ふうるふうる・たらのあんなことこんなこと

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「戦争絶滅受合法案」ってノブレスオブリージュという概念の法制化かなあ

2019-09-26 08:59:19 | 戦争

 ノブレスオブリージュって、「 身分の高い者はそれに応じて果たさねばならぬ社会的責任と義務があるという、欧米社会における基本的な道徳感。」(精選版 日本国語大辞典)

 欧米ではお金持ちは大金を福祉などに寄付するのが当然とされているのもこの精神から。
 貴族制度や階級社会が残るイギリスでは、上流階層にはノブレスオブリージュ(英語ではノーブルオブリゲーション)の考えが浸透している。第一次世界大戦で貴族の子弟に戦死者が多かったのはこのためで(皆志願して従軍した)、フォークランド戦争にもアンドルー王子などが従軍している。

 ノブレスオブリージュという概念を法制化したら「戦争絶滅受合法案」になるのかな。

 でも、日本ではノブレスオブリージュの精神は馴染みが薄いのよねえ……だから大企業トップは責任をとらない……「戦争絶滅受合法案」にならって、「原発事故受け合い法案」をつくったほうがいいよねと思ってるけど、原発だけじゃなく全企業に通用する「組織罰」を制定することが必要なんだねえ。


●「戦争絶滅受合法案」
「戦争行為の開始後又は宣戦布告の効力の生じたる後、十時間以内に次の処置をとるべきこと。即ち下の各項に該当する者を最下級の兵卒として召集し、出来るだけ早くこれを最前線に送り、敵の砲火の下に実戦に従わしむべし。

一、国家の元首。但し君主たると大統領たるとを問わず、尤も男子たること。
二、国家の元首の男性の親族にして十六歳に達せる者。
三、総理大臣、及び各国務大臣、並びに次官。
四、国民によって選出されたる立法部の男性の代議士。但し戦争に反対の投票を為したる者は之を除く。
五、キリスト教又は他の寺院の僧正、管長、その他の高僧にして公然戦争に反対せざりし者。

 上記の有資格者は、戦争継続中、兵卒として召集さるべきものにして、本人の年齢、健康状態等を斟酌すべからず。但し健康状態に就ては召集後軍医官の検査を受けしむべし。
 以上に加えて、上記の有資格者の妻、娘、姉妹等は、戦争継続中、看護婦又は使役婦として召集し、最も砲火に接近したる野戦病院に勤務せしむべし。」

 

 戦争いらない。戦争するぞと憲法を改正するのはいらない。危険すぎる原発いらない。


憲法改正の前に「戦争絶滅受合(うけあい)法案」を作るのがスジじゃない?

2019-09-24 10:44:53 | 戦争

 前回、戦争できるように憲法改正するより「組織罰」を制定するほうが先じゃないかというようなことを書いたけど、「戦争絶滅受合(うけあい)法案」を制定するのも先にしないといかんわね。

 「戦争絶滅受合(うけあい)法案」について、たぶん2013年と2014年に書いたと思うけど、またほぼ同様のことを書きます。

   「戦争絶滅受合法案」の内容を簡単にまとめると以下のようになります。

 戦争が始まったら10時間以内に、次の一から五にあげた者たちから年齢や健康状態に関係なく最下級の兵卒として招集し、一番危険なところへ行かせて実戦に参加させる。
 第一に国家元首、第二に国家元首の男性親族で16歳以上の者、第三に総理大臣、国務大臣、次官。大臣はみんな行くことになる。官僚のトップも行かなくちゃならない。
 第四は国会議員。ただし戦争に反対したものは除外。
 第五は宗教のトップ、管長、高僧で戦争に反対しなかった者。
 これらの者たちに加えて、それぞれの妻、娘、姉妹等を看護婦や使役婦として最前線の野戦病院で勤務させる。

   戦争の時には国家元首をはじめとする権力者たちや支配者たちは戦場に行かず、安全なところにいて、命令を発し、実際の殺し合いをするのは徴兵された国民だよね。だから、戦争が始まったら命令を発する側「第一~五に該当する者」がまず戦場の最前線に行って殺し合え、家族も最前線へ、となったら、わが身大事で戦争なんか起こさないんじゃないかってこと。

 「戦争絶滅受合法案」は、20世紀はじめごろにデンマークのフリッツ・ホルム陸軍大将が起草したということで、長谷川如是閑が雑誌『我等』(1929年1月号)で紹介しました(もしかしたら長谷川如是閑の創作かもしれないとも言われています)。
 フリッツ・ホルムは、「各国の議会に送付し、この法案を成立させれば、世界から戦争がなくなることは受け合いだ」と言ったそうです。

  戦争いらない。戦争するぞと憲法を改正するのはいらない。原発いらない。


「組織罰」必要に賛成

2019-09-20 12:09:11 | まじめな話

 東京電力福島第一原発事故で業務上過失致死傷罪で強制起訴された東電の旧経営陣3被告が、19日に東京地裁(永渕健一裁判長)から無罪と言い渡された。

 東京新聞の今日20日朝刊第1面の<解説>を、以下に簡単にまとめてみました。

・東京地裁判決は、大津波の襲来をうかがわせる試算の根拠の信用性を否定し、「大津波は予見できなかった」と結論づけた。
・しかし、津波試算を得た現場社員が上層部に対策を迫っていたことが明るみに出た。(注 国の地震予測「長期評価」に基づけば最大15.7メートルの津波が原発を襲うと試算されていた)
 結局、ほぼ試算通りの高さの津波が原発を襲った。
・旧経営陣が現場社員の警告に真摯(しんし)に耳を傾けていれば、原子炉を冷やすための電源を高台に移すなど次善の策は取れ、被害は軽減できたに違いない。
・トップが事故の危険情報に敏感に反応し、より危機感を持って対応に当たるためには、組織自体を罰する制度の創設も検討すべきではないか。

 組織罰についてですが、2面の「大企業トップまた無罪」記事によると、

 専門家から「企業に安全意識を徹底させるためには組織自体を罰する制度が必要だ」との声が上がってる。
 企業や組織の判断ミスが大きな事故につながっても個人の刑事責任を問うことは難しいため、企業自体に罰を科す「組織罰」の導入を検討すべき。
 企業の規模が大きいほどトップの刑事責任は認められにくい。安全管理システムや法令順守体制の不備を過失と結びつけられるような新たな刑事制裁ができれば、企業も危機感を持って安全対策を尽くすはずだ。


 原発事故以外にも、たとえばJR福知線の脱線事故なども経営陣トップは有罪にならず、刑事責任の所在があいまいになっているとのこと。
 「組織罰」の導入に賛成します。

 戦争できるように憲法改正することに一生懸命になる前に、こういうことに手をつけてほしい。
 戦争いらない、憲法改悪いらない、原発いらない。


今回の猫の発作、あとがよくないけど

2019-09-08 10:33:30 | 犬猫

 昨日午後3時過ぎに、猫の幸太君が痙攣発作を起こした。何年も前から1~2分ほどの発作が月に1回ぐらいの頻度で続いてて、今回も同様。でも、その後が今までと違う。

 何度も吐いてしまい、朝のえさが消化されていなかった。腰が落ちてしまってうまく歩けない。動きはじめてもどこに行きたいのかとほうにくれている感じ。
 
 今朝は食欲もあり、ふらつきながらも歩けてるけど、一気に体力が落ちたみたい。
 それなのにがんばってトイレで排泄してくれる。なんかねー、せつない。ありがとう。トイレを大きくしといてよかった。

 幸太君がきげんよくいられるようにお世話させてもらうから、好きなだけいておくれよ。つらくなったら無理するんじゃないよ。
 幸太君の世話ができる今でよかった。だから戦争反対。原発いらない。


メニュー変更 ➜ ホームページの作り直しで消耗

2019-09-03 10:25:57 | よもやま話

 ふうるふうるのメニューを変更したのでホームページを作り直しました。

 最初から作り直したかったんだけどねえ、そうするとどうなっちゃうかわからないので、手直しするだけにしたのよ。でも相変わらずよくわかんないのを何とかしようとして、すっごく消耗した。う~。
 わかりやすくて見た目もよいのがいちばんだけど、こうしたいなーと思っても技術が伴わないのよ。
 一週間ほど精一杯やってみたんだけど……相変わらずダサダサ。う~、まあしょうがない。
 ご不便なところがあったらごめんなさい。いろいろご指摘いただけたらありがたいです。