ふうるふうる・たらのあんなことこんなこと

いろんなできごとを面白がってしまおうと思っています。
日常のあれやこれや記事です。

ジャガ・タマは豊作か

2010-05-29 11:49:23 | Weblog
武蔵浦和“ふうるふうる”のたらです。
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 図書館に行く途中にある畑でジャガイモの花がきれいに咲いていました。写真を撮っていると、
 「今年はジャガイモのできがいいよ」と、お年を召した男性に話しかけられました。近くの病院に通っていて、「この畑を見るのを楽しみにしている」とのこと。
  「去年はだめだったけど、今年はうちのジャガイモも花盛りで、葉で土が見えないよ。土ん中はどうなってるかわかんないけどね。あはは。
 タマネギもいいわ。だめなときはネギボウズがたくさんつくんだ。去年は半分ぐらいがそうなっちゃったけど、今年はほとんどないんだわ。こうやってほかの畑を見てもそうだから、今年はいいよ。」
だそうです。埼玉県南部はジャガイモとタマネギに恵まれそう。嬉しいね。

マリー・アントワネットが髪飾りにしたことで有名なジャガイモの花。


ユスラウメがいつのまにか色づいていました。
熟すと透明な感じになります。大好き。


ブラックベリーの花。今年もたくさん実ってね。


 このところ日によって暑さ寒さの変動が激しいけど、季節は確実に移り変わっていますね。


炊飯器ケーキ

2010-05-26 18:47:01 | Weblog
武蔵浦和“ふうるふうる”のたらです。
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 炊飯器を利用した「鶏肉ハムもどき」がなかなかよくできたので、下ごしらえをちょっとずつ変えながら作り続けています。それがきっかけで“炊飯器調理”という分野(?)があるのを知り、ケーキもできるというので手を出してみました。
 炊飯器で炊き上げるわけだから蒸すかんじかなあ、となると、できあがりは蒸しパンに近いだろうなあと予想していたので、できばえについてはそれほど期待していませんでした。が、期待以上のでき。

こんがりとした焼き色がきれい。
焼き色がつくのはもちろん内釜の底になる部分です。


パウンドケーキっぽいのを作ってみました。


 でも、ウ~ン、ちょっと、ウ~ン、なんか、ウ~ン、違う……。
 残念!!!
 オーブントースターで作るより簡単なので、もう少し工夫してみようっと。

 しかし今日は寒い。久しぶりに超熱々燗でいくぞ。うへへへへー。

「身体(からだ)の言い分」再読

2010-05-25 11:08:56 | 本や言葉の紹介

武蔵浦和“ふうるふうる”のたらです。
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 最近、以前に読んだ本を再読する羽目になることが多いです。
 「これ面白そう」と借り出してみるともう読んだ本だったということが多くなり……ということは、順調に老人力がついてきているってことであります。たはは。
でも再読するとまた面白い。
 今回は「身体(からだ)の言い分」(内田樹・池上六朗 毎日新聞社)から、特に心に残ったところをご紹介させてください。


池上  何か縁があって触れた仕事というのは、無意味に触れてくるわけではないから、自分が必ずできる仕事なんです。そんなときに臆病風に吹かれて一歩引いてしまったらだめなんですよ。せっかく扉が開いたんだから、入ればいいんですよね、そこへ。

内田 ほとんどそうなんですけどね。でも、おもしろいことに、若い人で「扉が開いた」そのチャンスの時に、ぴょんと飛び込む人ってほんとに少ないんですよ。ほとんどの人は扉が開いたときには、おびえて後ずさってしまう。「ぼくにはまだそんな準備はできていませんから」とか遠慮して。そんなのわかってるって(笑)。わかったうえで「やらない?」と訊いているのに。結局、キャリアの扉は自分で開けるものだと思っているんですよ。
 ぼくのところにもいろんな学生や卒業生が人生相談に来て、「どんな職業がいいんでしょう」とか訊いてくるんです。これが、どうも明らかに向いていないこと、まるで適性のないことをやりたがる傾向にあるんです。(中略)
 自分に適性があると思っていることに関しては、ある程度客観的な査定ができますよね。(中略)
 適性のない分野ほど自己評価を間違えるということに気づいていない。


内田 今生きているってことは、まさに進化の頂点に立っているみたいなものなんだから。存在する必然性があるに決まっているんですよね。

池上 最新バージョンなわけですから。望みようがないのにね。これ以上。だからこの体を生かすように考えなければどうしようもない。


内田 「取り越し苦労をしてはいけない」というのは、言葉は簡単ですけれど、じつはすごく難しいし、重要なことだと思うんです。(中略) ある程度年をとってくるとだんだんわかってくるわけですよ。取り越し苦労って、かなり危険なものだということが。これは、怒りや嫉妬と同じくらい人間の心身をむしばむ有害なものなんです。取り越し苦労って、要するに、時間を先取りすることだから。(中略) 未来というのは何が起こるかわからないから未来なのに、それをわかったつもりになって、その上、起こるか起こらないかわからないことのうちのマイナス要素だけを確実に起こることだと思い込んで苦しむわけですから。(中略)
 取り越し苦労をしている人って、傲慢な人間だと思うんです。何が起こるか自分はわかっていると思っているという点でまず傲慢だし、お気楽に過ごしているほかの人間に比べて、自分のほうがずっと濃密で重厚な人生を送っていると思っている点でも。態度悪いですよ。


池上 今の自分はこれまでの生き方の通信簿ですから。

●池上六朗氏によるあとがきから
 ふっと思うは神の心、あれこれ思うは人の心、という言葉があると聞いています。あまり計らずに、ふっと思う時と所を得ますと、潜在していた蔭の可能性、「お蔭さま」が、ご縁という形で顕れ向こうからやってきます。それは今の自分にとって都合のよいことだけとは限りませんが、そのことによってふっと気がつくことがあります。そのご縁が都合のよいことであれ、都合の悪いことであれ、すべて自分の経てきたことの顕われとあきらめれば、解決の方法はおのずと開けてくるようです。



 うーん、大人の発言。


萩尾望都さん本、よかです

2010-05-22 11:39:26 | Weblog
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 昨日は真夏でした。だからというわけではありませんが、Kさんと中野の「あしびなー」へ。オリオンビールがうまいこと!

 行く途中で、出るのを待ってた本と、思いがけず出合えた本を購入。



 思いがけず出合えた本は「萩尾望都」(「文藝」別冊 河出書房新社)。
 「あしびなー」へ行く途中に読み始めたのですが、かなりの充実感にワクワク。まだ全部読んでいないのですが、特にびっくりしたのが家族インタビューでのご両親の語り。今までも望都さんの思いについては目にしたことがありますが、ご両親の気持ちは初めて知りました。
 子ども側と親側、やっぱりものすごく違う。望都さん、大変な思いをなさいましたね。
 望都さんと信田さよ子さんが対談してくれたらいいのになあ。

 帰る途中でKさんを見失う。2連ちゃんで飲んだとのことだったので、かなりキテイタみたい。いつもは私のほうがヨレルので、心配でした。
 さっき電話してみたら、ちゃんとお家にいたので一安心。こういうのを類は友を呼ぶというのか。
 そんなことをKさんに言ったらきっと「あんたと同じレベルになりたくない」とほざくであろう。いやーねー。

ベジ系から腐乱死体へ 翡翠館にて

2010-05-19 10:42:51 | Weblog
武蔵浦和“ふうるふうる”のたらです。
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 とっても久しぶりに翡翠館へ。
 おいしいお茶をいただきながら、とっても久しぶりにマスターとおしゃべりできました。
 肉類を使わない肉料理、つまりは精進料理ですが(マスターは「ベジ系」と表現)、その台湾料理系の話からはじまり、豆腐と豆乳、低温調理法、食品のpHなどなど、話はどんどんと広がって……。専門的な話が通じるのってありがたいです。
 食べ物関係のおしゃべりをしていたのに、話がおさまったところが「腐乱死体」と「ゾンビ」。
 好っきやわあ、こういう話のとびかた。
 ああ面白かった! ありがとうございました。

ハーバード白熱教室、面白いんだけど

2010-05-17 14:10:54 | Weblog
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 NHK教育チャンネルの「ハーバード白熱教室」(日曜日夕方6時から)が面白いとのことで、見せてもらいました。
 5月16日放送の第7回「嘘をつかない練習」でした。(どんな内容だったかを具体的に述べることはやめておきます)

 確かに面白い。“今現在”のことを例として使うのがとてもうまいので、象牙の塔にこもって研究しているわけじゃなく、生きている講義になっている感じがするなあ。
 学生とのやりとりが上手。進め方がうまいなあ。エレガントですな。
 でも、なーんか変。なーんかだまされているような気がする。言いくるめるのがうまい詐欺師みたい。
 うわー、西欧主義! 自分がよって立つところが盤石でパーフェクトなんだよねというような傲慢なにおいがかすかにするような……。前提自体が正しくないとしたらどーすんだよー。

 などと思いました。あら、性格がひねくれてるのがわかっちゃいましたかね。

 “教えるプロ”(特に大学で教えているかたね)で、これをご覧になったかたがいらしたらぜひご感想を聞かせていただきたいなあと思いましたです。

 「嘘をつくこと」と「嘘ではないが誤解を招く表現」には大きな隔たりがあるということがテーマの一つになってましたが、これって“カントの厳格な道徳性の理論”から来ているのね。この「嘘ではないが誤解を招く表現」は推理小説などでよく扱われているけど、ふーむ、推理小説の基礎はカントだったのか……なんて考えが飛躍したりして。

 来週もまた見せてもらおっと。

ふーん、批判だけなら誰にでもできるんだなあ。
このアホねーちゃんでもできるんだもん……。


 ハルトのみならず幸太君までそんな冷たいこと言うなんて、ねーちゃん寂しい!


むずかしいことをやさしく

2010-05-15 10:50:49 | 本や言葉の紹介
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 精神科医の中井久夫さんの著作「こんなとき私はどうしてきたか」(医学書院)をまた読み直しました。2008年11月11日に、「精神保健いろは歌留多」についていくつか書きましたが、今回は次の部分が特に印象に残りました。

●診断とは、治療のための仮説です。最後まで仮説です。「宣告」ではない。

●病気がよくなろうとすると、それを引き戻しにかかる力がはたらきます。これは別に不思議なことではなくて、こころもからだも現状を維持しようとする力がとても大きいからです。それゆえの揺り戻しですね。ホメオスタシスというのは、そう言うことです。(中略)
回復に向かう変化のときには、「かならず揺り戻しがある」ということを念頭に置きながら眺めていくほうがいいでしょうね。

●患者が、家庭をかろうじて分離しないようにしているということが実際にあるのです。いや、かならずその目で見る必要があります。「私が治ったら両親は別れる。私は安心して治れない」と。
 ペットが、この役割を分担していることがあります。私が往診した先では決まったように犬が私の側に並んで座ったり、私を背に両足の間に座ったりしました。きっと、わかってほしかったのでしょう。その犬がついに出て行ったとの報告を聞いて、私に不吉な予感が起こりました。しばらく後になってですが、飼い主は急に悪化して、慢性病棟の主になってしまったと聞きました。
 私は、ペットは家族のことをけなげに心配していると思っています。猫は病気がちになります。


 作家の井上ひさしさんは揮毫(きごう)を頼まれると、「むずかしいことをやさしく やさしいことをふかく ふかいことをゆかいに ゆかいなことをまじめに書くこと」とよく記したそうです。
 劇団「こまつ座」の機関誌「the 座」に寄せた文章には次のようにあります。「むずかしいことをやさしく、やさしいことをふかく、ふかいことをおもしろく、おもしろいことをまじめに、まじめなことをゆかいに、ゆかいなことをいっそうゆかいに」 。

 中井久夫さんや信田さよ子さんなどの著作を読むと、「むずかしいことをやさしく やさしいことをふかく」という言葉を思い出します。ありがとうございます。


あのね、易しく書いてあるということと、
それをちゃんと理解できるかどうかはベツモノなんだがね。


ねーちゃん、理解しとるけ?


うーん、なにも言うまい。
人の言葉ばっかり借りてんじゃないよ。
自分の体と心と頭で感じること、考えることが大事なんだべしゃ。
アホねーちゃんあわれ……。


 うー、言い返せないのがくやしい


 

ナーベラーが食害にあったから昨日はビール

2010-05-07 11:43:15 | Weblog
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 ナーベラー(ヘチマ)、庭に3本直植えし、1本はプランターに植えてベランダに置きました。
 そうしたら、ベランダーのナーベラーが丸裸になってしまった!




 ハルトです、犯人は。
 ベランダにおいてあるローリエ、チェリーセージ、ラベンダーなどの葉っぱは食べていなかったので油断してしまった私が悪い。でも……。ううう、かなしー。
 こらっハルト、巨大茶色ナメクジって呼んでやる!

えーっと、ななななんの話かなあ。


 こうなったらもうビールを飲まなくてはいかんのであります。
 気温も昨日一昨日は25度を越え、湿気がなくてさわやかなのでのどが渇いたのであります。
ということで、昨日はまずビールから。で、まずハイネッケンをいただき、あとはH・Rさんがくださった日本酒。つまみは、チーズあぶり焼き、ニンジンマリネ、ピータン豆腐、セリそのまんま、ショウガ醤油漬け等。
 写真を撮る余裕もなく、ぐびぐびもぐもぐ。H・Rさんありがとう、感謝!

 うーん、ナーベラーが丸裸になるとなぜビールなのかって言われても……。
 じゃあ今日は日本酒まっしぐらということで。えへっ。


やっぱりボクちゃんは悪くないです。
お酒を飲む言いわけにされたんです。
ねーちゃん、いいかげんにせえよ。


 なにをぬかすか、この巨大茶色ナメクジめが!


ナーベラを植えました

2010-05-02 11:34:06 | Weblog
武蔵浦和“ふうるふうる”のたらです。
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 今年の「緑のカーテン」はナーベラ(へちま)に決定。

 苗が昨日到着したのでさっそく植えました。ゴーヤよりナーベラのほうが好きなのよ。
 実をたくさんつけてくれたら嬉しいなあ。


ローマンカモミールも育ってくれています。
上のほうにポチポチ見えるのはアオジソです。
今年はカモミールがアオジソに負けないように注意しよう。


枝を全部切ってしまったラベンダーも新しい葉を出してくれました。


 気温がやっと定まったみたいなので、これからの成長が楽しみです。

 ほんとにあったかくなりました。それを実感したのがおみおつけ。2日ほっといたら酸っぱくなっちゃいました。「ああ、ものが腐る季節になったんだなあ」としみじみ思いましたわさ。
 犬のハルトがおふとんじゃなくて畳で寝るようになったし、鉢植えの土がすぐ乾くようになったし、首まわりをおおわなくても冷えないし。
 風を感じながらサイクリングでもしましょうか。
 やっぱり今日もいい日です。ありがとう。