ふうるふうる・たらのあんなことこんなこと

いろんなできごとを面白がってしまおうと思っています。
日常のあれやこれや記事です。

寝床争い

2008-08-28 12:25:58 | Weblog
 武蔵浦和“ふうるふうる”のたらです。




 このところちょっと寒いので、猫の幸太と犬のハルトに春・秋用の寝床をご提供。
 幸太くんってば、ハルちゃん用の寝床の真ん中にちんまりと寝て独占してしまいます。
 きみはさぁ、狭いパツンパツンの箱や隅っこに“ギウギウ”になって入り込むのが好きなんじゃないの?
 ハルちゃんはまわりでうろうろしたあげく、寝床の脇に寝っ転がりました。いつもは幸太君を追っかけ回して遊んでいるのに、なぜか弱気です。どんな弱みを握られたんだね?
 横目で幸太をちらちら見ているハルの姿に哀れを催し、幸太を猫用寝床へ移動させました。
 即座にハルが移ってきて、横になって体を伸ばしています。
 「よかったのう。安泰安泰」と声をかけ、ちょっと場をはずして帰ってきたら、写真の通りのツーショット。珍しいなと見ていたら、ハルがもぞもぞと動いたあげく、ため息をついて寝床から出ていきました。
 おやおやと見ていると、たたんで重ねた私のふとんによっこいしょとのっかって大きなため息をつきました。
 ちょっとぉ、私はどこで寝りゃいいのよ。そのためいきはどういう意味よ?

 ハルちゃんと幸太君の関係って、よくわかんなくっておもしろいです。

無理をして働くことが美徳?

2008-08-25 22:42:23 | 本や言葉の紹介
 武蔵浦和“ふうるふうる”のたらです。


 介護や看護にたずさわっているかたにお会いする機会がけっこうあるのですが、その疲れかたは半端じゃないです。
 人の命にかかわっているかたこそ、収入も休暇も適切なのものであるべきだと思うのですですが、そう言うと、「それは理想論で、現場でそんなこと言ったら戯言(たわごと)としか受け止められない」というお返事をいただくことがほとんどです。

 デンマークの福祉政策を学ぶために留学した施設職員の岡玲子さんというかたが、『We』8/9月号に書いている「デンマークでの一年」の一部を、かいつまんで紹介します。


 留学の後半は日本のグループホームに近い共同住宅で実習をさせてもらった。
 デンマークの高齢者は、高齢になっても自分の望む生活ができるよう、経済的、物質的、精神的な支えが制度として充実している。人々はおしゃれをし、友人とのまたは一人のくつろげる時間を大切に過ごしていた。
 初めて見学に行った私は「重度の認知症の方はどこで暮らしているのか」と質問した。日本人学生の間で「きっとどこかに隠されているんだ」と話したものである。もちろん“もっと重度な方”などいない。 
 時折職員の気づきのタイミングが合わないと、お年よりは険しい表情で落ち着きなく歩き回ったり、ナプキン人形を口に入れようとしたりする。バスルームが排泄物で汚れ、異臭を放つという状況になることもあった。つまり、認知症は日本もデンマークもかわらない。
 しかし、その症状の出かたが、ケアの内容やハード面の力によって大きく変わることを目の当たりにしたのである。
 日本のグループホームなども最近はハード面は変化している。しかし、職員数の絶対的な不足により気づきが少なかったり、気づいても対応が遅れたりすることが多々ある。
 さらに、私はケアに携わるスタッフが持たされる「つらいけどがんばってお年よりの笑顔を見よう」的発想が、バラ色モデルとは根本的に違うものを作り出していると思えてならない。
 腰痛は介護職員の誰もが通る道、自分の家族が病気でもお年よりの介護を優先、体の不調は薬で抑えて笑顔で仕事等々、我慢を暗に求められる社会。でも自分が辛いことをそのままにして他人の幸せのために尽くし続けるなんてできる筈がない。辛さは焦りやいらだち、諦めにつながってしまう。
 無理をして働くことが美徳とされがちな社会は、無理せず自分らしい生活をすることをどこかで許さない社会だと思う。



 誰が、どのように、許さないんだろ。そうすることによってしわよせが行くのはどこだろ、誰がいい思いをするんだろ。
 現場の人が声をあげる余裕さえない状態はやはりおかしいと思う。

 そういえばもう20年以上も前に、福祉関係のボランティアをしている人が、
「行政が当然するべきことをやっていないために、気がついてしまった私たちがやらざるをえないんです。『ボランティア精神は尊いものです。がんばってください』なんて言われたくない。それならば『行政が無能・無力なためにこんな状態にしてしまって申し訳ありません。改善に努めますのでご協力をお願いいたします』でしょうが」というようなことをおっしゃってましたっけ。

言葉が変える脳のコンディション

2008-08-20 11:35:55 | お役立ち
 武蔵浦和“ふうるふうる”のたらです。


 またまた言葉についてです。

 「ありがとう」「感謝します」などの良いイメージの言葉を言うと、脳の大脳辺縁系と基底核に「快」のイメージ情報が伝わり、緊張状態を解く働きをするセロトニンが増え、ストレスが緩和されるそうです。
 
 気持ちのよい言葉は、実際に口に出して言うことが肝心。

 やってみるとね、感謝の言葉を言えることって一日に山ほどあってびっくりするよ、きっと。

 「良いことをイメージして、気をこめて言葉に出し行動する」のは、迷いや悩みを浄化するのにも良い方法ですよ。

 言葉を変えると、そのうちに意識も変わっていきます。いつのまにか気持ちよく生活できてるようになる。面白いねえ。

痩せた? ううん、垂れた!

2008-08-18 23:24:14 | 犬猫
 武蔵浦和“ふうるふうる”のたらです。


 猫の幸太君のワクチン接種に行きました。
 このところ、餌を食べているのを上から見ると少しくびれができてきて、流線型から脱出したかなとほっとしていました。
 ところが、獣医さんで体重を量ったらまったく減っていません。
 なんと、腰についていたお肉がお腹側に垂れてきていた!
 横から見ると、お腹にミルクタンクを抱えた乳牛みたい。垂れたぶんがミルクタンクね。 餌をほんの少し残すことがあるのは、痩せて食欲がふつうになったからかなと思っていましたが、とんでもない……。あげる量を少なめにすることにしました。
 健康で楽しく長生きしてね。

まず、気持ちのよい言葉

2008-08-17 15:16:57 | お役立ち
 武蔵浦和“ふうるふうる”のたらです。


 「いやだ」「痛い」「嫌い」「憎い」などの気持ちよくない言葉を言い続けていると、脳もからだも緊張状態になり、その人の周囲にいる人も緊張するそうです。
 逆に、平安な状態の人だと周囲の人も安らかな気持ちになるんですね。

 会うと気持ちがいい人って、脳を良い状態に保っていて、気の流れもスムーズになっているそうで、自分をそういう状態にしていくと、そういう人と多く出会えるようになります。そして、より共振できるようになって互いに高めあえる。

 まずは気持ちのよい言葉を使っていくとよいみたい。

夜の豪雨ですっきり

2008-08-12 11:09:30 | うれしい
 武蔵浦和“ふうるふうる”のたらです。



 昨夜、自転車こぎこぎして帰る途中で豪雨に遭遇。
 大粒の雨にバシバシ打たれてびしょぬれになって、「よっしゃあ、気持ちいい浄化だー」とご機嫌な気分でした。楽しい嬉しいラッキー!!!

 「私がやりたいことって、毎日を機嫌よく過ごすことなんだなあ」と今日、なぜか、あらためて思いました。

 いろいろな知識やテクニックをもっているなら、それをちゃんと自分に使ったらいいの。
 「精神世界を現実世界で実践する・生きる」……知識や言葉を伝えることも大事だけど、実践することのほうがもっと大事。面白がってやっていこうっと。 

すっきりしたいのよぉ

2008-08-11 13:22:23 | Weblog
 武蔵浦和“ふうるふうる”のたらです。


 先月からまたまた“身軽にすっきりしたいのよぉ”願望が高まり、おかたづけを実行。
 タイトル等は忘れ果てていますが、20代前半で読んだ本、たぶんどなたかのエッセイ集に、「トランク1つにすべてを入れて、いつでもすぐに旅立てるような生活が理想」というようなフレーズがありました。
 そうだよね、絶対に必要なものってそんなに多くないのかも。“あれば便利”“あったらいいな”で持っているものが多いよね。
 ということで、私も“なるべく身軽に”をモットーにしようと思ってきたのですが、どうも心配性で、犬猫のフードやトイレシーツなどはいつでも2か月分は確保。たとえば紙袋などは“いつか役に立つかも”でけっこうストックしちゃう。
 旅行に行くときも、「もしかしてこれも必要かも、あれも必要かも」で荷物を多くしてしまう……。

 ところが、先日「自分は2トントラック3台分を処分した。でもまだまだよけいなものが同じぐらいある」と話してくれたかたがいました。
 自分はどうかな……と考えて、“自分の生活パターンがもうわかっているんだから、よけいなものは手放そう”とあらためて思ったのですね。

 これは、自分が死んだあとになるべくひと様の手をわずらわせたくない、ごみを出したくない(リサイクルできるもの等は今のうちにしておき、むだなごみをつくりたくない)という気持ちが強いことも関係しています。人間、いつ死ぬかわからん。

 父が急死したときのあとかたづけ、それはそれは大変でした。かたづけていて思ったのが、「この人は過去を生きていたんだな」ということ。心身の衰えや現在の状況は認識せず、愚痴と「昔はよかった」「あのとき俺はこうしてやったんだ」で埋め尽くされていたような十数年でした。そして、父宅の物の処分をして、その感がますます強まったという経験をしました。いろいろな思いが浮かびましたし、たくさんのことを教えられました。

 さて、このところ処分したのは、自分で描いた絵、メモ、テキスト類、布団、使わなくなった家電などなど。
 だいぶ整理できたので、あとは「これはこうしよう」のリストを作ってみます。
 持っている物はどんどん使って、その寿命をまっとうさせよう。“死蔵”したあげくに捨てるだけなんてもったいないしかわいそうだものね。
 そして、「現在のこの今を生ききる」ことをもっとこころがけようっと。

セッションの補足

2008-08-05 12:19:28 | まじめな話
 武蔵浦和“ふうるふうる”のたらです。



 二人のかたのセッションのあとで、伝えそこねたことがあることに気づきました。これは一般的にも言えることなのでブログで発信します。
(他のかたにも知っていただくようにとのことだったようです)

●「自分の身を護る」ということ
 「ことを行うにあたっては、自分の身を護りながらということも大切」というメッセージを渡されたかたへ。

 自分の身を護るということについて説明不足でした。ごめんなさい。
 自分の身を護るというのは、危険を察知してあやしいものは遠ざけるという意味だけではありません。
 内田樹さんが「むかうところ敵なし」というのは、自分がいちばん強いというのではなく、敵となる相手をつくらないとか、友好な関係をつくって争わなくてよいようにすることであるというようなことを言ってくれています。
 自分の身を護るということも、「敵となる相手をつくらないとか、友好な関係をつくって争わなくてよいようにする」ことでもあります。
 そのための手段には、最低限の一般常識とされることは心得ていて、相手にあわせてそれを実行できることや、適切な距離をとれることなどがありますね。
 「礼儀」は自分の身を護るためのエレガントなテクニックなんです。
 あと、自分の利ばかりをむさぼろうとしないことも心がけたいこと。

 これ、自立・自律ということにも大きくかかわることですよね。
 「自立・自律とは、他人に迷惑をかけてはいけない、頼ってはいけないと歯を食いしばって我慢することではなく、思いを実行するための手段を自分で考え、手助けしてくれる人や方法などを自分で決めること。助けてと声を出せ、結果には自分で責任をもてること」
 
 言葉が足りなくてすみませんでした。
 私も一緒に、気持ちよく頑張っていきますね。

●自分が相手のきっかけになってみる
 「愛」をもって相手の言葉をとらえることができ、その背後にあるものを理解できるあなたへ。

 ついでにね、「そんな表現じゃなくても伝えられるのよ」というところを、自分が見本になって見せてあげてくれませんか。
 人って、意識して直さないと、自分が経験したことと同じことを他人にしてしまう。
 「自分は苦労してここまでやってきた」と思っている人は、無意識に「あんたたちだって同じだけ苦労をしなさい。できないなんて泣き言は許さない」と必要以上に厳しくなりがちですよね。
 だからこそ「あれ? 穏やかに楽しく他人と意志疎通できるんだわ」と気づけるきっかけに、あなたがなってくださったらありがたい。
 「穏やかに楽しく他人と意志疎通できる」経験をさせてあげてみては? 
 たとえば「きつい責め苦ゲーム」ではなく「面白がるゲーム」にして、ポイント獲得テクニックを磨いてみるのはどうかしら。穏やかに反応できたらポイント100、面白がれたらポイント150とか。
 くれぐれも無理せず、「Rest」と「Friendship」を大切にしながら、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

 高杉晋作の辞世の句をご紹介しますね。

   面白きこともなき世を面白く 住みなすものは心なりけり


 読んでいただけたら幸いです。ありがとうございます。

ゴーヤのつる

2008-08-04 10:00:37 | うれしい
 武蔵浦和“ふうるふうる”のたらです。



 やっと緑のカーテンが完成しました。この2週間のゴーヤの伸びのすごいこと。猛々しいという感じ。
 杉並区役所では本庁舎の屋上からネットをたらして、ヘチマ、キュウリ、ゴーヤ、アサガオをはわせ、南側の壁に緑のカーテンをつくっていますね。7階まで届く大きな緑のカーテンになるとか。「強いかぜに揺れるようすを見ると怖い」という感想もありました。

 わき芽を出したくて、つるが伸びてくるとさきっちょをつまみとっていたのですが、みずみずしい緑色と柔らかさが食欲をプッシュ。ためらいながら口にしてみたら、こりゃイケル。
 やわらかい苦味がいいですね。ゴーヤの実は私には苦味がかなりきついので、綿と種を取ったあとに薄切りにして塩もみしてから使うのですが、つるは洗うだけでOK。
 白和えや味噌和えにするとお酒のつまみにいいです。
 お皿のけしきがさびしいときはつけあわせに。
 思わぬ収穫、思わぬ食材になりました。うれしいなあ、ありがと。

↓鶏肉味噌漬けにゴーヤのつるをつけあわせてみました。