武蔵浦和“
ふうるふうる”のたらです。
ふうるふうるの新しいチラシを自分で作ってみることになり、どんなことができるかがわからないままに、とにかくやってみようとパソコンを動かしはじめたら、やっぱり悪戦苦闘。
ラフを作ってから、レンガをえんえんと積むような作業をし、失敗するとほとんど初めから作り直しして……。ウギャー、やってらんない! と叫びつつシコシコガシガシ。
これでいいかなと思うものができたので、翡翠館(北浦和の中国茶館)のマスターに知恵を借りに行ったところ、“そこんとこは触れないで、知らんふりしとこう”にしていたことをズバリ! 指摘されちゃった。
なんのかんのと抵抗したけど、なんせ“そこんとこは触れないで、知らんふりしとこう”と自分でもわかっていたことなので、受け入れざるをえないですな、こりゃ。
また七転八倒するのかとがっくり。
パソコンで割付をしているK君に、「これをこうしたいけど、何か方法があるなら教えていただきたい」と即席入門。幸いなことに教えてもらうことができて、作業が格段にはかどるようになりました。
結局30通りほど試作。決定稿ができあがるまでに3週間以上かかってしまった。
デザイナーさんだったらたぶん1日もかからないんだろうなあ。いろいろなアイディアが同時に出てくるだろうし、こうするとこうなるという先も当然わかるだろうし。
私は、一つのことをやってみてその結果がわかってから、こうしたらどうなるかな、ああしたらどうかなとやってみることの繰り返し。デザイナーさんが全体を俯瞰して進む空を飛ぶ鳥だとしたら、私はのろのろとはって目の前のことしか見ていないカタツムリぐらいの違いがあるね。
肩はばりばり目はしょぼしょぼ。でもとってもとっても楽しかった。
思ったことを実現する技術がないから、とにかくやってみながら“おお、こんなことができるのか!”と感激。思った通りにできたら感激。やってみたいアイディアが次々に出てきてくれることに感謝。思いついたら夜中でも起き出してやってみることができることに感謝。いやあ、幸せな日々でした。
今週末にプリントアウトすることになり、今日の昼過ぎ、やっと落ち着いて本を読める時間ができました。読んでたらいつのまにか1時間半ほど寝ちゃってました。
実は、チラシと名刺のデザインをお願いしたかたが忙しすぎて手が回らないということで自分でやってみることにしたのですが、ご多忙だったことって今から思えばラッキー。
知恵を貸してくれたり、感想を言ってくれたり、アイディアを出してくれた人たちがいてくれたおかげで自分の枠を広げることができました。大ラッキー。私は本当に恵まれています。それを感じさせてくださったことに大感謝です。
8月初め頃に「ほら、ステップアップしなさい」と背中を押されたとき、今度は何をすればいいのか、どんなことになるのか、ちょっと不安もありました。4月頃からその予告は届けられていましたが、具体的なことはわからなかったので。
でもチラシの作り直しをしていくうちに、じぶんのやりたいことや方向性がより明確になりました。他のことも進行していて、チラシ作りが一段落した今、“おお、今度はこういうことなのかな”と少しわかってきたような気がします。
何があるかわからないから生きるって面白いです。すべてに感謝!