ふうるふうる・たらのあんなことこんなこと

いろんなできごとを面白がってしまおうと思っています。
日常のあれやこれや記事です。

イギリスのEU離脱で言語も変わる!

2016-06-29 10:35:36 | びっくり

 イギリスがEU離脱を決めたことは、EUの公用語も変わるってことなんだって。
 時事通信の記事から抜粋します。

●英語も公用語から離脱?=主要言語は仏独に-EU
 EUの規則では、加盟国が通知した第1言語のみが原則として公用語として採用される。英語を通知しているのは英国のみ。
 フランス語やドイツ語に接する機会の少ない加盟国もあり、英語は公用語に準じて使用できる「作業言語」としては引き続き使用される見込み。ただ、EU関係者は米紙に、公式の場では「フランス語とドイツ語の使用を増やす」と明言した。

 欧州委員会では既に記者会見などで英語の使用を減らしつつあるんだって。
 世界の公用語が変わるってことになるのかしらん。うーむ。

 


うーん、猫のようだよ幸太君

2016-06-28 09:31:05 | 犬猫

 なんか猫っぽくなってるんだよねえ。どこがどうとは言えないんだけどねえ。

 歩き方がちょっとヨレヨレしてきて、お腹の皮膚ををなめ壊さないための服を着ているとかなり歩きにくそうになったので、ためしに服を着せないようにしてみた。ありがたいことに、ひどい傷になるほどにお腹をなめないようになったので、そのままにして数か月。
 このところ、服が邪魔をしているわけじゃないのに、踏み外してソファーからおっこっちゃったりするようになった。寝方がなんかお年寄りーってかんじになってきた。16歳だからしょうがないか。
 4本の牙は無事だけど、それ以外の歯はほとんど抜けて左側からよだれが出て、お口クチャイーがひどくなってる。歯磨きさせてくれないのよねー。「ペット用歯磨きデンタルローション」を塗っても効果がないのよねー。
 でもお顔はあいかわらず可愛いのよねー。ときどき、小さいころはこんな顔だったんじゃないかと思うようなお顔をするのよねー。ああかわええかわええ。
 血糖値が安定しているのでありがたいんだけど、毎月少しずつ体重が減っているのが気になるんだよねー。
 糖尿病用の治療食しか食べさせられないので困ってる。鰹節などの粉末をほんのちょっとかけたりしてるんだけど。
 しっかり食べて元気で長生きしてくださいよ。


げに教育のおそろしさ  道徳教科書ってさ

2016-06-22 09:09:02 | 本や言葉の紹介

  いろんなところをひっくるめてあたしのお師匠さんだった自称「猫のばあや」が書いていたこと。

 5匹の猫がいたところに幼犬を持ちこんだら、猫のいろんな生活習慣を受け継いだ。仰向けになって顔を両手で洗う猫がいたが、猫のなかで育ったその犬は10歳を過ぎても、機嫌がよくなるとお腹を出して、ぶぶぶ、ぶぶぶと言いながら両手で顔を洗ってた。げに教育の恐ろしさ。

  今朝の東京新聞「本音のコラム」の「改憲より悪質」(斎藤美奈子 文芸評論家)を読んで、久しぶりに「げに教育の恐ろしさ」のことを思い出したんだよ。


 
 抜粋します。

 2018年度から順次教科化される小中学校の道徳。
 学校教育で国家が特定の価値観を押しつける。それだけでも大問題なんだけど、さらに最低最悪なのは押しつけの中身である。
 その前に基本的人権を教えなさいよ。
 『私たちの道徳』は悪名高い『心のノート』のバージョンアップ版。その思想は自民党の改憲草案に酷似しており、「子どもの権利条約」違反の可能性も高い。改憲には手続きが必要だが、教育は簡単に変えられる。野党の皆さん、忘れないでね。

 「教育は簡単に変えられる。」って、 そうなのよ。
 さらにさらに、教育でしみこんだものは、けっこうしぶとく残るのよねー、変えようとしても。
  ほんとにねー、「その前に基本的人権を教えなさいよ。」 だわ。
 
 えっ、基本的人権ってなあにだって?
  自分が自分らしく生きる権利だねえ。

 「人間が人間らしく生きる権利で、生まれながらに持っている権利」
  「すべての人々が生命と自由を確保し、それぞれの幸福を追求する権利」
って説明されてるよ。


選挙……東京新聞投書欄から

2016-06-16 13:42:56 | まじめな話

 今朝の東京新聞の投書欄「発言」から、選挙についての投稿2点を紹介します。

 自分で考えて、調べて、決めることは当然のことなんだけど、情報を得ることやそれが正しいものかどうか見極めることってむずかしいのねえ。
 これまでの実績を知ることは大切、根拠のあるこれからの見通しや目標を語っているかどうかを知ることも大切だよねえ。


神様とお酒 稲魂(いなだま)信仰

2016-06-11 09:29:57 | 本や言葉の紹介

神様とお酒 稲魂(いなだま)信仰

 今朝の東京新聞の「神社とお酒の楽しい関係 下」(西村伴雄 松尾大社宣揚課長)にとてもステキなことが載っていました。
 大まかにまとめると、

 日本と外国ではお酒に対する考え方が違い、お酒を飲んで酩酊することを不名誉とは思わずに自慢する、お酒を無理にすすめあって吐いたり酔っぱらったりするが、それは稲魂信仰という日本独特の考え方による。
  稲作技術とともに入ってきた稲魂信仰が日本では独自の物語として発展し、国中に稲作が広まって飢える人がいなくなればこの世は神の国だと考えるようになった。
  その米から造るお酒を飲むことは神の力を取り込むことと考えられた。

 ということになります。で、肝心なところを抜粋します。

●飲んで神に近づく 「稲魂信仰」に由来する考え
 日本人は米を単なる作物の一種とは考えず、神様からいただいた大切な食べ物であり、米を食べ米から造る酒を飲むことは、神様の力を身体に取り込むことだと思ってきたのです。
 だから、酔うことに対しての罪悪感などあろうはずもありません。それどころか反対に、飲んでも酔わないのは神様に対して失礼だ、とすら考えていたのです。つまりは、酔いが深ければ深いほど神に近づくとなれば、意識を無くすほど飲んだ人間が一番神に愛(め)でられた人だとなるのです。
 折口信夫(おりぐちしのぶ)は著書の中で「昔の人は尊いたま(霊)が身に這入らなければ、その人は、力強い機能を発揮することはできないと信じてゐました」と書いておられますが、その霊の最たるものが「稲魂」だったのです。
 神社ではご祈祷や参拝の後に、皆さまにお神酒(みき)を飲んでいただくのはこのような理由があったのです。

 そうでしたか。さすがに酒造関係者の信仰を集める松尾大社さま、いいことおっしゃいますねえ。
 御酒をおいしく楽しく飲めるように、酒神さまにほどほどに愛でていただけるように心がけますです。


いいお店に出合えた気がする

2016-06-09 08:19:52 | おいしい

 ウウウ、歯茎が腫れてしまって固いものがかめない。では気持ちがふんわりして痛みを一時的にでも忘れられる液体をと思ったが、飲むとますます腫れて痛みが増すのはわかりきっているのよねえ。
 一時的な麻痺を選ぶか、ちょっと我慢して心おきなくいただけるようになるのを選ぶか。苦渋の選択であーる。(←ばか)
 そんなときに魅力的なお誘いを受け、ますます悩んだのであーる。(←ますますばか)
 そして! 一時的麻痺をあきらめた! 偉いぞわたし! いつになく理性的だ!
 人間、いくつになっても成長するのだ!(とっくに成長してなきゃならんがね)

 なんかガックリしたので、先週出合えたお店について書いてみるのであります。

 いやあ、武蔵浦和駅周辺って、この数年でお店がいきなり増えたのよ。
 で、3年ぐらい前に開店したお店、居酒屋ってよりはしゃれた作りのきれいな小料理屋さんって感じで、いい日本酒もあるらしくて気になってたんだけどけっこうお高めそうで入りにくかったのよ。
 つい先日、ちょっとしたきっかけがあり思い切って入ってみたら、あらすてき。
 こんなにおいしい甘エビを食べたのは初めて。この値段でこんなにおいしいならやっすいもんだ。日本酒もけっこうな種類がある。好みの味のものが少ないのがちょと残念だけど、じゅうぶんじゅうぶん。(←えらっそう)
 隣の60歳ぐらいのオッサンがかなりいい機嫌に酔っぱらってて、大声で自慢話をしながらどこかのお店から連れ出したらしい女性を口説きまくったり店主に威張ったりしてたのがうるさかったねえ。
 “ガキ大将でやんちゃな俺様、仕事ができる俺様、偉い俺様、カネ持ってる俺様ってのをアピールしたがる男性っているけど、オッサンはそのタイプなのね。でもさ、そのくどきかたじゃあ女性はなびかないだろうなあ”なんて思ってたら、連れの女性は速いペースでウイスキーの水割りを作ってどんどん飲ませてた。うーん、酔いつぶしちゃうのがいちばんってわけね。
 非常にやかましかったけど、それはそれで面白かったねえ。でも次からは、まだ酔っぱらいができあがらないくらいの早めの時間に行こうと固く誓ったのであります。そしたら今度はあたしのほうが迷惑な酔っぱらいになったりして。そうならないように気をつけるぞ。

 ああ、痛みよ早くおさまっておくれ。いつになったらまた行けるかねえ。 


上着をはぎ取らずに毛布を調達しなっせいよ

2016-06-08 09:22:47 | 本や言葉の紹介

 今朝の東京新聞「本音のコラム」に斎藤美奈子さん(文芸評論家)が書いてくれたのが「上着か毛布か」。抜粋します。

●上着か毛布か
 だいたい消費税を上げて社会保障費に充てるっていう発想自体がおかしくない? 寒さで震えている人に「毛布を買う金がいるから、その上着を脱いでよこせ」と要求しているようなもの。
 そういうときは、上着はもちろん取り上げず、ぬくぬく暮らしている人のところから毛布を調達してくるんですよ。
 増税の延期でホッと胸をなで下ろした人は少なくないはずだ。
 なのに民進党の岡田克也代表いわく。「公約違反だ。アベノミクスの失敗だ」。そんなだから有権者にそっぽを向かれるのよ。
 その点「消費税10%増税は先送りではなく、きっぱり中止」、法人税減税や大企業への優遇税制をやめて財源に充てよ、と要求している共産党はさすがだが、「きっぱり中止」じゃまだ弱い。消費税は5%に戻して、景気回復を目指す。毛布に加えて上着ももう一枚の発想だ。暖かくなれば人は動くよ。


「身体知」の内田樹さんの発言から 2/2 

2016-06-07 09:49:20 | 本や言葉の紹介

・愛情って、自分の中からわき出るものじゃないと思います。あれは「通過してゆくもの」なんですよ。お金と同じで。お金は貯めている人のところには集まらないで、使う人のところに集まってくる。貨幣の本質は運動ですから、貨幣は活発に運動しているところに集まってくる。「活発に」っていうのは、じゃぶじゃぶ湯水のように使うという意味じゃなくてまわりにいる人が「いい思い」ができるような使い方をするっていうことです。
 川の流れと同じで、じゃあじゃあすぐ横をお金が流れていると、ちょっと手桶をつっこむだけで、とりあえず必要なくらいのお金は手に入る。自分で貯水池を作って、まわりに囲いを作って、そこにお金を呼び込もうとしたりすると、もうお金は流れなくなるし、まわりの人も貯水池への供給が増えることを願わなくなる。そうなると、お金は止まってしまうんです。
 ビジネスマンで大きな仕事をする人は、たいてい個人ではたいしてお金を持っていないです。ただその人のところにお金がガンガン入ってガンガン出てゆくだけ。愛情もそれと同じだと思うんですよ。

 うーん、面白い言い方だねえ。「ガンガン入ってガンガン出てゆく」って、ええのう。
 流れにどんな手桶をつっこむかを考えるのも面白いねえ。でかすぎる手桶だと、持ち上げられないどころか流されちゃうかもねえ。おそまつな作りの手桶だと、つっこんだとたん壊れちゃうかもねえ。
 ふーむ、愛情もおんなじかぁ。面白い考え方だねえ。
 でも、いとしく思う気持ちって、わき上がってくるけどねえ。ふーむ。


「身体知」の内田樹さんの発言から 1/2

2016-06-06 10:13:29 | 本や言葉の紹介

 「身体知 カラダをちゃんと使うと幸せがやってくる」(内田樹・三砂ちずる 講談社+α文庫)を読みました。
 久しぶりに内田さんの言葉を読んで、やっぱり面白いなあと思ったのよ。
 三砂さんの発言も興味深かった。ミスナさんじゃなくてミサゴさんなのね。そういえば、高砂って書いてタカサゴって読むもんねえ。


・人間関係で傷つくというのは、たいていの場合、生命力を奪ってしまうようなタイプの人間のそばにいるからです。そういう人って、実際にいるわけですよ。善悪とかかわりなく、ネガティブなオーラを出している人って。本人は自分のことを思いやりのある善意の人だと思っているんだけれど、その人のそばにいるとこちらの生命力がゆっくり損なわれていく。身体感受性が鈍い人はそれがわからない。だから「その人のそばからそっと逃げ出す」というオプションを思いつかない。そういうネガティブな人って、口で言っていることは語義レベルでまともだし、つじつまがあっているし、本人も「お前のことを考えている」とか「お前のために言うんだ」というふうに言うので、どうしても「悪い人」のようには見えない。
 そういう人は言語的なメッセージのレベルとは違う身体的なレベルで「俺はお前をコントロールする。俺はお前の生命力を低下させて俺の支配下におく」というメッセージを出しているんです。ただし、それは非言語的なメッセージですから、言語を聞いているだけじゃわからない。それを感受するには身体感受性が鋭敏じゃないとむりなんです。


 ほんとにねえ、「本人は自分のことを思いやりのある善意の人だと思っている」、「口で言っていることは語義レベルでまとも」だからさ、やっかい。素直で純真な人ほど取り込まれやすいのよ。
 ちょっとおかしいなと思っても、“疑うのは自分が良くない人間だからだ”なんていらない反省までしちゃって、受け入れようと頑張っちゃう。そんなことしちゃいかんがな。
 ええでッか、人を見るなら言葉ではのうて行動だっせ。
 言ってることとやってることがちぐはぐなら、行動に表れているほうが本音。幻惑されちゃいかんのよ。
 たまーに、言ってることは乱暴だけどやってることはすっごくまともで丁寧で優しいって人もいるけど、そんな人は、自分の行動を見せないように気を配るからすっごくわかりにくくて誤解されやすい。でもあたしゃそういうお人が好きだよ。 


「国は守る、国民など守らん」ですか? 

2016-06-03 08:25:34 | びっくり

 今日の東京新聞を見て衝撃を受けた。

 ぱっと見たときに、マークの上に「大日本帝国陸軍」って書いてあるのかと思った。
 古いものを出してきたなあ、頭蓋骨にぶっちがいの骨がついた骸骨マークに似てるなあって思ったのよ。
 そしたらなんとまあ、最近使い始めた陸上自衛隊の公式エンブレム(紋章)だって!!!
  これ、self‐defense (自衛)のイメージかい? 戦うぞ、打って出るぞって感じなんだけど。
 自衛隊隊員よ、お国のために武力で切り込んでいき、お国のために桜のようにいさぎよく散れってか?! そんでもって「国民もそれに続け」ってか?! ごめんこうむるわさ。

  以前のがこれ。

 なんかさ、エンブレムの変更が露骨に「お国は守るぞ、国民なんか守ってられるか」と語ってるよなあ……。こうやってじわじわとイメージを作り替えて、戦争歓迎ムードをつくっていくのか。
 「小さなことからこつこつと」って、こんなところでやってんじゃねえよ、と毒づいたのでありました。

 記事から抜粋します。

●陸自、エンブレムに刀
 陸上自衛隊は初めて公式エンブレムを採用し、ホームページなどで使い始めた。日の丸を中央に配し、これを日本刀で守るこわもてのデザイン。題して「桜刀(さくらがたな)」。海外での武力行使を認めた安全保障関連法の施行に合わせたのか-。
 これまでは「守りたい人がいる陸上自衛隊」のキャッチフレーズとともに人に見立てた日本列島を手のひらで包むシンボルマークを使ってきた。
 「手のひら」から「日本刀」への変化も象徴的だ。