ふうるふうる・たらのあんなことこんなこと

いろんなできごとを面白がってしまおうと思っています。
日常のあれやこれや記事です。

壊れそうなあなたへ

2004-05-30 22:30:26 | 本や言葉の紹介
 そろそろ梅雨の季節。梅の実も見かけるようになりました。武蔵浦和駅のすぐ近くの田圃では蛙が合唱してます。

 今日は「壊れかけていた私から壊れそうなあなたへ」(大修館書店)から、いくつかのことばをご紹介します。


第3章「こんなことしてるの私だけでしょうね」

トラウマを理由にして、いつまでも自分をいじめ、人を恨んで生きるより、自分を愛して人も愛せる生き方のほうがどれほど素晴らしいことか。これほど当たり前で忘れがちなことはない。そして、これほど大切で難しいこともない。いったん自虐的な意識や行為に陥るとそれが遙か彼方のことに思え、たどり着くことなど想像すらできなくなる。しかし不可能なことでは決してない。
第4章「食べるのが苦しい」(摂食障害について)
自分に必要なものが病気という形でやってくるんです。薬で退治してはいけないものだと思います。家族の関係を直すよいきっかけになるし、自分を見つめる素晴らしいきっかけになるんです。自分を好きになるための過程なんです。
男性でも女性でも、根っこは同じなんです。カウンセリングを進めていくと、単なるやせ願望ではなくて、完璧主義の追究、家族関係での心の傷、仕事や受験でのストレスなど共通性に突き当たりますから、男性だからといって特殊だということはないんです。