ふうるふうる・たらのあんなことこんなこと

いろんなできごとを面白がってしまおうと思っています。
日常のあれやこれや記事です。

年明けに犬の目を手術することに

2015-12-31 17:39:54 | 犬猫

 ハルトの左目の角膜にあいている穴(傷)の状態がよくないようなので動物病院に連れて行ったら、やはり……。
 手術することにしました。1月に19歳になるという高齢のうえ心臓に雑音があり、健康状態が良好とは言えないので、麻酔をかけたらそのまま目覚めない可能性がけっこう高い。そのため、獣医さんは「個人的にはあまりやりたくないんですけどねえ」と言ったんだけど、でも、そのままにしていたら悪化してハルが苦しんだあげくに眼球摘出になる。
 それより今手術したほうがいいと考えたので、「覚悟はしてますから」と頼みこみました。
 実はハルト、天国に行ったらやることがもう決まっているのよ。ある信頼できるアニマルコミュニケーターさんとのセッションで、こっちでのお役目はすんでいることや「天国での再就職先が決まっている」ことがわかってるのよ。ハルトはもう天国でのことを楽しみにしているんだけど、まだこっちにいるのは、どうも食べ物に執着しているかららしい。まあこれは別のお話。
  えー、ですので、「まだおいしいものを食べたい。何でも食べたい」と思ったらこっちにとどまるでしょうし、「もういいや。天国で本来の体に戻って活躍する」と希望すればそうなるでしょう。

 手術は2種類してもらうことにしました。
 まず角膜は、悪くなっているところを取り除いてから再生しやすいように処置をして、上下の瞬膜を縫い合わせて2週間閉じたままにします。その手術ができないくらい悪化していたら眼球摘出手術になるそうです。
 もうひとつは下まぶた。両目とも下まぶたが、巻き込まれるような形で目玉側に入り込んでしまって目玉の表面を傷つけているため、目やにがひどくてときどき膿っぽくなる。生理食塩水で1日に数回目を洗い、合間に目薬をつけてるんだけどけっこう大変です。
 そこで、下まぶたが入り込まないようにする手術もすることにしました。

 新年早々獣医さんにもハルトにも大変な負担をかけることになってしまって申し訳ないけど、よい方向に転がってほしいなあ。

 皆様、よいお年をお迎えくださいね。


ストレスは“成長”を助ける

2015-12-29 18:03:50 | 本や言葉の紹介

 あたくし、「適度なストレスは成長の糧となるってよ」ってつねづね言ってるんでありますが、「ストレスは利用すべき」と言ってる人がいるのを、28日の東京新聞朝刊で知ったのよ。それはアメリカ人の健康心理学者ケリー・マクゴニガルさんで、アメリカの成人3万人を対象に行われた健康についての追跡調査がきっかけで、ストレスを研究するようになったそうな。
 記事をまとめてみました。

●ストレス 肯定で力に 米の健康心理学者提唱
・ストレスとは自分にとって大切なものが脅かされたさいに感じるもの。
・科学的にはストレスのとらえ方で、体の反応が変わる。
 例 緊張すると心臓が高鳴るが、これを体に悪いと否定的に考えると血管が収縮し、心不全などの原因となる。だが、新鮮な血液を全身に送ろうとしていると肯定的にとらえると血管は収縮せず、実際に力が出る。
・ストレスを感じたら、大切なものを守ろうとしている体の準備と肯定的にとらえると、ストレスに対処しようとするアドレナリンなどのホルモンが分泌されて、主に、次の3つの効果が表れる。
 ★困難にうまく対処できる
   注意力が高まる
   五感が鋭くなる
   やる気が高まる
   エネルギーが結集される
 ★人とのつながりを強める
   社会的つながりを求める
   他人の気持ちに敏感になる
   恐怖が弱まり、勇気がわく
 ★学び、成長する
   神経系のバランスが回復する
      脳で経験を再現し、書き換え、再記憶する
脳が学び、成長するのを助ける
・ストレスを上手に利用すれば、自分の持っている力に気づき、勇気を出すことができる。
・ストレスを肯定的にとらえる例
 今の自分に何が大切かを書き記す。
 職場の人間関係の悩みのときは、理不尽の人でも、共感できる点を探す。または、その理不尽さを面白がってしまう。

 うん、ま、そういうこってすなあ。
 おもしろがっちゃえ。


沖縄抜き「全国戦災史」

2015-12-28 08:44:50 | まじめな話

  26日の東京新聞朝刊1面を見てあまりにびっくり。日本で唯一の地上戦を経験し、最もひどい状態にさせられた沖縄の戦災に関する資料が、「全国戦災史実調査報告書」に入っていないんだって。
 へー、沖縄って「全国」に入っていないってことは、日本じゃないんだ。だから基地問題やらなにやらいっぱい押しつけといて沖縄にとってのマイナス面には知らんぷりしてるんだ。へー。
 前々から言ってるんだけどさ、沖縄は独立したほうがいいんじゃないか。日本に見切りをつけたほうがいいよね。その思いがさらに深くなったよ。

 記事から抜粋します。

●沖縄抜き「全国戦災史」 国の調査、戦後70年行われず
 太平洋戦争の惨禍を後世に伝えるため、戦災に関する資料を調査・収集した政府の「全国戦災史実調査報告書」から、激しい地上戦があった沖縄戦が抜け落ちたままになっている。沖縄県は今年、政府の責任で記録を残すよう求めたが、安倍政権はあらためて調査はしない方針。政府の戦災記録に沖縄の悲劇が記載されないまま、戦後70年の年を終える。 
 全国戦災史実調査は総務省などが社団法人日本戦災遺族会(二〇一〇年解散)に委託して一九七七~〇九年度に実施。空襲被害、学童疎開、思想統制など違うテーマで報告書にまとめた。
 沖縄返還(七二年)後の調査にもかかわらず、沖縄戦については一部の年表で「沖縄の守備軍全滅」などと簡単に触れるなどした程度。
 今年九月、照屋寛徳衆院議員(社民)が質問主意書で沖縄戦を除外した理由をただしたのに対し、政府の答弁書は、調査報告書を作った当時の行政文書が残っていないことから「不明」とした。
 沖縄県は十一月、国として沖縄の戦災記録を残すよう翁長雄志(おながたけし)知事名で要請。対応した総務省幹部は「県と協力しながら記録を残していきたい」と応じた。しかし、同省の担当者によると、県側からデータが提供されればホームページ(HP)に掲載する方針だが、政府として新たに沖縄戦の被害を調べる予定はないという。
 安倍政権は、名護市辺野古(へのこ)への米軍新基地建設問題で沖縄の「分断」を批判されているが、この問題でも同様の構図が浮かび上がる。
 吉浜忍・沖縄国際大教授は「最も厳しい状況に置かれた沖縄の調査をまずやるのが筋だった」と指摘。「沖縄戦の戦没者の実数はまだ分かっていない。国にしかできない調査はあるはず。それが過去に向き合うということだ」と強調した。


脱原発 ドイツはなぜできた

2015-12-26 08:56:16 | 原発

 24日の東京新聞朝刊から抜粋します。

●脱原発 ドイツはなぜできた ・核保有国ではない ・長く続いた反対運動
 福島第一原発事故を機に、ドイツは脱原発に踏み切った。一方、いったんは原発ゼロを目指した日本は、自民党政権の復権とともにエネルギー政策を転換。原発再稼働を急ぐ。ドイツと日本はどこが違うのか。原発史に詳しいドイツの歴史学者ヨアヒム・ラートカウ氏に聞いた。
 「福島原発事故の後で急に脱原発にかじを切ったわけではない。実はドイツでは82年から1基も原発は増えていない。ひそかに脱原発は進んでいた。ドイツでなぜ反原発運動が粘り強く続いたかの決定的に理由はまだはっきりしていないが、ドイツの電力産業は、最大の投資の失敗を防いでくれた反対運動に感謝すべきだろう」
 「世界中が原子力の平和利用に陶酔しいていたときもドイツの原発技術者は懐疑的であることを『理性的』と自負していた」
 「当初の思惑はさておき、ドイツは核保有国ほど原子力ムラ支配は強力ではなかった。非保有国ではあるが、軍事的オプションとして留保しようとしてきた日本と比べてもまったく無害。これもドイツの政治文化の長所かもしれない」
 「原子力はとてもリスクの高い技術でひとたび間違いが起これば国が滅びる。再生可能エネルギーは仮に失敗しても大事にはいたらない。原子力に未来がないことだけははっきりしている」

 社会、政治的な背景として、「68年世代」と呼ばれる学生運動に加わった層が政治や経済の中枢に入っていることも無視できないという。

 68年世代ってどんなだかわからなかったので調べてみたら、1968年は政治の季節と言われているそうな。

 1968年には、西ドイツで大規模な反体制運動、フランスで五月革命、アメリカでベトナム反戦運動が発生し、日本では東大安田講堂占拠が起きた。
  で、西ドイツでの反体制運動は学生と知識層のみの改革運動で終わってしまったけど、68年世代から環境保護や反核、人権を訴える社会運動が生まれたとのこと。1998年から2005年までドイツ社会民主党と連立政権を組み、脱原発・風力発電の推進・二酸化炭素の削減など環境政策を進展させたドイツの環境政党「同盟90/緑の党」は、68年世代が大きくかかわっているということらしい。

 日本じゃどうなんでしょうかねー。「のばしていた髪を切り、スーツを着てネクタイを締め、どんどん大企業や公務員を目指して就職していった」って誰かが言ってたなあ。大学紛争にかかわった68年世代って1948年前後に生まれてて60代後半ぐらいだと思うんだけど、なにしてるんだろうか。どういう生き方してるんだろうか。
 「あのころはデモに参加して過激に運動していたんだ」ってなつかしそうに話す人にけっこう出くわしているんだけど、学生運動なんて一過性の流行・風俗だったって処理してるわけかしら。なーんか“もったいねーな”と思ったっけ。
 もしかして「挫折から立ち直れない」なんて言ってるンかな。だから何があっても知らんぷり? そりゃねえだろうよ。しっかりしちくれ。


再生エネに切り替えざるをえないのに、日本の脱原発政策は

2015-12-24 09:48:44 | 原発

 18日の東京新聞から抜粋します。

●太陽光 次はバイオマス 専門家「市民発電で普及推進を」
 日本の脱原発政策はいまどうなっているのか。
 経済産業省は7月、国内の電源構成比率のうち、再生可能エネルギーの割合を2030年に22~24%とする方針を示した。現在の約二倍にあたる値だが、都留文化大の高橋洋教授(公共政策論)は「すでにドイツは達成している水準。消極的な目標だ」と指摘する。
 他国を見渡すと、日本の立ち遅れが鮮明になる。先に挙げたドイツは25年目標で40~45%、英国が20年目標で31%、原発大国のフランスも、20年に27%にすることを目指す。
 「自然環境の保全や二酸化炭素の排出削減、事故の影響を考えた場合、水力や火力、原子力に限界があるのは明らか。再生エネに切り替えざるをえないというのが各国の共通認識だ。課題だった経済性も劇的に改善されつつある。太陽光パネルの価格で言えば、この20年で5分の1程度になった。事故や自然災害があるたび、巨額な安全対策費が必要となる原発とは対照的だ」(高橋教授)
 来年4月には電力自由化が始まる。消費者は希望する電力小売会社を選べるようになるが、再生エネの発電は現行通り。固定価格で買い取られ、直接の影響はない。ただ、高橋教授はこう付け加えた。
 「電力関連の改革は、自由化で終わりではない。再生エネをどう拡大、普及させるかが肝心だ。他国は再生エネを優先的に使うことを前提に気象予測を強化、再生エネによる発電量の増減を的確に予測した上で、他の電力とバランスをとる体制を整えている。日本の対応が問われている」

 安倍首相、原発や武器の輸出の売り込みに一生懸命になってる場合じゃないでしょ。


花を掘り盗られた

2015-12-21 11:53:58 | がっくり

 マンション前の道に置かれているプランター8個とマンション敷地内の草花を誰も手入れしないので、私が花苗を植えて育てたりしてる。ラッキー!
 ほとんど毎朝見回って手入れをしているんだけど、今朝見たら、もうそろそろ咲きそうになっていた西洋サクラソウが8株ぐらい掘り盗られていたのよ。 掘り盗った跡は土をならしてあったよ。なんかセコッ
 向かいのお家にもたっくさんたっくさん西洋サクラソウがあって、日当たりがいいからもう咲いているのもあるんだけど、個人の家の前のは盗りにくかったんだろうね。
 「花盗人は罪にならない」ということばがあるけど、こういうのは犯罪よ。窃盗罪。「たかだか花ぐらいって」思ってんだろうけどさ、じゃあ、「たかだか花ぐらいでこんなことして、けちくせーよなー。かっちょわりー」だわねえ。


夫婦別姓認めぬ規定「合憲」 最高裁初判断 2/2

2015-12-19 11:28:08 | 大地震関連

●他の先進国より「数十年遅れている」 人権擁護団体が懸念(12月18日東京新聞朝刊から抜粋)
 女性人権団体「国際女性人権行動監視」理事長のマーシャ・フリーマン氏は、日本の妻は自由に姓を選ぶ権利が与えられていないのが実態だと主張する。最高裁が「夫婦が同じ姓を名乗るのは日本社会に定着している」との判断を示したことは「『社会』という言葉を(女性の)自由を制限する根拠にしてしまっている。社会は教育などの影響で変わるものだ」と反論した。
 夫と同じ姓を名乗ることが必ずしも妻自身の利益に反するとは限らないとする一方で「重要なのは女性が自分自身で選択できるかできないかだ」と強調した。

 私はたまたま高校家庭科の教科書・参考書・資料集・問題集等をつくっていたから婚姻や戸籍についての知識があったんだけど、普通は特に勉強したりしないよね。でも、男性も女性も結婚を考えたときは結婚関係の法律を一度は読んでおいたほうがいいよ。民法に、婚姻、離婚、夫婦の財産等などについて示されているからね。少しだけ抜粋します。

民法
第4編 親族
第2章 婚姻
第1節 婚姻の成立
第1款 婚姻の要件
(婚姻適齢)
第731条 男は、18歳に、女は、16歳にならなければ、婚姻をすることができない。
第737条 未成年の子が婚姻をするには、父母の同意を得なければならない。
2 父母の一方が同意しないときは、他の一方の同意だけで足りる。父母の一方が知れないとき、死亡したとき、又はその意思を表示することができないときも、同様とする。
第739条 婚姻は、戸籍法(昭和22年法律第224号)の定めるところにより届け出ることによって、その効力を生ずる。

第2節 婚姻の効力
(夫婦の氏)
第750条 夫婦は、婚姻の際に定めるところに従い、夫又は妻の氏を称する。
(生存配偶者の復氏等)
第751条 夫婦の一方が死亡したときは、生存配偶者は、婚姻前の氏に復することができる。
第752条 夫婦は同居し、互いに協力し扶助しなければならない。


  これも覚えておいてね。

・夫婦の一方が万が一亡くなってしまったときは、亡くなってしまった相手方の親族との関係を解消することができる。離婚の場合は自然に解消されるが、死亡の場合は残された夫または妻が、解消の意思を表示することで相手方親族との関係が解消される。

・夫婦の一方が死亡したときは、「復氏届」を提出すれば結婚前に名乗っていた名字に戻すことができる。期限はない。復氏届を提出しなければそのままの姓となる。

・離婚したときは、離婚後の姓と戸籍について選ぶことができる選択肢は以下の3つ。
★旧姓に戻り、結婚前に入っていた戸籍に戻る
 旧姓に戻る場合は、姓については特別な手続きをとる必要はない。戸籍については、離婚届に「婚姻前の氏に戻るものの本籍」という項目があるので、「妻(夫)はもとの戸籍に戻る」を選択する。
 ただし、子どもの籍を自分の戸籍に入れたい場合は、自分が結婚前に入っていた戸籍に戻れないケースが多いので注意が必要。
★旧姓に戻り、新しい戸籍を作る
 旧姓に戻る場合は特別な手続きは必要なし。新しい戸籍を作る場合には、離婚届の「婚姻前の氏に戻るものの本籍」という項目から、「妻(夫)は新しい戸籍をつくる」を選択する。
★婚姻中の姓をそのまま使用し、新しく戸籍を作る
  婚姻中の姓を使い続けたい場合は、離婚届が受理されてから3か月以内に、「離婚の際に称していた氏を称する旨の届け」を提出する。

 「夫婦別姓も選べる制度」があっていいじゃないのさ。別姓じゃなきゃいかんと言ってるんじゃないのよさ。
 「自分自身で選択する」、「社会を教育などの影響で変えていく」、ん、がんばるべさ。


夫婦別姓認めぬ規定「合憲」 最高裁初判断 1/2

2015-12-19 11:23:36 | がっくり

 16日に、「家族の姓」と「女性の再婚期間」についての初めての最高裁判断が出ました。
  いやあ、私は「夫婦別姓」が認められたら法的婚姻関係(いわゆる結婚ですな)を結ぼうと約束した相手がいたのよ、これが。20年ぐらい待つうちに、結局友だちに戻ったのよ。私の場合はお互いそのほうがよかったのでいいんだけどさ。
 まあ、そんなこともあり、今回の最高裁判断には非常に興味があったわけですな。それがねー、こんなことになってねー。

 東京新聞記事から抜粋します。

夫婦別姓認めぬ規定「合憲」 最高裁初判断 「家族の姓一つに合理性」(12月18日朝刊1面)から抜粋
 最高裁大法廷(裁判長・寺田逸郎(いつろう)長官)は十六日、初の憲法判断を示した。夫婦別姓を認めない民法七五〇条が憲法違反かどうかが争われた訴訟では、「結婚時に夫または妻の姓(氏)を名乗る」との規定を「家族の呼称を一つに定めることには合理性があり、女性の不利益は通称使用で緩和できる」と、合憲と判断した。
  最高裁は夫婦別姓訴訟の判決で、「いずれの姓を名乗るかは夫婦の協議に委ねており、規定には男女の形式的な不平等はなく、憲法違反とはいえない」とした。ただ、希望すれば結婚前のそれぞれの姓を名乗れる「選択的夫婦別姓制度」にも一定の合理性を認め、「どのような制度にすべきかは、社会の受け止め方を踏まえ、国会で論じられ判断されるべきだ」と、国会での積極的な議論を促した。
  「姓の変更で不利益を受けるのは女性の場合が多いと思われる」と認めたが、旧姓の通称使用が一般的になっていることなどから、「個人の尊厳と男女の平等に照らして合理性を欠く制度とは認められない」と結論づけた。

 現在の規定が「合憲」との判決は裁判官十五人のうち十人の多数意見。女性裁判官三人は全員が違憲と判断し、「多くの女性が姓の変更による不利益を避けるため事実婚を選んでいる。別姓を全く認めないことに合理性は認められない」などとした。


  「いずれの姓を名乗るかは夫婦の協議に委ねており」だと? 現実を知らないのか? 知らないんだな! 結婚したら男性側の姓を名乗るものだと男女とも思いこまされているってことを。
 まだ30代の女性友人が数年前に結婚したときに、どっちの名前にするのか聞いたら、「夫の名前にならなくちゃいけないんでしょ」って言われた。もうびっくりした。その友人はレベルが高いと言われている大学も出ているし、仕事もしっかりやっている人だったから。
 「どっちの姓を選んでもいいんだよ。結婚(婚姻)は、二人とも“生まれた家族”の戸籍から出て、こんどは“生む家族”――(子どもだけじゃなく二人の文化や生き方を生み育てていくっていう意味の“生む”ね――である二人の新しい戸籍をつくるってこと。だから女性が入籍する、男性側の家族の戸籍に入るという言い方は大間違いなの。
 新しい戸籍をつくるにあたって、日本では夫か妻の名前を名乗ることになっているのよ。言ってしまえば、新しい戸籍に名前がないと不便だから便宜上どっちかの名前をつけとこうってことだよ。だから夫でも妻でもどっちの名前をつけてもいいの。妻の名前をつけたら夫が婿養子になったことになるわけじゃないの。婚姻届の、夫または妻の名字どちらかにチェックすることで、結婚後に夫婦が名乗る名字を決めることができるのよ」と言ったらもんのすごくびっくりしてた。

 かくのごとく、「いずれの姓を名乗るかは夫婦の協議に委ね」られていないんじゃい。最高裁、しっかりしてくれ。 

 それから、夫婦別姓訴訟の判決骨子に、「改姓した女性はアイデンティティー喪失など不利益を受ける場合が多いが、通称使用が広まれば緩和できる」ってのがあったけど、これって女は我慢しろってことじゃん。最高裁判所が男女差別してんじゃん。ひっどくない?。

●12月17日の社説「家族と法と最高裁 時代に合わせ柔軟に」(12月18日社説)からの抜粋
 (民法では「夫か妻の姓を名乗る」と定められているだけだが)問題なのは、どちらかの姓を強制されてしまう点だ。96%が「夫の姓」を選んでいる。女性が「自分の姓で生きたい」という願いを持った場合、法律婚は事実上、無理で、届け出をしない事実婚を選ばざるを得ない。
 だが、事実婚では、税法上の扶養家族になれず、配偶者控除などの適用外となる。相続の場合にも難しい立場に置かれる。経済的に負担となるのだ。
 だから、夫の姓を選んだ上で、旧姓を通称として使ったりする。会社など勤め先でも、それを認めるケースは増えた。ただし、その場合でも、新規につくる銀行口座や健康保険証、運転免許証などでは通称は使えない。差別的だと考えるのも理解できる。議論を進めねばならないテーマだ。
 (日本ユニセフ協会会長の)赤松さんは「私は女性が長く職業を続けることが大事だと思っています」と語っている。
 「結婚したら、どちらかが名前を変えなければいけないというのは、仕事を続ける上で迷惑なことと思います。夫婦同姓にしたり、別姓にしたり、選べるようにしたらよいのではないでしょうか。民法で姓を変えることを強制しないでほしい」
 明治民法では「家制度」が根幹にあった。夫の姓が当たり前の時代だった。「家族の一体感が失われる」などの意見は、この発想の延長線上にあるのかもしれない。だが、今や社会はグローバル化し、価値観も多様化している。選択的夫婦別姓など二十一世紀にふさわしい制度を立法府は早く構築すべきであろう。

 結婚による改姓の面倒さを女性に押しつけてるのが現状だよ。
 「家族の一体感が失われる」って? 夫よ、そういう縛りがないと妻を引き留められないのか? この判決でほっとしている夫がいたら、かなーり惨めな夫婦関係しかつくれなかったってことになるんじゃないのか? 心のつながりをつくるのがまず必要だろうさ。うーむ。


今期2回目の白菜漬け

2015-12-13 12:17:09 | おいしい

 1回目はけっこう気温が高いときだったのでうまくできるか心配だったけど、OKでした。


 でもびっくりしたのが、白菜を切り分けて半日ほど干してから漬けたのに、数時間で水がたくさん上がってきたこと。
 水が白菜をおおうくらいに上がってくるのは数日してからだったのに、数時間でってのは初めてだったのよ。
 そのあと、上がってきた水を何回か取り除いたなんてことも初めて。
 今年の白菜は水太りなのかな思って、 2回目は、切り分けた白菜を4日ほど干してから漬けてみたよ。
 1日半ほどして水が上がってきました。さてどうなるかねえ。
 楽しみ楽しみ。

 白菜漬け、おいしいよ~ん。御酒にもごはんにも合うよ~ん。ありがたしありがたし。


再生エネ約95%の国、自然エネ100%の国

2015-12-09 09:04:50 | まじめな話

 ステキな国があるもんだねえ。今朝の東京新聞記事から抜粋します。

●「やればできる」ウルグアイに学べ 電力供給 再生エネ95%
 「電力供給の94.5%が再生可能エネルギー」。今月3日、英紙ガーディアン(電子版)がそう法事、ウルグアイの劇的な転換が世界で話題になった。
 もちろん、原発を建設したことなどない。水力発電所も過去20年間、造っていないが、太陽光や風力、バイオマス花の発電所を積極的に増やした。結果、二酸化炭素(Co2)の排出量が大幅に減ったという。
 今年2月までウルグアイ大統領だったホセ・ムヒカ氏が、09年からの任期中に、気候変動政策にも熱心に取り組んだ影響が大きい。ムヒカ氏は私利私欲に走らず、「世界で最も貧しい大統領」と呼ばれたことでも有名だ。
 実は、ウルグアイの他にも、再生エネに積極的に取り組む国はある。火山国のアイスランドが地熱などの自然エネルギーで電力100%を達成し、中南米のコスタリカやパラグアイも9割を超える。
 市民電力連絡会の竹村英明会長は「小さな国と比べ、電力需要の大きい日本が再生エネに転換することは困難だ。それでも、再生エネの供給見通しが低すぎる」と批判する。
 確かに、ウルグアイは人口約340万人で、日本と規模が異なるが、「風力発電の高い潜在能力があるのに、日本は全く伸ばす気がないとしか思えない」と指摘。
「淡々と取り組めば、再生エネだけで電力供給を実現できることを証明している。夢でなく、日本もやればできる」と見習うよう求めた。

 ムヒカ大統領のスピーチはこちら https://www.youtube.com/watch?v=DrSLbBNnj3A でどうぞ。


修理中で便利さ再確認のおしっこセンサー

2015-12-06 16:55:15 | 犬猫

 10月27日のブログ10月29日のブログに書いた「ウェットストップ3」、ちょいと具合が悪くなったために輸入販売元さんに見てもらってるんだけど、あれがないと不便なこと!
 もうね、ハルがアウアウ言ってるのにうっかり確認し忘れておしっこの始末が遅くなっちゃったり、逆におしっこしていないのに心配で何度も確認して消耗したりで、おしっこセンサーは本当に便利だよなあとしみじみ感じましたよ。
 輸入販売元の株式会社MDKさんに、どんなふうに不具合なのかを電話したときのご対応がまた嬉しいものでした。
 本体が正常に動いているかどうかの確認等、丁寧で気持ちがいいのよ。
 「コードレスのものがあったら便利なんですが」と言ったら、実は以前にそういうものがあったけど、製造元がもう作らなくなったこと、コードレスにすると無線法が関係してけっこうむずかしいことになること、価格が高くなること、でもいろいろ考え中であることなどを教えてくれました。
 ぜひコードレスでそんなに高くないのを開発してくださいませませ。