ふうるふうる・たらのあんなことこんなこと

いろんなできごとを面白がってしまおうと思っています。
日常のあれやこれや記事です。

気でバリアー

2006-01-21 23:04:04 | よもやま話

 この年末年始で気にかかっていたことが、玄関先の鉢植えでした。冬の花たちに来てもらおうと思ってはいたのですが……。編集のほうの仕事で、食品の解説を数百品目について書くという、私にはとっても楽しく嬉しい、でも時間が限られているご依頼をいただき、そちらに時間がかかっているうちに、ヒャー、年がかわっちゃった。

 お正月明け、花屋さんが開店してすぐに、9鉢の花に来てもらうことにしたのですが、お店のかたが「これは温室栽培で今日初めて外に出したものだから、寒くないところに置いて、夜は霜があたらないように家の中に入れたほうがいい」と教えてくれました。
 いやあ、どうしよう。家に入れるとしたら玄関しかないのですが、しきりができないため犬・猫たちが食べちゃうのは目に見えてます。

 大鉢に寄せ植えして玄関先に置き、さて、朝には霜柱が立ってしまう場所での寒さよけはどうしようと思ったとき、ふと浮かんだのが気でバリアーを張るということ。やってみたところ、2鉢がしおれかけたのですが、翌々日には復活して元気になってくれました。

 私は植物も好きなのですが、どうも上手に育てられなくて枯らしてしまい、“私には緑の指がないんだなあ”と思っていたのです。でも今度の経験から、緑の指というのは、植物たちに向ける意識のことも含まれているのではないかと思いました。そう思ったら、ああ、いかに今までぞんざいに扱っていたのか、水と肥料と害虫対策を機械的にやってたのか……。
 “意”や“気”を用いることの大切さが、今更ながらわかりました。

 以前に「もっているものは使いなさい」というメッセージをもらっていたのですが、「もの」には“意”や“気”も入っていたのね。まったく、うかつなことでした。日常のすべてのことに配慮するというマゼンタの質をまだまだ実践できていないなあ。これまで枯らしてしまった植物さんたち、ごめんなさい。

 さて、となると、無意識に流してしまっている“意”や“気”も怖いです。いろいろなことをやわらかくうけとめる、やわらかくかわす、違う視線で見る、“意”や“気”を悪く揺らさない、そして必要なときには機敏に動ける……そんなふうにできるよう、やってみます。