ちょっと体力が回復してきたぞ。ありがたいなあ。
何かを感じたり表現したりするにも体力が必要なのよねえ。ふう。
で、やっと通販生活2018年夏号の記事について書けるようになったので、「沖縄、私はこう考える」という欄の沖縄の米軍基地についての発言を紹介します。
実際に世界の紛争地で武装解除の任務に就いていた伊勢崎賢治さん(東京外国語大学 大学院教授 平和構築・紛争予防講座)は、
「沖縄に基地が集中している理由は、本土における米軍基地への反対運動による。この状況を放置してきた本土の我々は明らかに沖縄差別をしている」
「この沖縄差別の前提となっているのが、日米安全保障条約と日米地位協定。たいへん不平等な地位協定を改定すべきである。」と言っています。
日米安保条約第6条では、日本の安全と極東の平和維持のために米国は日本に基地を置くことができると定められており、基地の運用や在日米軍の地位については「別個の協定」(=日米地位協定)で決めるとしています。
「地位協定」とは、ある主権国家の中に、何らかの理由で他国の軍隊が駐留するという「異常事態」において、それに対応するための制度を定める(その軍隊に与える「特権」を規定する)外交文書のこと。
で、アメリカ軍の特権を認めるのみという不平等な対米地位協定を結んでいるのは、日本の他には韓国くらいだって。
ひえ~、こりゃ完全にアメリカの属国扱いじゃん。日本はまだアメリカの占領下にあるってわけじゃん。
安倍首相がアメリカの忠実なポチなのは当然か。日本は主権国家じゃないのね。情けないよねえ。