ふうるふうる・たらのあんなことこんなこと

いろんなできごとを面白がってしまおうと思っています。
日常のあれやこれや記事です。

那須家さんでまたいい御酒を

2012-04-28 17:07:27 | おいしい

中浦和“ふうるふうる”のたらです。
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 昨日、金曜日の夜だから混むだろうなあと思ったけど、なぜか「チャンスだ!」という気がして那須家さんへ。
 グッドタイミングだったみたい。新しい御酒がいくつも到着したばかりだって。
 利き酒セットも新しくなってました。でへへへ、こんなときばかりは鼻が利くのよ。
 今回のセット、「なにわ 純米吟醸原酒生」、「百楽門 純米大吟醸中汲み生原酒」、「陸奥八仙 純米大吟醸無濾過生原酒」でしたが、「陸奥八仙」を「香田 特別純米」にかえてもらいました。
 香田って、コウデンって読むみたいなのですが。それがほんとかどうかはわっからーん。だれか教えて。

 

 私としたら取り替えて正解! このなかでは「香田」がいちばん好きな味でした。
 寒いときは甘系の御酒に手が伸びるけど、寒さが抜けたこのごろはちょっとすっきり系が口にあう感じ。
  なのでこのあとは「加賀鳶」を頼みました。
 飲み終わるころに店長さんが「津島屋」を見せてくれたので、ついついそれも頼んでしまった。

 今日のお通しは鴨ローストのサラダ仕立て。小皿に、鴨ロースト、アスパラガス、トマト、ブロッコリー、ベビーコーン、ほうれん草が。これが無料ってのが泣かせるねえ。心意気はありがたいけど経営は大丈夫なのかと心配するくらい(おおげさ?)いつも工夫してる。

 さてつまみは前回もご紹介した「手作りがんも」。カリッでフワトロ。今日は食べる前にちゃんと撮ったよ。


 それと季節の「新筍と厚揚げの煮物」。薄味で、煮汁がおいしいスープになってる。残さずに飲もうね。
 ……ってことで盛る器を片口にしたのかなあ。片口なら取り分け用の器に汁をそそげるもんね。

 次々とお客さんがやってくる心地よいにぎやかさのなか、やっぱり楽しくおいしい夜でした。ありがとう。

 さて今夜はおうちでビールもどきにしようかな。
 部屋の模様替えをして汗をかいたから二連ちゃんでもいいよね。 うん! 


真澄ちゃんと史生さんのまんが

2012-04-26 19:44:10 | 本や言葉の紹介

中浦和“ふうるふうる”のたらです。
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 ムッヒッヒーとごきげん。
 「金魚草の池」(須藤真澄 エンターブレイン)と「死せる王女のための孔雀舞(パヴァーヌ)」(佐藤史生 復刊ドットコム)が手に入ったから。いやァ、発刊されるの知らなかったのよ。


 ばすみちゃんのは新作なので嬉しい。このところ自選短編集(つまりは前の作品を編集し直したもの)が多かったんだもん。
  史生さんはこの先新作は絶対読めないけど、今回発刊された「死せる王女のための孔雀舞(パヴァーヌ)」は読んだことなかったものだし、デビュー前に同人誌に書いたものが入っているしで嬉しい。新書館で出されたものは読んでいないので、全部復刊してくれたらいいなあ。
 あ、「銀の匙3」(荒川弘 小学館)はマイミクさんのDR・ぷらてぃぱす様の情報のおかげで入手済み。

 まず図書館から借りている本を全部読んじゃってからとりかかろうと思ったんだけど、まあ私ったら、ホホホ。
「金魚草の池」、ばすみちゃん節(ぶし)健在&相変わらず炸裂。可笑しさとおかしさ(変さ)と悲しさと優しさと、いろんなものがまざくりあっててねー。ええわー。
「銀の匙」ますますおもしろくなってる。リアルさとギャグのバランスが好っきやわあ。
「死せる王女のための孔雀舞(パヴァーヌ)」は、できるかぎり我慢してから読むんだ!

 それにつけても、私が死ぬ前に完結してくれ「ガラスの仮面」よ。である。


那須家の利き酒セットはすごい

2012-04-24 12:16:47 | おいしい

中浦和“ふうるふうる”のたらです。
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 中浦和の那須家宗庵(ナスヤソウアン)さんが先週からはじめた利き酒セット、ありがたやありがたや。
 だってねー、3~4種類の御酒を90mlずつ頼んで、ずらっと並べて飲んでる図ってのは、はた目には「えっ、あの人何やってんの? いわゆるアルコール依存症?」みたいでさ、気が引けてたんだもん。ワタシニダッテシュウチシンハアルノデハナカロウカ。
 これで心おきなく各種楽しめるわン。
 この利き酒セットができたことをいちばん喜んでいるのは私だという自信がある! ううう、あほや

  昨日は純米大吟醸生原酒でそろえてた。
 「百楽門 中汲み」「雪小町」「陸奥八仙 無濾過」
 みんなけっこう甘口だったので、最後はすっきり系の加賀鳶で〆たよ。

 揚げたてのがんもどきがまた美味いの!!!
 そとはカリッ、中はふんわりとろりで、ふつうのがんもとはまったく違う。むしろ、これをがんもと呼んでいいのか? 
 酒のさかな三点盛りも相変わらずのおいしさ。昨日はマスカルポーネチーズの酒盗のせ、ばくらい、ノビルの酢味噌。大好きな珍味系と季節ものの組み合わせ、ウヒャヒャヒャヒャと心の中で拍手でございます。
  相変わらずしゃーわせな夜でした。

奥が揚げたてがんも。4つ入りなのにおいしくて2こ立て続けに食べてしまい、はっとして写真を撮りました。
食べかけ飲みかけの写真でごめんなさい。

 那須家さんに行くたびに感心するのは、料理でも御酒でも器でもいろいろと工夫していること。店長さんをはじめスタッフのかたたちの対応が気持ちいいこと、心配りがありがたいこと。
 常に精進、成長、発展って感じで、嬉しいねえ。あやかりたいあやかりたい。
 いつもありがとです。

 (那須家さんのホームページと、店長さんのツイッターとフェイスブックを見てもらえると感じがわかるかも)

 


原発再稼働問題よりも緊急な福島原発4号機

2012-04-18 13:01:25 | 原発

中浦和“ふうるふうる”のたらです。
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 昨日(17日)福島第一原発4号機の使用済み燃料プールが一時的ではあるが冷却不能に陥ったという東京新聞の記事を読み、かなりぞっとしました。
 原発再稼働のごたごたって、もしかしてもっと危険な状態を隠すためにわざとやってるのか?

 記事を抜粋します。

 東電によると、12日午後2時45分頃、燃料プールの冷却システムが自動停止。冷却水の配管接合部で水漏れがあり、部品を交換。13日午後4時に冷却システムを再起動した。この間、燃料プールの水温は当初の28度から、37.6度まで上昇した。腐食防止剤として冷却系統に注入している猛毒のヒドラジンも漏れていた。

 1535本の燃料棒を保管する4号機プールの危険は事故当初から指摘されていた。昨年3月15日に4号機は5回屋根付近が崩壊。火災や爆発が繰り返されたとみられ、建屋上部の壁や天井が吹き飛ばされた。

 東電は今後、原子炉建屋に燃料棒を取り付け、3年ほどで燃料を取り出す方針だが、それまで4号機の構造が耐えられるかを不安視する声は多い。

(補強はされたが)最悪のシナリオはプールの底が抜け、核燃料が飛び散ること。(芝浦工大の)後藤政志講師は「近づけば必ず死ぬ使用済み燃料をどう回収し、水の中に戻すのか。現在の科学では対処は不可能だ」と話す。
 京都大原子炉実験所の小出裕章助教も「再稼働うんぬんの前に、4号機の使用済み燃料を一刻も早く安全な場所に移すことが最優先課題。次の地震がいつ来るかわからない」と不安視する。

(東電は3年後には使用済み核燃料を安全な場所に移すと言っているが、東電の協力会社「東北エンタープライズ」の名嘉社長はそれは無理だとみている。名嘉さんは)「まず改善すべきなのは、事故処理を東電任せにしているせいで、現場の足が引っ張られていること。国が主導して、予算と人員を投入しなければ」
 加えて、現場の熟練技術者の減少も深刻な問題だという。一定の技術がある作業員が被ばくの限度量から、次々に現場に入れなくなってきている。人員確保には、東電以外の電力会社からの応援が必要と提起する。

 原発は人間では制御しきれないというのがよくわかってるのに、“まず再稼働ありき”ですかい?

 同じ新聞の別面には「長い共存 届かぬ『脱原発』」という記事があった。
 浜岡原発の地元静岡県御前崎市の市長選、再稼働の判断保留した現職が、脱原発を掲げた新人を下して三選したって。 
  三選を果たした石原市長に投票した人のうち「安全対策をしたら再稼働する」が48.7%だけど、「しばらく停止を継続する」21.1%、「永久停止・廃炉」16.0%の意見も。
 これらを、原子力政策に詳しい福島大の清水修二教授は「原発は止めたいが電力不足もまずいと、宙ぶらりんで悩んでいる今の日本人の心理そのもの」とみている。

 全電力量に占める原発の発電量は、電力会社によって違うけど、日本の場合平均して約30%。
 去年の節電で、原発がなくても何とか乗り越えられるのがわかったと思う。しろうと考えって笑われるかもしれないけど、原発は全部止めたままにして、何がどれだけ必要なのかをもう一度検証しながらエネルギーの作り方、使い方をさぐってったらどうだろう。
 拙速で方針決定しちゃいけない問題だもんね。


原発輸出推進者はアボリジニを見習ってくれ

2012-04-16 21:05:58 | 原発

中浦和“ふうるふうる”のたらです。
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 「いまこそ私は原発に反対します。」(日本ペンクラブ編 平凡社)には51人の文が載っています。そのなかで津島祐子さんの文章の次の箇所に特に心がひかれました。

自分たちの土地から産出されるウランの取引先のひとつが、東京電力だった。となれば、福島第一原発の事故は私たちにも責任の一端があることになる。と手紙には綴られていた。「それは私たちにとってとても悲しいことです」と述べ、ウラン採掘に改めて反対し、鉱山使用料として今まで彼らに支払われていた巨額のお金も返上することを決意したという。

東京電力の原発を稼働する燃料となっているオーストラリアのウランが皆さまの海水、水道水、食物連鎖、さらに皆さまの遺伝子までも汚染してしまうであろうことに対し、大変遺憾に思います。私たちに地震や津波を止めることはできません。しかし核の脅威を止めることは可能であり、またなされなければいけません。/私たちはオーストラリアによるウランの輸出廃止を固く決意しています。/私たちの国土は海で繋がっており、私たち両国民は過去に核爆発による影響を受けたという歴史で繋がっています。そして何よりも、核の無い未来を望む心で私たちは結ばれているのです。

  最初の文章は、オーストラリアにすむアボリジニのミラル族の長老から、国連事務総長宛に書かれた手紙の紹介です。
 次のは、アボリジニの人々がつくるWANFA (西オーストラリア非核連合) から日本に宛てられた連帯表明の紹介。

  去年の12月10日のブログで「原発を輸出していいの?」と書いたけど、また“原発を輸出しようとしている人たちよ、恥を知れ”と思っちゃったよ。ミラル族の長老や西オーストラリア非核連合の人の爪の垢でも煎じて飲んでくれ、ぜひに!


電力自給ビル完成

2012-04-11 15:38:16 | うれしい

中浦和“ふうるふうる”のたらです。
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 太陽光発電などで電力の自給自足がほぼ可能というビルができたそうな。
 東京都目黒区にできた東京工業大学の研究施設「環境エネルギーイノベーション棟」(地上7階、地下1階)がそれ。
 電力生産としては、北側以外の建物全面に太陽電池パネルを四千五百枚取り付けて、屋上には100キロワットの燃料電池も設置。
 電力消費のほうは省エネルギー化を徹底し、使用量を抑えているとのこと。
 一年の大半は自給でき、不足した場合は東京電力の電力を使うそうです。
 東急大井町線の緑が丘駅近くの線路ぎわなので、電車からばっちり見られるみたい。

 何年も前から、「ビルの壁面を太陽光発電にして、屋上を緑化したら、電力不足とヒートアイランド対策になると思う」と言っているんだけど、それを聞いた人は「不可能」「夢物語」「けっ」と返事してくれた。
 ビルの壁面で太陽光発電というのは実際にできあがったんだねえ。あくまでも試作だから、建築費などがペイするかとか、実際はどうなのかとか、住み心地とか、いろいろなことがわかってくるのはこれからだね。
 とってもとっても楽しみですわい。 


岐阜のお酒

2012-04-07 15:18:18 | うれしい

中浦和“ふうるふうる”のたらです。
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 ひっさしぶりに森田商店さんへ。
 お父さんとヨーコさんがおそろいで、お父さんから「あら、しばらく顔出さなかったじゃないの」と言われてしまった。
 「えへへ、ごぶさたです。でも、こちらのお酒は那須家さんで間接的にたっくさんいただいてましたから」とお返事したら、「そうだねえ」と大笑い。

 「いいのがたくさん入ったから飲んでみなさいよ」とすすめていただき、7種類ほど試し酒。

 で、決定!
 この2本!

御代櫻(みよざくら) 純米吟醸生原酒 滓(おり)がらみ 
純米大吟醸生原酒「三十六才の春」


 うちに帰ってびっくりしたのが、両方とも御代櫻酒造(岐阜県美濃加茂市)の御酒だったこと。
 ずいぶん昔、デパートでの岐阜県物産展でいくつかの蔵元の御酒を試飲させてもらったことがありますが、苦手なお味だったのでそれ以降は岐阜県の御酒には近づかなかったのです。でも最近、岐阜県産でもおいしいなと思えるお酒に出合うことが何度かあり、「あら、私の味覚が変わったのかしらん。それとも岐阜酒ちゃんがあたしに寄り添いたくなったのかしらん」なんて妄想に走っておりました。
 で、これをいただいて、くせのある味も楽しめるようになったんだなあ、「おとなになったア・タ・シ」と……。  ←うへえ。

 何が安全基準じゃ。原発の再稼働を認める際の新しい安全基準が正式に決定だとぉ!?
 インチキすんじゃねぇ

 という思いは抱えたままですが、今宵は満月と桜をめでながら、しばしの酔いをたのしむぞえ。早く夜になってちょ。
 あ、昼の部と夜の部に分けてもいいか。うえっへっへっへ。