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原発安全神話などそもそもなかったのだ

2017-01-24 11:52:22 | 原発

  今朝の東京新聞の読者投書欄「発言」から抜粋します。

●原発廃止の思い届いて(会社員 横山淳)
  資源の乏しい日本。「原子力は平和的に利用すれば夢のエネルギーになる」。このようなスローガンは戦後の空気からすれば、まっとうな道筋に映る。
 クリーンな原発は事故が起こらないものとして推進されてきた。
 私たちはチェルノブイリの原発事故が起こっても、自分たちとは無関係だと思った。決して安全神話が崩れることはなかったのだ。
 しかし、福島の原発事故は起こった。福島第一原発の賠償に充てる費用は、1966年から電気料金に上乗せして積み立てておくべきだった。東京電力はこう提言した。つまり原発事故は起こる前提に立つべきだったと明確に言い切ったのである。安全神話など、そもそもなかったのだと。
 避難訓練を実施し、ヨウ素剤を備蓄するのはなんのため? 今、日本は事故が起こると認めた原発を動かしはじめているのである。そしてその新たに起こる原発事故の賠償費用はまたどこかに組み込まれていく。

 そうだよ、「福島第一原発の賠償に充てる費用は、1966年から電気料金に上乗せして積み立てておくべきだった。東京電力はこう提言した。つまり原発事故は起こる前提に立つべきだったと明確に言い切ったのである。」なんだよ。

 「安全じゃないから対策費を組み立てておくべきだったけど、忘れてたから今から払えよ、今まで電気を使用してた者ども。
 原発から上がった利益はこっちのもの、何かあったら対策・賠償費用は国民に押しつければいいさ。
 原発事故の賠償費用? なぜ企業側が払わなくちゃいけないんだ。電気を使ってる利用者が払うものだろう。国民が払うように組み込んどけ。」

  企業と国はそう言ってるんだよ。
 原発いらない。戦争いらない。国民はあんたらの奴隷じゃない。


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