ふうるふうる・たらのあんなことこんなこと

いろんなできごとを面白がってしまおうと思っています。
日常のあれやこれや記事です。

原発事故は実家も故郷も

2021-01-11 14:03:05 | 大地震関連

(東京新聞2021年1月11日朝刊の1面掲載記事「あの日から・福島原発事故10年」から)

「戦争は故郷までは持っていかなかったけど、原発事故は実家も故郷も奪ってしまった」

 原発からわずか200メートルの大熊町、町の許可なしには入れない帰還困難区域にある民家で生まれ育った門馬好春さん。
 無人となった実家は空間放射線量が東京都心の100倍近い毎時3マイクロシーベルトほどあり、長くいられない。
 久しぶりに帰省した門間さんが言ったのがこの言葉です。

  ハッとしました。

 戦争いらない、原発いらない。


まっとうな立ち飲み屋さん、ありがとう

2017-07-22 18:03:28 | 大地震関連

 浦和ってけっこう気取ってるって言われるんだよね。「文教都市」が売りだからかなあ。 
 そのせいか、立ち飲み屋さんができたのってそれほど昔じゃないし、値段もそれほど安くない。
 常連のお客さんたちは、たとえば「フリーな仕事をしてるから早い時間から飲めちゃう自分ってちょっとかっこいいよね」、「ハイソな自分だけどこういう店でも楽しめるのよ」、「ワインをそろえているしゃれた立ち飲み屋でくつろげる自分ってすてきでしょ」みたいなかんじで、あたしなんぞははいりにくくて。
 はいはい、底辺のよっぱらいのひがみですわよ。
 が、つい先日知った立ち飲み屋さんが、こじゃれてなくて、つまみがまっとうで安くて、好みの日本酒がないのが残念だけど、好みなんだわ。
 赤羽っぽいって言ったらおわかりいただけるかなあ。昼から休みなしでやってくれてるしさ、感涙ものだよ。 
 夕方以降のお客さんは年齢層が高い仕事帰りの男性がほとんどみたい。
 ま、年を重ねてよれたオババに成長してよかったことは、こういうお店にふらりと立ち寄ってもあまり敬遠されないことなんだな。ありがたしありがたし。


肉球新党を支持するぞー!

2017-05-16 08:07:07 | 大地震関連

 「肉球新党」(https://pawpadsnewparty.jimdo.com/)に拍手!

 あたしゃ入党したわさ。(法律上の政党でも政治団体でもありません。「市民団体」ですからね)
 「猫が幸せに暮らせる社会は、人にも優しい。だから、戦争に反対、原発にも反対。そして、動物と人が共生できる社会を。」
 賛成賛成、大賛成

 「お国のために」「兵隊さんの防寒具を作るために」と犬を供出させられるなんてまっぴらごめんだもんね。
 戦争なんかいらないもんね。
 事故があったら人類滅亡に結びついちゃう原発もいらないもんね。

 「本当は寝ていたい」という 肉球新党の姿勢、だいすきだ

 寝てたいけどさー、安心して心おきなく寝るために発言すること、行動することは必要なんだよなー。

 「本当は寝ていたい」のさ


患者さんに訓練される……河合隼雄さんの言葉

2017-04-25 08:48:41 | 大地震関連

 『生きるとは、自分の物語をつくること』(河合隼雄・小川洋子 新潮文庫)からもうひとつ抜粋します。


小川 患者さんによって、カウンセラーも深められるというところがあるんでしょうか。

河合  それどころか、われわれは常に患者さんに訓練されています。作家の方が書くごとに成長されるのと一緒です。僕らが一番鍛えられるのは、来られる方によってです。

小川  一段高いところにカウンセラーがいて、引っ張り上げるのではないんですね。

河合  引っ張り上げるという感覚はないですね。鍛えられて、教えられて、鍛えられて、教えられて、だんだんだんだん訓練される。そういう感じです。人は一人一人違う。同じ人が来るはずはないので、前のことを生かしてやるいうことは、ほとんどあり得ない。


 本当にそう。


「慈悲」の「悲」 2/2

2017-04-18 16:48:27 | 大地震関連

●「愛」を知らない日本人は「慈悲」に生きればいい
 そもそも僕らは西洋における「love」の訳語である「愛」を正確に理解しないまま、日常語として使ってしまっています。
 僕らは「愛」という言葉を聞くとすぐに「あの人が好きだ」「一緒にいたい!」という、恋い焦がれるような感情をイメージします。こういった「恋愛」には、明らかに相手を所有しようとしたり、相手を自分と同一化し、コントロールしようとしてしまう気持ちが含まれています。
 仏教ではこうした「恋愛」は煩悩であり、捨て去るべき感情と考えられています。なぜこういった感情が否定されるかといえば、こうした「恋愛」には、相手に対する「敬意」が欠けているからです。

 日本人は「愛」という言葉を定義づけないまま、ナルシスティックな感情にまかせて「愛」という言葉を使ってしまっているのです。
 だとすれば僕ら日本人は、自分でもよくわからない「愛」などという言葉にこだわるよりも、(まだまだ理解が十分ではないにしても)自分たちの文化に根づいた「慈悲」を大切に育てるべきではないかと思います。


  なんかね、かなーり納得しました。


「もんじゅ」の廃炉のかわりに高速炉ってやっぱり変だよ

2016-11-08 14:56:08 | 大地震関連

 9月に、高速増殖原型炉「もんじゅ」を廃炉にすると政府が発表した時は、やっと少しは前進したねえと思ったよ。でもそのあとに、高速炉の研究に切り替えると言った時は「こりねえバカだのう。今度はどんな利権がらみだ」なんぞと思ったね。口が悪くてゴメン。よ

 でね、東京新聞の昨日(11月7日)の社説に核燃料サイクルが取り上げられていたので抜粋します。
 で、えーと、
 高速増殖炉とは、普通の原発(軽水炉)で利用されたあとの使用済み核燃料をリサイクルするための原子炉。
 高速炉とは、使用済み核燃料を処理しやすい別の核種に転換する、いうならば核のごみの減量や危険軽減のための原子炉。

●核燃料サイクル いつまで夢の中なのか
 高速増殖炉から高速炉に切り替えて、核燃料サイクルの仕組みを維持していくと政府は言う。「金食い虫」に固執し続けるのはなぜか。
 原子力大国フランスで計画中の高速炉「ASTRID」を共同開発することで、核燃料サイクル施設は維持していくという。
 核燃料サイクルそのものを残す必要があるのだろうか。
 現有のシステムを維持するためにASTRIDに乗るというのも、どうだろう。フランス側が本当に求めているのは開発費の負担らしい。原型炉から一歩進んだ実証炉とはいうものの、まだ基本設計の段階だ。
 原発に、より高度な安全性が求められる3・11以降のこの時代、際限なく負担も膨らむ恐れがある。
 「もんじゅ」抜きでも、核燃料サイクルのシステム自体が「金食い虫」に違いない。「増殖」の次は「サイクル」の看板をきっぱり下ろし、立地地域の設備と人材を活用し、あふれ出す核のごみの減量や処分法の開発に、真正面から力を注ぐべきではないか。

 とにかく原発バンザイなのね。どうして執着するのかね。金より命だと思うがね。
 原発はいりまっせん。戦争もいりまっせん。


どこでもおきる可能性がある巨大地震に対応していない原発の設計基準 2/2

2016-05-25 09:19:52 | 大地震関連

 おまけにね、朝日新聞掲載「キーワード」の解説によると

●内陸直下型地震
 東南海、南海地震のようなマグニチュード(M)8級の海溝型地震が起きる前には、M7級の内陸直下型地震が多発することが知られている。専門家の間では、95年の阪神大震災(M7・3)もその一つとの見方が強い。中央防災会議は昨年11月、今回の6活断層を含む近畿・中部圏の13の活断層ごとに人的被害想定をまとめた。そのうち最大となるのは、大阪府内を走る上町断層で、97万棟が倒壊・全焼し、4万2千人が死亡するという。 (2008-02-19 朝日新聞 朝刊 1総合)

  だって。もっとでっかい海溝型地震が控えてるってことじゃん。
 原発いらない。ますますいらない。

 そしたらさ、今朝の東京新聞に、「南海トラフ ひずみ蓄積」という記事が載った。

 巨大地震が想定される南海トラフで、地震を引きこす地殻のひずみが四国沖や熊野灘、東海地震の想定震源域などに蓄積されているとする観測結果を海上保安庁などのチームが23日付の英科学誌ネイチャー電子版に発表した。

 地震国日本に原発を作るのがそもそもおかしいのよねえ。
 原発絶対いらないよー。


「戦争のできる国」を「戦争をする国」にしないために

2016-05-01 09:30:07 | 大地震関連

 今朝の東京新聞「本音のコラム」掲載の「戦争のできる国」(山口二郎 法政大教授)を紹介します。 

 ほんとにね、「戦争のできる国をつくった張本人たちを選挙で落とさなければならない」よね。
 ほんとにね、そうすることが「それこそ主権者としての義務である」よね。
 うん、義務であり権利だよね。


ボランティアのかたも気をつけて

2016-04-30 10:34:51 | 大地震関連

 ゴールデンウィークが始まり、ボランティア活動をしに九州に行く人も多いことと思います。ありがとうございます。
 ボランティアさんも受け入れ側もスムーズに活動できるよう祈ります。

  23日の東京新聞朝刊社説から抜粋します。

●地震と減災 ボランティアの出番だ
 地震発生から一週間が経過し、いよいよボランティアの出番である。
 ボランティアは自己完結、自己責任が原則である。つまり、被災地への移動、宿泊から食料確保まで自力でやりくりしなければならない。自らの志を生かすには、十分な準備が必要である。
 特に気を付けたいのが安全の確保だ。現地は余震が続いており、今後も傷んでいる建物の倒壊や土砂災害が起きる恐れがある。二次被害は絶対に防ぎたい。
 現場での作業は原則として奉仕活動とされ、事故があっても労災とはならない。万が一に備え、最寄りの社協でボランティア活動保険に入っておく必要がある。
 受け入れ側に求めたいのは、ボランティアの力を十分に生かす柔軟な対応と派遣先の調整だ。
 経験を積んだNPOなどの団体は、それぞれ得意分野を持っている。行政はボランティアを信用して緊密に情報交換し、バランスよい戦力配置につなげてほしい。


夫婦別姓認めぬ規定「合憲」 最高裁初判断 2/2

2015-12-19 11:28:08 | 大地震関連

●他の先進国より「数十年遅れている」 人権擁護団体が懸念(12月18日東京新聞朝刊から抜粋)
 女性人権団体「国際女性人権行動監視」理事長のマーシャ・フリーマン氏は、日本の妻は自由に姓を選ぶ権利が与えられていないのが実態だと主張する。最高裁が「夫婦が同じ姓を名乗るのは日本社会に定着している」との判断を示したことは「『社会』という言葉を(女性の)自由を制限する根拠にしてしまっている。社会は教育などの影響で変わるものだ」と反論した。
 夫と同じ姓を名乗ることが必ずしも妻自身の利益に反するとは限らないとする一方で「重要なのは女性が自分自身で選択できるかできないかだ」と強調した。

 私はたまたま高校家庭科の教科書・参考書・資料集・問題集等をつくっていたから婚姻や戸籍についての知識があったんだけど、普通は特に勉強したりしないよね。でも、男性も女性も結婚を考えたときは結婚関係の法律を一度は読んでおいたほうがいいよ。民法に、婚姻、離婚、夫婦の財産等などについて示されているからね。少しだけ抜粋します。

民法
第4編 親族
第2章 婚姻
第1節 婚姻の成立
第1款 婚姻の要件
(婚姻適齢)
第731条 男は、18歳に、女は、16歳にならなければ、婚姻をすることができない。
第737条 未成年の子が婚姻をするには、父母の同意を得なければならない。
2 父母の一方が同意しないときは、他の一方の同意だけで足りる。父母の一方が知れないとき、死亡したとき、又はその意思を表示することができないときも、同様とする。
第739条 婚姻は、戸籍法(昭和22年法律第224号)の定めるところにより届け出ることによって、その効力を生ずる。

第2節 婚姻の効力
(夫婦の氏)
第750条 夫婦は、婚姻の際に定めるところに従い、夫又は妻の氏を称する。
(生存配偶者の復氏等)
第751条 夫婦の一方が死亡したときは、生存配偶者は、婚姻前の氏に復することができる。
第752条 夫婦は同居し、互いに協力し扶助しなければならない。


  これも覚えておいてね。

・夫婦の一方が万が一亡くなってしまったときは、亡くなってしまった相手方の親族との関係を解消することができる。離婚の場合は自然に解消されるが、死亡の場合は残された夫または妻が、解消の意思を表示することで相手方親族との関係が解消される。

・夫婦の一方が死亡したときは、「復氏届」を提出すれば結婚前に名乗っていた名字に戻すことができる。期限はない。復氏届を提出しなければそのままの姓となる。

・離婚したときは、離婚後の姓と戸籍について選ぶことができる選択肢は以下の3つ。
★旧姓に戻り、結婚前に入っていた戸籍に戻る
 旧姓に戻る場合は、姓については特別な手続きをとる必要はない。戸籍については、離婚届に「婚姻前の氏に戻るものの本籍」という項目があるので、「妻(夫)はもとの戸籍に戻る」を選択する。
 ただし、子どもの籍を自分の戸籍に入れたい場合は、自分が結婚前に入っていた戸籍に戻れないケースが多いので注意が必要。
★旧姓に戻り、新しい戸籍を作る
 旧姓に戻る場合は特別な手続きは必要なし。新しい戸籍を作る場合には、離婚届の「婚姻前の氏に戻るものの本籍」という項目から、「妻(夫)は新しい戸籍をつくる」を選択する。
★婚姻中の姓をそのまま使用し、新しく戸籍を作る
  婚姻中の姓を使い続けたい場合は、離婚届が受理されてから3か月以内に、「離婚の際に称していた氏を称する旨の届け」を提出する。

 「夫婦別姓も選べる制度」があっていいじゃないのさ。別姓じゃなきゃいかんと言ってるんじゃないのよさ。
 「自分自身で選択する」、「社会を教育などの影響で変えていく」、ん、がんばるべさ。


今朝の東京新聞から 2/2 自由の危機

2015-11-22 10:18:45 | 大地震関連

 前のブログに載せ忘れたのでここに置きます。すみません。

 次は「本音のコラム」欄、山口二郎さん(法政大教授)の発言からの抜粋です。

●自由の危機
 今回のテロ事件は彼(安倍首相)の改憲戦略にとって渡りに船ということになろう。
 私たちが確認しておかなければならないのは、政府が打ち出すテロ対策なるものが本当にテロを抑止する効果があるのか、政府の側が立証責任を負うという原則である。谷垣自民党幹事長は共謀罪新設の必要性に言及した。しかし、彼はそれがなぜテロを防止することに役立つのか、説明していない。まして、憲法改正によって政府が自ら認定した緊急事態において巨大な権力を持つようにすることが、なぜ国民の安全を守ることになるのか、安倍首相には説明できないだろう。

 テロへの恐怖が権力を無条件で正当化する時代を繰り返してはならない。


「森の防潮堤」阻む、国・自治体の「コンクリート信仰」 

2013-11-07 10:17:50 | 大地震関連

 東日本大震災で津波の被害にあったところで、津波も乗り越えられない巨大な防潮堤を作ることが計画されたけど、「なんかおかしいんだよなあ、なんか変だ」と疑問に思っていました。
 そうしたら11月3日の東京新聞朝刊『「森の防潮堤」阻むコンクリート信仰』という記事を読んで腑に落ちました。

 海と陸はつながり、生きている。それをコンクリートで遮断すると、短期では利益があるかも知れないが、長期で見れば、海も陸も死んでしまうことになる。(「いのちを守る森の防潮堤」推進東北協議会会長で輪王寺住職の日置道隆さん)

 防潮堤ができると、水平線が見えなくなる。
 大事なのは自然の力だ。コンクリートの防潮堤は、森から海に栄養分を運ぶ地下水を遮断し、海を腐らせる。(NPO法人「海べの森をつくろう会」理事長の菅原信治さん)

  うん、そうなんだ。命の循環が断たれてしまうことがなんか変に思えたんだけど、人の生活を守るためには仕方がないのかなあ、ほかにいい方法がないならしょうがないのかなあ、でもなんかおかしいよなあと思っていたんだ。
 でも、“森をつくる”という良い方法があったんだ!

 コンクリート造りの防潮堤の代わりに、海岸沿いに震災がれきを混ぜた盛り土を築き、地元に生息する広葉樹を植えるという「森の防潮堤」構想は、震災直後に植物生態学の宮脇昭・横浜国立大名誉教授が提唱。 
 ・木が生長するまで10~20年かかるけど、できあがった森は津波の水位と速度を落とすから避難する時間を稼げる。
 ・津波が引くときに引き水に飲み込まれても、樹木で食い止めることができる。
 ・広葉樹は根が深くて倒れにくく維持管理にも手間がかからない。
 ・コンクリートは百年ももたないけど、森は孫の代を超えて次の氷河期が来るまで持続できる。
 ・震災がれきの処理にもなる。

 すごいじゃん。宮脇名誉教授が言うとおり“一石五鳥”。
 でも「森の防潮堤」構想は広まっていないんだって。

 国や自治体が「コンクリート信仰」を捨てず、従来のコンクリート造りに邁進しているからだ。震災で破壊された防潮堤はすべて復旧させた上で、新設もする。復旧対象の48%で完成や着工している。(9月末現在)

  とのこと。
  なぜ「森の防潮堤」構想が広まらないのか。

・コンクリートは強度の計算ができて、分かりやすいからだ(首都大学東京・横山勝英准教授 環境水理学)
・地元自治体に理解があっても、国交省は、植樹にカネを出そうとはしない。林野庁は、減災効果が少ないマツを植えようとする(宮脇名誉教授)
・海岸の管轄主体が、場所によって国交省、農林水産省、県、市町村などに分かれていることも一因。

 うーん利権の問題もあるんだろうし。
 目に見える結果がすぐ出るもの以外にお金をかけるのはいやなんだろうか。

 宮脇名誉教授は「まず森づくりを前提にして、足りない部分はコンクリートで補うという考え方に、改めるべきだ」と話している。

 私もそう思う。『「森の防潮堤」構想と宮脇昭理論の生態学上の問題点』などの反対意見もあるけどね。

 「森の防潮堤の提案」(いのちを守る森の防潮堤推進東北協議会のウェブページ)に詳しく説明されています。

 


人手不足の現場をサーチ & ボランティア保険

2011-04-30 12:44:53 | 大地震関連

武蔵浦和“ふうるふうる”のたらです。
              (↑これをクリックするとホームページに行きます)

●ボランティアを受け付けている現場へ行こう
 ボランティアに行くときには、用意するものや注意することとともに、求められている現場についても情報を得てくださいね。
 今日(4月30日)の朝日新聞朝刊の記事を以下に要約しました。

・東北3件で最もボランティア希望者が多い宮城県では受け入れ側が対応しきれず、多くの自治体で連休中の新規受け付けを中止する事態になった。
・しかし、被災現場は圧倒的に人手が足りていない。岩手県と福島県の自治体は「グループ限定」の条件がつくなどしながらも、受け入れ態勢に余裕があるという。
・車で駆けつける人が多くなるに連れ、交通渋滞が深刻になっている。ボランティアセンターの担当者は「せっかく来てくれても、これでは実働時間がどんどん短くなってしまう」と言う。
・希望者の熱意をどうつなぐか。阪神大震災でも同じ問題に直面した兵庫県社会福祉協議会などは、東北道の泉パーキングエリア(仙台市)に隣接した高速道路会社の事務所を借りて情報センターを設けた。
 ボランティア希望者は高速から降りることなく、受け入れ可能なボランティアセンターや到着までの予想時間がわかる。
 電話(022-377-3122)でも案内をしている。「受け入れ情報は流動的で刻一刻と変わる。尊い志が生きるよう、きめ細かく情報を集めてほしい」

●ご自分の地元でボランティア保険に加入しておくこともおすすめします。
 ボランティア保険とは、国内での活動中や往復途上の偶然な事故・ケガにより、ボランティア自身がケガをした場合の『傷害保険』と、活動中の思いがけない事故で、活動の対象者など他人の身体や持ち物、名誉毀損・プライバシー侵害等により損害を与え、法律上の賠償責任を負った場合の『賠償責任保険』の2つの補償をセットにした保険です。
  詳しくは社会福祉協議会の「ふくしの保険」ホームページ(http://www.fukushihoken.co.jp/)などを参考にしてください。


買い物袋を悲しむ友人 & 支援関係

2011-03-21 11:03:58 | 大地震関連

武蔵浦和“ふうるふうる”のたらです。
               (↑これをクリックするとホームページに行きます)

 友人との会話。
友人「なんかさー、悲しくなっちゃうんだよね。
大きな買い物袋をいくつもぶら下げてる人を見るとさー。
12巻き入りトイレットペーパーの袋を5つも自転車にくくりつけてる人がいたよ。
ここらへんは物不足ってほとんどないんだから、日常必要な物を必要な分だけ買うのでいいじゃないか。
買い占めてる人ってけっこう年とってる人が多いんだよ。“亀の甲より年の功”って言葉、死語だね。
そう言ってる自分も、乾電池はもっと買っておこうと思っちゃったけどさ」
「なんでトイレットペーパーを買い占めるのかがよくわからないんだよね。
石油ショックのときから成長してないのかなあ」
友人「物がない時代を経験している人たちだからかねえ。
まあ、そんなこと言ってたって、あとになったら買いだめしていた人たちが正しかったってことになるかもしれんわね」
「そうならないことを祈ろう」

 “頭はクールに、心は温かく”考えて行動したいね。

 各地で、ボランティアや支援物資の受け付けが本格的に始まったようです。
●ボランティア志望者へ
 各地の“災害ボランティアセンター”では、災害ボランティアの心得や必要なことなどを案内しています。
 
●物資の送りかた  (再掲載します)
・必要とされている物を送る。時間がたつにつれて、必要なものは変わっていきます。
・1つの段ボールには1種類ものだけ入れる。いろいろなものがはいっていると仕分けに苦労します。
・段ボールの表面の見えやすい場所に大きく何が入っているかを書く。
・重すぎないようにする。
●送ってはいけないもの
・なまものや消費期限の切れたもの。
・電子レンジで調理しなければならないもの。
・古着、趣味で作った装飾品、絵画など。
・医薬品……医薬品は医師や薬剤師がいないと配れない。
*自宅の不要品処理のような気持ちで送らないようにしましょう。

 ボランティアにしても物資送付にしても、『善意が人災に』ならないように注意しましょうね。


ペットの支援関連

2011-03-20 13:19:33 | 大地震関連

武蔵浦和“ふうるふうる”のたらです。
               (↑これをクリックするとホームページに行きます)

 各地の動物愛護団体が活動を始めています。
 被災は人間だけではありません。愛するペットと一緒に安心して避難生活を送れるよう、活動をはじめたグループがたくさんあるようです。
 支援をしたいかた、どうぞ身近な場所で支援できるところをみつけてみてください。
 目についたものだけですが、紹介します。信頼できるところかどうかはご自分で判断してください。

http://www.jpc.or.jp/tohokukanto-daishinsai.html
公益社団法人日本愛玩動物協会
動物救援活動の経過、義援金の募集、ボランティアの募集、被災地情報の募集、被災地の行政への連絡、被災地への支援物資の輸送、被災地でのボランティア活動、会員からの情報などを掲載しています。

http://www.petpress.jp/news/detail_2152.html
Pet Press.jp
「緊急災害時動物救援本部が組成・活動開始~義援金の募集も開始」記事で、義援金の募集、緊急災害時動物救援本部の構成団体、緊急災害時動物救援本部の主な活動内容などを紹介しています。

http://ameblo.jp/macha-daichi
松本秀樹の3度の飯より犬が好き
「被災地の方へ ペットと避難関連情報」で、現在離れ離れになってる方やしばらく預かってもらえるところを探している方へ、協力先が掲載されています。

http://ndn2001.com/
新潟動物ネットワーク
「東北地方太平洋沖地震 被災地応援ボード」で支援情報を掲載しています。

http://www.minashigo.jp/index.html
NPO法人・犬猫みなしご救援隊
「東北地方太平洋沖地震犬猫救援活動」で支援を募集しています。

http://www.anip.biz/
アニマルピース
「東北関東大震災 sos」で支援を募集しています。

http://www.n-d-s.tv/pet-rescue/shomei.html
ナチュラルドッグスタイル
『災害時の愛玩動物同伴可能の避難所の確保と増加及び、愛玩動物入居可能の仮設住宅の確保と増加と建設を求める署名』への協力を求めています。


 乱読大魔王さんが、14日のブログ(タイトル「ごちゃまぜ」)で、
「大量の情報が流れてくるし、報道もきそいあうように地震関連ばかりだけれど、伝わってこないこと、報道されていないことに気をつけていようと思った。」
と言ってくれました。私も心がけます。