武蔵浦和“
ふうるふうる”のたらです。
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寒い! この数日、みぞれや雪っぽいのです。
うちに1部屋しかない貴重なお日様があたる部屋は、お天気ならば20℃くらいにはなるのですが、お日様が顔を出してくれない日は室温が10℃を越しません。みぞれやあられ、雪が降るときはだいたい5℃くらい。
でも暖房が嫌いなので(夏は冷房が嫌い)、お客様用の部屋以外では暖房を入れないで、いろいろ着込んでしのいでいます。
ありがたいことに、2年ぐらい前から積極的にとっているショウガと、これも2年ぐらい前、秋から春にかけていきなり摂取しだしたたんぱく質のおかげで、今年は冷えがやわらいでいます。
で、むちゃくちゃ寒いときに役に立ってくれるのがお風呂とお酒。
日本酒、お燗はあまり好みではありませんでしたが、そんなこと言っちゃいられんのですわ。今いちばんの味方があっためた御酒なんですもん。お湯で割る、水で割ったのをお燗するなどであつあつ燗にしたのを2合ばっかりいただくと、室温5℃でもようやく指先が動くようになるのです。(こんなこと前にも書いてますね)
あ、犬猫ですか。こたつを低温でつけてます。猫は入りっぱなしなのですが、犬は断固として入りません。私のおふとんの上で丸くなってます。犬のハルちゃん用にあったかいはずの寝床を作っているんですが、「ハルちゃんよ、私は寝るからね、自分のところに行って寝てくださいね」と説得しないと行ってくれません。
で、話は長くなりましたが、なにを言いたいかというと、
「お燗酒などのあったかいお酒を飲むときは、漆器じゃないほうがいいのね」ということでした。前ふり長すぎ……。
このところ漆器に縁がありまして、お盃やお皿たちが今まで以上に来てくれました。
唇があたるところが薄く薄く作られている盃、嬉しい!
両手でいただく形で飲める大きめの盃、ありがたい!
でもね、温めたお酒を入れて飲むと、漆のにおいがけっこう強く感じるんです。かなり昔に作られた漆器でも。
たとえばお椀でも、おすましや湯豆腐などの温かい料理をいただくときには漆のにおいは気になりませんが、温めたお酒だと気になるのです。アルコールが関係あるのでしょうか。
うーん、漆器の盃は冷やで飲むときに使いましょ。
「大杯についだ酒をその土地の風と共に飲むのがいちばん」というようなことを吉田健一さん(吉田茂首相のご子息)が書いていました。これ、金沢の大友楼でのことだったかなあ。
私は高校生ぐらいのときから吉田健一さんの食関係の本のファンだったもので、ぜひやってみたいよと思っていたのです。で、その大杯は漆器と思いこんでいました。
お相撲さんだったら金の大杯でも持ち上げられるでしょうけど、私には無理だろうな、だから漆器だよねと、たぶん無意識に考えたのでしょう。父がときどき使っていた金の盃、ちっちゃくてもけっこう重かったから。
大杯のイメージですが、私には最低が直径30センチメートル、できれば直径60センチメートル以上なのです。
いつもよりさらにまとまりがないなあ。ごめんなさい。
今日は
森田商店さんのようこさんおすすめ福島県郡山市の仁井田本家さんの「金寶 穏 しぼりたて生」をいただいております。
寒いときはね、僕だって鼻を守るんですよ。
これを自給自足って言うんだよ、えっへん。
それが「自給自足」? そりゃあ違うと思うぞ、ねーちゃんは。