たち「はーい、車には気をつけます。人間は適当にもてあそびます」



 1時間ほどあと、ハルトの散歩に出たら、まだ同じところにいました。

 ハルちゃんは動物管理事務所の猫部屋で保護されていたし、うちに来ても猫がいたためでしょうか、「猫大好き、遊んで!」の犬。
 子猫のほうに寄っていこうとしたので「ダメだよ」と方向転換させました。

 子猫たちは寄っていこうとした気配を察したとたんパッと逃走。

 そのとたん、お母さん猫がすごい声で威嚇。
 さらに追いかけてきて飛びかかりながらまた威嚇!!!

 すごい迫力でした。怖かった。
 でも、ハルは気づかずにのんきに歩いておりました。

 人間のことはちょっとなめてる感じですが、犬にはきちっと対応。
 親も子も偉い。無事に暮らして、地域でもかわいがられてほしいです。

思いがけなく

2009-08-03 14:43:43 | Weblog
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 昨日大宮に飲みに行きました。駅の改札口を出たらやけに浴衣姿が目についたので、雨で花火見物ができなかった子たちが流れてきたのかなと思いつつ、西口方面へ。
 あらびっくり。さくらの花模様の浴衣を着ている子がいる。原色使いの暑苦しい柄にはもう驚かなくなりましたが、ちょっとこれはあまりにも季節はずれじゃないかのう。

 階段を下って外へ。
 あらびっくり、子ども御輿が通っているし、人が大勢わさわさしてます。
 8月1日・2日と夏祭りだったんですねえ。

 こりゃー目当てのお店も満杯かなあと思ったら、そのとおり。うなぎのカブトやヒレなどを食べられるとのことで、前から行きたかったところ。あきらめきれずにまわりをうろうろしていたらお客さんが二人出てきた! ダッシュで駆けつけ入店。おおラッキー。
 たれの味が濃くてどれも同じような感じがちょっと残念でしたが、十分に満足しました。

 お店を出ると、小雨の中を阿波踊りの連が流していました。

雨よけのカバーをかけて太鼓をドンツク。


道が狭いので近くで見られてなんか嬉しい。



 駅前広場には御神輿がいくつも置かれ、人でぎっしり。壮観。
 もう一軒行こうとツレに言ったら、珍しくあまり文句を言わずに同意。「君も人間が練れてきたね。いや、枯れてきたんか?」「あんたにあきれてあきらめの境地になっただけ」などと言いあいつつ武蔵浦和まで戻り、二件目へ。
 ホホホ、あとは沈没。

 今朝5時ちょっとにいつもの如く犬猫同盟に起こされて餌やり。
 このところ寝苦しかったけど、熟睡できてラッキー。すっきりさわやか。
 
★思いがけず夏祭りに遭遇して、いいもん見られてラッキー。
★ロフトに入っている「ボタニカルズ」でハーブティーを買ったとき、とても気持ちのいい対応をしていただけて嬉しかった。
★行きたかったお店に行けて幸せ。
★ぶつくさ言われずに2軒目にスムーズに移行できてありがたかった。
★ツレがいたので安心してしこたま飲めた。
★すっきり起きられてさわやか。
 
 だから今日もゴキゲンです。ま、こういうことがなくてもシアワセモンなんですけど。ゴキゲンの種っていろんなところに転がってるもんですね。

ちょっと涼しい

2009-08-01 11:40:31 | Weblog
 武蔵浦和“ふうるふうる”のたらです。
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 この2日ほど、最高気温が26℃ぐらいでした。
 一息つけたなと思ったんですが、昔、そう、40年ぐらい前は、真夏でも26~27℃ぐらいでしたよね。28℃越すと「すごいな~」って思ったもんです。それがアアタ、連日32~33℃が普通になっちゃった。
 今年見かけたゴキブリがやけに大きいのもそのせいでしょうかね。

 皆さん、夏ばてしないようにね。ビタミンとミネラルの補給を忘れないでね。

 近所のお家の庭で見かけたノラさんたち。チビちゃんとお母さんだと思うのですが、一緒にいた黒い大人猫はどういう関係なのかな。


「なに身てんのよ」


「しつこいわね」


 「う~~~~」ってうなられちゃいました。ごめんごめん。


 大好きなムクゲが満開です。


 このピンク色、本当にきれいなんです。