ふうるふうる・たらのあんなことこんなこと

いろんなできごとを面白がってしまおうと思っています。
日常のあれやこれや記事です。

ジジイなクソイヌ

2011-09-28 13:37:47 | 犬猫

中浦和“ふうるふうる”のたらです。
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 まあ、なんてお下品なタイトルなんざましょ。

 ハルちゃん、とにかく寝てます。まあ、散歩とごはんのとき以外はやることないもんねえ。
 でも、ドアを開けても寝たまんま。音にさとい子で、少しの音でもようすを見に来てたんだけど。
 やっと落ち着いたので、無防備に安心してでれーんとしているならいいけど、 
お散歩も、「はよ行こや、こらクソネエ、もたもたすんな」とさわがなくなったし。
白内障にもなっちゃったし。
顔が白っぽくなったし、腰も少し落ちてきた。
耳も遠くなった。

 うーん、引っ越し&リフォームで老化に拍車がかかってしまったのではないかという懸念がむくむくと。

 いや、ヨレル前に引っ越せてよかったと思おう。

  ジジイなクソイヌとババアなクソネエでいいコンビか。
 いやいや、老いてもかわいいすてきなロマンスグレー、じゃなくてロマンスライトブラウンのジェントルマンと、頭ン中がお花畑のお嬢様、じゃなくて老嬢様か。
 おっと、挙動不審の文句たれネコ、じゃなくて天真爛漫な永遠のティーンエイジャーもいる。
 おお、もしかしたらわれら黄金のトリオではあるまいか。
 
 K氏いわく、「なーんかトホホの三匹とか、三匹のヨレヨレって感じ。あっ、三馬鹿大将!」

 ほっといてんか


1日3回死ぬまで点眼

2011-09-24 12:51:04 | 犬猫

中浦和“ふうるふうる”のたらです。
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 ハルトの白内障進行を少しでも抑えるため、「ライトクリーン」という点眼薬を1日3回使うことになりました。
 ありがたいことにすぐ近くに獣医さんがあり、ハルが落ち着いたのでつれていったのです。

 予想はしてたけどねー、待合室でヒャンヒャン泣き叫び、診察室でうなり暴れ、白内障の検査をするときには歯をむき出し……。

 事前に、ハルトがどういう経緯でうちにきたのか、右後ろ足先がないことと人を異常にこわがることとそれに関する推察、物を持って近づくとおびえること、5年以上なでたりさわったりさせなかったこと等を文書にして渡し、読んでもらっていたのですが、こんなにパニックになるとは獣医さんも思っていなかったみたいでもうしわけなかった。
  で、「ちゃんと点眼できますか?」と何度も聞かれてしまった。
 嫌がるけど、私がやれば我慢してくれるのでだいじょうぶ。
 でもこの薬、「理論的には効くはずなのですが……」というぐらいらしいので、うーむ。
 効いておくれ!

 で、ハルちゃん、寝てばっかり。
 お気に入りの場所はドアの前なので、ドアは開けっ放しにしておかないと通れない。
 寒くなったらどうすりゃいいんだ。
 ま、そのときはそのときね。いまは気持ちのいい風とハルちゃんのかわいい寝姿を楽しもう。

 ハイハイ、かわいいと思うのは私だけかもしれんが、ご披露させて。





 クソイヌ(俺、番犬ゴン太郎 飯の為なら なんでもするズラ! ふうに言ってみた)だし、みんな同じような格好だけど、私にとっちゃあどれもかわいいのよ。えへ、すんません。


週刊朝日原発ルポで その4

2011-09-22 14:03:37 | 原発

中浦和“ふうるふうる”のたらです。
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 現在発売中の9月30日号の原発ルポ第3弾からご紹介します。(青字は原文です)
~~~~~
 前号発売後の9月12日月曜日午後、東電本社勤務のある幹部から記者に電話があった。
「もう、おたくの報道で、官邸筋から叱られて、大変なことになっています」
「テロのような『万が一のこと』があると、政府にも責任が及ぶ。そこまで甘いセキュリティーの現状について東電側はなぜ報告しないのかというクレームが官邸筋からあった」
 さらに、官邸筋のクレームはこう続いたという。
「週刊朝日に書かれてまずい話は、もうこれ以上ないのか。大丈夫か」

 その電話と同じ日、東電は、衆院の特別委員会に、過酷事故に対処する手順書の一部を開示したが、50行のうち48行が黒塗りされ、読めた単語は「消化系」「不活性ガス」だけだったという。

 東電はこれまで再三に渡って、「今回の事故の原因は想定以上に大きかった津波だ」と主張してきた。だが、現場の見方は、本社の発表とは違う。 当時の作業員は、地震で揺れた時点で、建屋も相当ダメージを受けたと証言しているし、X氏も、事故原因は津波と言い切るには無理があるという。

 なぜ、ここまで東電は津波を事故原因にしたがるのか。X氏は、
「補償に影響があるからです。補償額を抑えるには、事故原因は想定外の津波にしたい。だから、その方向に沿って写真や動画を公開し、発表を繰り返しているのです」
「フクイチの耐震性に問題があったとなれば、他の原発の耐震強度も見直す必要が出てきます。自社の他の原発はもちろん、ほかの電力会社への影響も考えると、原因は想定外の津波でないといけないわけです」

 いま政府と東電が考えるべきことは、被災者にどう補償するのか、汚染をどうくいとめるか、だろう。そのために、政府と東電は情報を公開し、納得できる事故原因を説明すべきだ。そのうえで、他の原発の再稼働問題を議論しても遅くはない。
~~~~~

 この東電が、来年度から電気料金値上げと言っているのよね。停止している原発のかわりに稼働する火力発電所の燃料費が増えるからというのが理由だけど、そもそも電気料金の計算方法がおかしいという声があがっている。
 なんかねえ、「盗人に追銭(ぬすっとにおいせん)」って、こういうときに使う言葉じゃないかなと思った。


週刊朝日原発ルポで その3

2011-09-21 08:13:23 | 原発

中浦和“ふうるふうる”のたらです。
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 9月23日号の原発ルポ第2弾からご紹介します。(青字が原文です)
~~~~~
 いま原発を安定化させるために最も重要な装置、それが7月から本格稼働した「循環注水冷却システム」である。
 これは、原子炉建屋などの地下にたまった汚染水を浄化し、循環させて原子炉の冷却水として再び使うシステムだ。

 これは敷地内に総延長約4キロにわたって張り巡らされ、東芝製+アメリカ・キュリオン社製+フランス・アレバ社製+日立製の装置をつなげて高濃度汚染水からセシウムを吸着して淡水化するもの。
 汚染水が通るというオレンジ色のホースを記者が撮影しようとしたら、「そこに近づいたらいけない!」と案内人のX氏に怒鳴られた。
 そして、「正直なところ、いつどこで高線量が出ているかわからない。アップの写真を撮るなら、望遠レンズにしてください」、「東芝、日立に加え、米仏のシステムをひとつにしたのが、無理があった。いま、もう一系統、別のシステムをオールジャパンでやっています」と言われる。

  8月18日に本格運転が始まった新浄化装置「サリー」によって処理能力は上がったという。
 が、問題は別にもあった。装置では特殊なホースを使っているが、鋭利な刃物などで傷つけられて汚染水がもれると、大量の放射性物質がまき散らされてしまうということ。

 つまり、その気になれば簡単に「テロ行為」が起こせてしまうというのだ。
 原発入り口のゲートチェックからして、不安がつきまとう。確認するのは、運転席にいるドライバーの「通行証」だけ。バスで作業員たちが来るときも、一人ひとりのチェックはなかったという。

 「原発内の映像、動画があまりに外部流出するので、最近になってカメラなどの持ち込みを禁止するため金属探知器を設置し、ようやくセキュリティーは事故前の情況に戻りつつある」(X氏)

 協力会社幹部の一人はこう言うのだ。
「(中略)命が惜しくなければ、原子炉建屋内に入って良からぬことをするのは朝飯前です」 

 X氏もこう嘆息する。
「こうすればもっと作業効率よく物事が進むのに、とジレンマを感じるのことは日常茶飯事です」
 こうした現場の空気が一向に政府や東電本社に伝わらないのも、そこには決定的な“温度差”があるからだ。そして、この温度差が、迅速な復旧作業の妨げになっているのである。
 非常事態だからこそ、風通しのいい環境が必要――本誌はそう繰り返し訴えてきた。そうしなければ、この国に暮らす人の命は守れないのだ。
~~~~~


 セキュリティーが甘いおかげでこの記者が内部に入れたとしたら……と考えると“うーん?”なのだけど、これはセキュリティーをしっかりかためることと、情報の隠匿はしないこと、情報開示につとめることで解決することか。

 単純すぎるかもしれないけど、原発はすべて停止して、それ以外の既存の発電施設でなんとか電力をまかなうこと、それと平行して人にも環境にも負担の少ない発電方法を早く開発・実施することがいちばんシンプルで実現しやすい方法じゃないかなあと思っています。
 そのためには今まで以上の節電が求められるかもしれないし、経済のマイナス成長が問題にされるかもしれない。
 でもね、やれないことはないと思う。実際、この夏を乗り越えたよね。

 それに、暮らしかたが変わるのは当然だと思ってるんだけど。
 「足りぬ足りぬはくふうが足りぬ」とか「贅沢は敵だ」みたいにヒステリックになるのはいやだけどさ。


週刊朝日の原発ルポで その2

2011-09-18 15:00:12 | 原発

中浦和“ふうるふうる”のたらです。
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 週刊朝日の同じ号(週刊朝日9月16日号)で、原発に警鐘を鳴らし続けてきた藤田祐幸さんと広瀬隆さんが対談をしている。藤田さんはチェルノブイリ事故の調査をしたかた。
 その対談「原発は現地で止めるしかない」から抜粋して紹介します。

広瀬 原子炉に穴が開いて核燃料が溶け落ちていることは間違いないと思いますが、その状態はだれにもわからない。私は表面に分厚い酸化膜ができて、かさぶたのようになっているケースを考えています。金属が露出されていないから水をかけても冷えない。中では猛烈な熱が出ている。まるで安定とはほど遠い状態のまま、報道が少なくなって国民は目隠しされている。
藤田 1号機から4号機まで溶け落ちた核燃料が、どんな状態になっているか、わからないわけですよね。いつ何時原子炉の爆発が起こっても不思議ではない。どこかが爆発して核燃料が大量に放出されることになれば、その周辺は人が近寄れなくなりますから、チェルノブイリをはるかに上回る大惨事になりかねない。
広瀬 それでも公表されているデータをサイエンスライターの田中三彦さんらが解析して、地震の揺れによる配管破裂によって事故が起きたことが明らかになってきました。政府の公式見解のように津波がすべての原因ではないのです。地震の直撃を受ければ、全国どの原発でも福島第一原発と同様の重大事故が必ず起こります。
 
藤田 国の存立がかかる食糧自給を支える東北が、深刻な放射能汚染にさらされた現実を直視して、北海道や九州がどれだけ補えるかを考えなければいけない。
広瀬 それは国を根本から変えるような大事業なわけです。まずは取り返しのつかない、大規模で深刻な放射能汚染が起こったことを認めてから、話を始めないといけない。認めろって、僕は叫んでまわってるわけだけど、認めないんですよ、国民が。

藤田 敗戦と同じ規模、あるいはそれを上回る国家的な破綻が起こりつつあるのだけれど、その現実を受け入れたくないんだね。それに明治維新や敗戦でも、国家的な破綻の先に、なんらかの希望があった。今はその先の希望が見えない。
 戦後は至るところ焼け跡で、崩壊というのがだれにも見えたんだけども、放射能っていうのはまったく見えないから。チェルノブイリでは、まさに何も変わっていなかった。「緑したたる廃虚」という言葉でそれを表現したことがある。ほんとに豊かなウクライナの穀倉地帯がそのまま残っている。でも、放射能を測ればとてつもなく高い。日本で実感が湧かないというのは、まさにそういう状況ですね。

広瀬 あとは現地のゲリラ戦しかない。第二のフクシマがあれば食料は日本から消えるのだから、すべての原発を止める。国に対しては期待しない。だけど、福井県の西川一誠知事が原発の再稼働に疑問を投げかけているように、原発がある現地は事態を深刻に受け止めている。現地を変えて、止める。それしかない。
藤田 そう、地域の戦いですね。僕は今、九州で、農業者、漁業者、林業者、畜産業者に、働きかけを始めています。事故が起こったら、地場の産業は崩壊することがわかったはずだ。一人一人が声を上げなければ何も変わらない。地域から日本が変わっていくことに、希望を見いだすしかないですね。 


 うーん、原発って、事故が起きたら日本人が日本に住めなくする装置なんだ。住めないどころか、世界中に危機を振りまく。そして今そうなってる。
 原発は絶対安全という神話がまったくの嘘だったことがはっきりしてるんだから、利権がどうのと言ってる場合じゃないよね。
 「ならぬことはならぬものです」という会津藩のことばを思い出したよ。
  「してはいけないことは、してはいけない」のよ。

 「ならぬことはならぬものです」は会津武士に伝えられた「什(じゅう)の掟」を締めくくることば。
 会津武士(上士)の子は6歳になると、居住地域ごとに「什」という組織に入り、当番の家に集まって一緒に遊んだそうです。什には身分差別は全くなく、遊びの前に読むのがこの「什の掟」。

一、年長者の言うことに背いてはなりませぬ。
一、年長者には御辞儀をしなければなりませぬ。
一、虚言を言うことはなりませぬ。
一、卑怯な振る舞いをしてはなりませぬ。
一、弱いものをいじめてはなりませぬ。
一、戸外で物を食べてはなりませぬ。
一、戸外で婦人と言葉を交えてはなりませぬ。   
 ならぬことはならぬものです。

(詳しくはhttp://www.nisshinkan.jp/about/juuを見てね)

 おきてにそむいたものは罰を受けたとのこと。
「虚言を言うことはなりませぬ」「卑怯な振る舞いをしてはなりませぬ」「弱いものをいじめてはなりませぬ」は、東京電力と政府にぜひともプレゼントしたいわ。


週刊朝日の原発ルポで その1

2011-09-16 16:00:30 | 原発

中浦和“ふうるふうる”のたらです。
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 福島第一原発が今どんな状態なのか、最近ほとんど報道されていないのがかなり気になっていたところに、週刊朝日が9月16日号のスクープルポ「福島第一原発に入った!」(福島第一原発完全ルポ 第1弾)が目についたので即購入。
 サブタイトルは『原子炉建屋の中は木っ端みじんだった このすさまじさ、政府・東電の「大本営発表」はインチキだ!』。

 記者は東電幹部のX氏の案内で敷地内に入り、写真撮影も含めて取材しています。
 ざっと読んでまず気になったのがX氏のこと。誰だかを特定されたら大変なことになるんじゃないか、東電内部で“犯人”探しをされてつらい目にあわないといいなと思ったら、案の定、次号9月23日号「原発ルポ第2弾 このままでは原発テロが起きる」で、

 福島第一原発「完全ルポ」を掲載した本誌(9月16日号)が発売されて、すぐに政府が何をしたか。「誰が(記者を)中に入れたんだ」と、東京電力に“犯人捜し”を命じたのである。

  と書かれていた。うーん、やっぱり政府も東電も後ろ暗いことがあるわけねと思ってしまう。

 ルポから少し抜粋してご紹介します。(青字が原文です)

●9月16日号のルポ第1弾より~~~~~~~

 原発の半径20キロ圏内は4月22日、災害対策基本法に基づく「警戒区域」に設定され、住民を含めて原則として立ち入りが禁じられた。そのため、内部の情況は国と東京電力の「大本営発表」によってしか把握できないのが現状だ。

私を内部に招きいれたX氏の思いは明快だった。
「このすさまじい原発事故は、必ず収束させる。これを教訓として二度と同じ過ちを犯してはなりません。しかし、本社も国もここで起きている本当のことを広報していない。だから、きちんと現場を見て感じて、それを報じてもらうことが大切だと考えたのです。それによって、国民が知ることができるのですから」

 東電が公表した「工程表」では、来年1月中旬までに原子炉の「冷温停止状態」を目指すとしているが、実際のところ、すでに「メルトダウン(炉心溶融)」したとされる燃料の状態も、正確なところはまったく把握できていない状況なのだ。

  厚さ2メートルほどと、飛行機が突っ込んでも大丈夫というほど頑丈に造った4号機の建屋のコンクリート壁は飛び散り、巨大なコンクリート片が壁面にぶら下がっている。
  3号機の分厚いコンクリート壁は粉々、鉄骨はグニャグニャに曲がり、原形をとどめていない。建屋の中に入ると、頑丈なはずの原発内部は、歩く道筋すらわからないほどつぶれていた。
 2号機はまったく無償のように見えたが、X氏は次のように明かす。

 「実は、内部はかなりの被害です。実際問題、津波による直接の被害は少なく、地震だけで大ダメージだったことになる。地震対策に問題があったと認めざるを得ない。それに線量も高く、作業員が長時間中に入ることはできない」
 原発事故の要因は津波なのか地震なのか。東電は「想定外の津波だった」として、現状の耐震基準を見直そうとはしていない。東電はもちろん、政府は今後、2号機の現状をどう説明していくつもりなのだろう。

  1号機は建屋の鉄骨の骨組みだけが残っている。

 1号機と2号機の間にある「排気筒」につながる配管は、8月1日に東電が発表した「毎時10シーベルト」以上という驚愕の高線量を計測した場所だ。人間は「7シーベルト」を浴びれば100%が死に至るとされる。そんなとんでもない線量の場所が、現場ではいきなり見つかる。まさに、死と隣り合わせの状況が続いているのだ。

 5、6号機は大事には至らなかったとされており、外見上はさほど損傷が見られないため、東電は再稼働をほのめかしたが、実際にはとてもそんな情況にはないとして、X氏発議のように言う。

「現場を見てもらえば、わかるでしょう。再稼働なんて、まったく現場を知らない人が言っていることです。機器のメンテナンスだけで膨大な時間がかかる。再稼動なんてありえない」

 現場の作業員たちは日々、命を削りながら復旧作業に取り組んでいる。

  いつ事故が起きてもおかしくない情況だ。

 東電は8月30日、現場で作業にたずさわっていた40代の男性作業員が急性白血病で死亡したと発表した。被曝量から、「医師の診断で、福島での作業との因果関係はない」とされたが、X氏はこう言う。

「現場での放射線管理をしっかりしなければ、と思いました。(中略)いまも毎日1~2回、救急車が出動しています。もっと作業員の労働環境を整えなければなりません」

  一方、私が原発の現場に行ってわかったことがある。東電が公表している情報は、うまく“編集”されていて被害の実態が把握できない。

 ありのままの「生」の情報、それがいま求められているのである。

~~~~~~~~~

  恐怖や不安を増幅するつもりでこの記事を紹介しているわけではありません。
 いま何を考えて何を実行していくのがベターなのか。
 最高によいこと・ベストは選べないかもしれないけど、「モア・ベターよ」(文法はこのさい考えないでね)な道を行くための材料のひとつとしてとらえてくださいね。

  で、あと何回か紹介するつもりです。


オーブンばんざーい

2011-09-12 16:25:00 | うれしい

中浦和“ふうるふうる”のたらです。
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 今度の住居、ガスオーブンがついています。「ガスコンベンションオーブン」って書いてある。
 せっかくだから使ってみようと思い、火のぐあいを確かめるのもあってケーキを焼いてみました。
 材料配分が適当なスパイスケーキ。

  うむ、こんな感じかぁ。


 むかーしむかし使っていた、ガス台の上に載せるピース天火とはずいぶん違うなあ。オーブンを温める予熱作業がとっても短時間ですむのが便利。

 なーんて思ってからほぼ3週間たち、これが4回目のできあがり。


 作りやすい材料の配分や焼く時間とかがつかめてきました。

 というわけで、 “お菓子作り熱の再発”というわけでもなく、ごく淡々とケーキ作り再開。
 まだまだ改良の余地ありなのでおもしろくて楽しいなあ。ありがたいです。ありがとう。


“三つ子の魂百まで”のお刺身

2011-09-09 13:59:01 | 犬猫

中浦和“ふうるふうる”のたらです。
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 台風の影響がまだまだ強かったときに月山に登りに行った酔狂な友人が、日本酒とお刺身をおみやげに持ってきてくれました。

 お刺身様である。
 なんとなーく自分じゃ買えないのである。
 なーんかもったいない。

 こりゃー、「お刺身は父親だけが食べるもの」と思い込まされていた影響だろうなあ。
  食べるようになっても、お刺身っておいしいんだなあと思ったのが30歳過ぎだったし。

 おいしさに目覚め、日本酒にお刺身はあうよねと思うようになっても、私みたいなビンボニンが手を出すのはおそれおおいんじゃないかとなんとなーく思い込んでいるらしい。うーん、こういうのを“三つ子の魂百まで”というのか。

 だから久しぶりのお刺身、嬉しかったねえ。5種盛りだしねえ。お酒つきだしねえ。
 
 さて幸太くん。
 友人が席をはずしたとたん椅子に飛び乗って検分。


もしかしてこれはうわさに聞く刺身とやらいうものではあるまいか



どう見てもそうじゃね


ほかに獲物は……



「あんたにゃやらん」と追い払ったのに、ちょっとパソコンに気をとられたすきにサーモンをやられた!

 もちろんつかまえて取り返し、食いかけを水で洗って食べましたとも。

 その間、犬は猫のスピードについていけず、横取りすることも思いつかなかったようでぼーっとしていたのがなんとも……。

 あ、持ってきてくれた友人は筋肉痛で中腰にもなれず、ましてや猫を追っかけるなんて無理。
 一目で筋肉痛とわかる歩き方で、「イテイテ」言いながら、酔っぱらって帰っていったとさ。めでたしめでたし。


フッ、これはぼくをおとしいれる罠です。
善良なあなたはこんなクソネエの言うことを信じてはいけません。
さあ、高貴な僕の姿を見て、癒されてくれたまい。

 


こっちは9月4日から秋と認定

2011-09-07 11:16:55 | アホ話

中浦和“ふうるふうる”のたらです。
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 台風が去ってまた気温が高くなったけど、からっとした空気なのでさほど暑さを感じません。
 やっぱりもう秋だよ。

 「あ、今日秋になった」と感じたのは9月4日。
 だってね、アルコールを摂取しても体が熱くならなかったんだもん。
 それまではビール1杯で体があっちっちくなってたのに。
 そしてもう少しすると、体を温めるためにお酒を飲まなきゃならない時期が来てしまうのねー。うふっうふっ。
 
 その前に、食欲の秋を制御せねばならんね。


条件をぽろりとはずす

2011-09-04 23:35:32 | びっくり

中浦和“ふうるふうる”のたらです。
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 今回の引っ越しとリフォーム&部屋の整理で、“こうであらねばならぬ”ということって実はあんまりないのねとさらに思いました。
 うーん、20代前半のころに「“ねばならない”の教条主義」と言われたりして、「あ、こりゃカナーリいかんな」とカナーリ修正してきたつもりだったのですな。
 部屋のレイアウトなんかも、自分で“これでいいのだ”(←バカボンのパパの口調でお願いします)と思ったら“常識なんかクソくらえ”(勝新太郎様の「兵隊やくざ」でお願いします)でやってたつもりだったのですが、まだまだワクにとらわれているなあ、アリャリャということがけっこうありました。
 “こうするのがフツウだよね”と思ってやってみたけど、“こうしたいんだもん”とやってみたほうのがいいのよ。
 「常識的にはこうだよね」っていうの、自分へのいいわけとか、もし失敗したら常識に従ったんだから自分は悪くないと思うための免罪符だったかも。

 なんてことを考えていたら、石井ゆかりさんの「筋トレ」に出た9月5日からの牡羊座の解説で、
 
これはあってあたりまえ
という条件が変化したとき、
新しい可能性が見えてきます。
この条件だけは動かせない
と思っていたものがぽろりとはずれたとき
思いがけなく、
選択肢が驚くほど増えることがあります。

牡羊座の世界では
「慣れた状況」にしがみつくという態度はあまり見られません。
でも、環境や外部の条件の方が
自分の意志よりも先に変化すると
ちょっと動揺してしまう、というところはあるようです。
この時期、なにかしら「いつもどおり」が変化しますが
そこで、貴方は実に柔軟にその変化を利用して、
以前よりももっといいコンディションを創り出せると思います。

とあり、思わず膝をたたいた。

 石井さんの解説とはちょっと違いますが、
 条件なんか自分の思い込みだなと思って、そんな条件をはずして自分なりにしたらひらけた。
 自分の意志より先に情況が変化するのは、「さあ、用意はできてる」という合図だと思うので、動揺はしないなァ、いろいろ考えるけど。
 で、前よりとってもいいコンディションです。ありがたいありがたい。
  ありがとうございます。


一気に脱力 おそるべき勝さま

2011-09-01 10:04:36 | アホ話

中浦和“ふうるふうる”のたらです。
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 やっと一区切りついた昨日、たまたま図書館で「勝新太郎全曲集」をみつけました。

写真が若い!


 1曲目から7曲目まで、タイトルからしてチャンバラ歌謡映画の主題歌かなと思ったんだけど、8,9,10曲目が座頭市関係の歌、15曲目が「兵隊やくざ」なので即お借りした。



 で、1曲目「春雨じゃ濡れて行こう」を聞いて膝も腰も砕け散っちゃったわさ。
 歌詞がさあ、
街の柳が芽をふきゃ春さ 春が来た来た君も来た 赤いコートにちらちら小雨 招くネオンもワンダフル ヘイ 春雨じゃ濡れて行こう
ですぜ。
 
  そんでもってそんでもって、声が、声が、“あのカツシン”じゃない。
  『歌う映画スター』第1号の高田浩吉を甘くしたような声。いい声なのよ。いい声なんだけどさ。
 で、「ヘイ」という、ついもれちゃったようなかけ声のスバラシサにノックアウト。
  非常に脱力しながら笑い転げたのでした。

 河内音頭っぽい15曲目でやっと“あのカツシン”の声。
 いやあ、こんなに声が変わったのって、きっと意識して変えたんだろうなあ。
 白塗りの二枚目で売り出したころの声から“あのカツシン”の声までを聞けたわけだよね。ありがたやありがたや。
 
  でワタクシ、「兵隊やくざ」を持ち歌にしちゃろうかと思っております。
 この映画とっても好きだし、歌詞がね、そんなことできるわけも通るわけもないじゃないかと言われるかもしれないけど、でもこういう心意気好きなんだもん。

エー 怒鳴り散らして威張るじゃないぜ ヨーホイホイ 威張る奴ほど意地がない 階級なんかクソくらえ 弾丸も鉄砲も恐くない 俺は荒くれ 兵隊やくざ 嘘と卑怯が大嫌い
 エー 筋の通らぬ命令ならば ヨーホイホイ 腕にかけてもごめんだぜ 上官なんかクソくらえ 無理に売られた喧嘩なら 買ってやろうか兵隊やくざ どんなしごきも受けて立つ
 エー お国のためだと口では言うが、 ヨーホイホイ 正義忘れたばちあたり 戦争なんかクソくらえ いのちおしくはないけれど 無駄にゃ死ねない兵隊やくざ もっとやりたいことがある

 ああ、カツシンの大宮二等兵と田村高廣の有田上等兵、よかったなあ。
 浪花節語り(浪曲師)になれずやくざの用心棒をやっていた大宮と、名家の出身のインテリで幹部候補試験を意図的に落第した戦争嫌いの有田上等兵っていう設定、うまい。本当に名コンビだったなあ。

 ええっと実は私、生まれてはじめて「わあイイオトコ」と思ったのが勝新太郎さまだと思う。
 たぶん小学校低学年ぐらいで映画の座頭市を見たときかなあ。
 お兄ちゃんの若山富三郎さんも好き。
 ついでに言うと先代の松本幸四郎さま、尾上松緑さまご兄弟も大好き。小学生のころ毎月のように歌舞伎見物に連行されたときに惚れたんだっけ。マンガ雑誌を買ってやると言われてついてったんだっけ。

 うーん、ちょっとお肉がついていて顔がしっかりした人が好みというのはどこですり込まれたんだろうなあ。
 あ、その後は順調にやさおとこ系にもキャパが広がりましたです。