ふうるふうる・たらのあんなことこんなこと

いろんなできごとを面白がってしまおうと思っています。
日常のあれやこれや記事です。

ものも物も持ちすぎているなと思ったデス

2018-08-16 10:06:32 | よもやま話

 仕事関係で必要な物はしょうがないけど、それ以外の私物が多いなあと。
・以前から持っているから漫然とそのまま持っている物。
・いつか役に立つかもと持っている物。
etc.

 せっかちなもんで、8月上旬からとりあえず使わない物等を段ボールに詰め込んだりして、そうしたら使う物だけを手元に置いておくことになって(アタリマエダ)、結局持っている物の90%はあまり必要ではない「贅沢品」なんだなあと思ったのよ。持ってなくても生きていられるから贅沢品。
 じゃあなんで贅沢品を持ってるのか。この先、必要になるかもしれない場合や、そのときには買えない状況になっているかもしれない(もの自体がない、買えるお金がない等)のが心配なのだなあ、うーん。
 でもやっぱり整理するわ。自分がすっきりさっぱり機嫌よく暮らすために。

 前の一軒家から現在の場所に引っ越したのは、犬のハルトが階段を使えなくなるだろうというのが目に見えていたから。「一つの平面で過ごせて、ペット可で、駅から近いところ」を探して3年、ようやく見つけたのがこの場所でした。ということは、ハルトが旅立ったのだから、もうここは私には必要ないのね。
 猫の幸太君にとっても、どうしても必要な場所というわけじゃない。幸太君、歩くのが大変になってきてるし。
 さらに、このマンションの理事会の実態等がどういうものだったのかを知り、正常化するためにできる限りのことをやったしねえ。でね、心臓発作を起こしてまで世話するものじゃないというのがよくわかったのよ。これ以上かかわってると心身が……。

 おお、前回の記事に玲ちゃんがくださったコメントの通り、断捨離のよい機会!
  怨憎会苦(おんぞうえく)が生まれる因縁を断ち切って離れ、贅肉となっている物品を手放す。物と環境、そして精神的な無用の負担とさよならして心の平和を保つ。
 うん、いいね。


せっかちなんだよねー、って引っ越し準備で再認識

2018-08-14 18:14:05 | よもやま話
 引っ越すぞと決心してからすぐにリフォームの手配をしたんだけど、月遅れのお盆や工事関係が混んでるとかでなかなか決まらずコニョヤロメ。いちばんのネックはエアコン取付工事がどうしても8月下旬になったこと。
 肝心なところ以外は引っ越してからリフォームしてもいいよねと思ったけど、このすさまじい気温で、エアコンがないと18.5歳の猫がすぐあっちの世に行っちゃうんじゃないかと心配。引っ越しはエアコン取付工事のあとにせざるを得ないよなあと、なんとか手配して、8月末近くにエアコン取付工事をしてもらえることになった。
 で、9月上旬に引っ越すことにしたんだけど、せっかちなんで8月初めごろから整理・梱包等してるのよ。
 すぐに使うものや万が一ないと困るものだけ残しているんだけど、結局、必要なものってとても少ないんだなあと実感したのであります、なんとなく持ってるものって多いんだなあ。はぁ。うーん、つまり贅肉みたいなもんがたくさんたまってるってことだねえ。贅肉……。ヒィ
 引っ越したら、とりあえず必要なもの以外は段ボールに入れて置いておこう。で、2年ぐらい使わなかったら処分しようと思いました。
 おとっつぁんがこの世とおさらばしたときに、残ったものの処分が大変だったんだわ! それを思うとものは少ないほうがいいわ、うん。

「こんな危険なもの(原発)を動かす方がものすごい勇気だ」と福井地裁元裁判長

2018-08-09 18:23:46 | 原発

 昨日(8月8日)沖縄県知事の翁長さんが死去。米軍普天間飛行場の辺野古移設阻止を掲げ、辺野古米軍基地建設反対運動を粘り強くおこなってきたのに、道半ばで……さぞご無念だったことでしょう。志を引き継ぐなんて大きなことは言えないけど、辺野古基地建設に反対し続けます。
  今日は長崎に原爆が落とされた日。戦争はいらない。戦争ができるようにする憲法改正はいらない。原発もいらない。

 昨日の東京新聞夕刊に、大飯原発3、4号機の運転差止訴訟で2014年の一審・福井地裁判決で運転差し止めを命じた裁判長の樋口英明さん(2017年8月に定年退官)のインタビューが載りました。樋口さんのまともな考えに同感。こんな危険なものを動かすのは「勇気」っつうか「狂気」だよねえ。
  発言を全文掲載します。

●大飯差し止め判決 福井地裁元裁判長 原発危険性「迷いなし」
 再稼働「全く非常識」

 差し止め判決を書くのに迷いはなかった。勇気ある判決と言われるが、こんな危険なものを動かす方がものすごい勇気だ。判決理由の最初に書いたが、多数の人格権や生活基盤、命にかかわることには、危険や被害の大きさに見合った安全性は当たり前のことだ。
 福井地裁で原発訴訟の審理に入る前は「あれだけの被害を及ぼすのだから、それなりに丈夫にできているだろう」と思っていた。だが、全く非常識なくらい、弱い。住宅メーカーは4000ガル(ガルは揺れの強さを示す単位)に耐えられる家を建てている。大飯原発の想定は当時700ガルで、東京電力柏崎刈羽原発の3分の1ほど。根拠をただすと「ここでは強い地震はきませんから」とのことだった。
 つまり、唯一の根拠は「今後何十年の間にここには何ガル以上の地震は来ません」という予知。だが、1000ガルを超える地震は国内で頻発している。良識と理性があれば簡単に答えが出るはずだ。
 福島第一原発事故前は、原子力行政への強い信頼があったが、事故後はゼロになった。事故を受けた新規制基準が合理的なのか、危険性に着目しないといけない。「合理的」という言葉を「つじつまが合っている」という意味で使っている人は多いが、専門家がやっているから合っているに決まっている。控訴審判決は「つじつまが合っている」というだけで判断しているが、そうした発想では、司法が規制委の判断を権威づけるだけの役割になる。
 もう二度と事故を起こさない内容になっているのか。それを厳しい目で見極め、合理性や科学の意味を自ら考えないといけない。「3・11」は戦後最大の出来事だったのだから、その前後で同じ姿勢では済まされない。国民を守れるか。それを判断するのは裁判所の最も大きな役割だ。


全国知事会が日米地位協定の改定を国に初提言だって

2018-08-08 23:28:55 | まじめな話
 今朝(8月8日)の東京新聞「こちら特報部」を読んで、久しぶりに政治関連でよい流れができたのねと嬉しくなりました。
  「米軍を受け入れる側の国内法が米軍に適用されない」という非常に不平等な地位協定を結んでいる国って日本ぐらいだそうな。
 7月27日に札幌市で開かれた全国知事会議で、その不平等な日米地位協定の抜本改定を含む「米軍基地負担に関する提言」を全会一致で採択したとのこと。8月中の提言を目指しているそうです。
 提言書では、米軍基地は騒音や米兵らによる事件・事故を引き起こし、周辺住民の安全を脅かすなどと指摘。その上で「日米地位協定を抜本的に見直し」、原則として日本の国内法を米軍にも適用することや、事件・事故時に自治体職員が基地内に立ち入りできるよう地位協定に明記することを促しているとのこと。
 でもねえ、やっと今ごろ、改定という声が出てきた背景は何なのか。
 米軍のやりたい放題が沖縄だけでなく本土の米軍基地にも広がったため……沖縄だけじゃなく自分のところにも大きな被害が出る可能性が高いことがわかってきたからみたいだ。今まで声が出なかったのは、沖縄に犠牲を強いて、それを見ないふりしてたからってことだよねえ。

 記事から、いろいろなかたの発言を抜粋します。

・「第三次嘉手納基地爆音差止訴訟原告団」の平良真事務局長
 あらゆる基地問題の根底には、日米地位協定がある。オスプレイの訓練ルートが日本全体におよび、米軍が身近になり、『沖縄の全国化』が進む中で、ようやく認識が深まったのではないか。

・成蹊大大学院の武田真一郎教授(行政法)
 歴代の政権は日米安保を利用した政治支配を図ってきた。基地自治体は、国の交付金や補助金に依存。知事には国とのパイプ役が求められ、地位協定の改定についてものを申しづらい状況があった。
 沖縄では米軍の意志が住民よりも優先され、経済を含む地方の自立を妨げているのが明らかになった。沖縄の負担軽減が求められる中、本土でも米軍の脅威は人ごとではない。知事会の提言は、こうした危機感の表れではないか。

・元外務相国際情報局長の孫崎享氏

 日米地位協定は1960年から一度も改定されていない。保守系の知事や政治家から、見直しの議論が起きて当然だ。
 日本が主権国家として米国と同等の同盟国として扱われることを前提に、国は地位協定の見直し協議を米国と行うべきだ。

 戦争いらない。原発いらない。憲法改悪いらない。

憲法を守らなくちゃいけないのは国だ

2018-08-06 11:06:29 | 憲法

 だいーぶ前だけど、2017年11月19日の東京新聞朝刊記事の「言わねばならないこと」欄から抜粋します。
 衆院選の結果を受けて憲法改正の発議がされ、国民投票へという流れになる前に、まず憲法とは何かを学ぶための「憲法カフェ」を開いている弁護士・太田啓子さんの発言です。

●まず憲法を知り、周りに伝える
 「国民は憲法を守らなければいけない、○か×か」。答えは×で、「国民ではなく国が憲法を守らなくてはいけない」というと「えーっ」て。あまりに知られていない。九条以前の問題だ。

 今回の九条改憲も、単に自衛隊を「明記するだけ」なんてことはあり得なくて、安保法制によって海外で事実上「戦争」ができるようになってしまっている「新自衛隊」を明記することなんですよと。
 安倍晋三首相の憲法観には危うさを感じる。立憲主義が嫌いなんだろう。彼は自分が悪いことをするはずない、縛られる必要はないと思っているのでは。権力の暴走を恐れなければならないという発想が乏しい。
 私たちは流されないで、自分の頭で考えて意見を持つことが大事。まず知ること、そして発信者になって周りに伝えてほしい。

  戦争いらない。憲法改悪いらない。原発いらない。
 今日は広島に原爆が落とされた日。戦争できるようにしたらもっとひどいことがおきる。
 日本には平和憲法があることを誇りに思うよ。