ふうるふうる・たらのあんなことこんなこと

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日常のあれやこれや記事です。

原発汚染水についての海外報道

2013-08-27 09:43:01 | 原発

中浦和“ふうるふうる”のたらです。
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 今日8月27日の東京新聞朝刊「原発汚染水の海外報道 世界が注目 政府と落差」を読んで、やっぱりなあと……。
 
 政府は原発輸出を成長戦略のひとつに位置付けているが、海外メディアの視線は対策が見通せない汚染水漏れと東電、政府の事故対応に注がれている。

 汚染水問題では今月7日、政府が「汚染された地下水の海への流出量は1日300トンに上る」との試算を発表した。さらに汚染水タンクからの漏れも発覚。原子力規制委員会は自己の深刻度を表す国際的な事故評価尺度(INES)で「重大な異常事象」であるレベル3への引き上げを検討している。抜本的な解決策は見出せていない。

  海外メディアの強い懸念と、諸課題のひとつと捉える政府の対応の温度差は拡大する一方だ。

とあり、各国でどのように報道されているかを紹介しているので、簡単にまとめて紹介します。各紙は電子版からの引用だそうです。

●イギリス 新聞 ガーディアン21日付
  日本国民の怒りを再び呼び起こしたのみならず、海外諸国からも憂慮されている。

●イギリス 新聞 インディペンデント 20日付
 日本政府は弁髪閉鎖の費用や複雑さを過小評価し、東電も問題を組織的に隠してきた。(専門家の言葉を紹介)

●イギリス BBC放送 22日
 2年前にメルトダウン(炉心溶融)が起きて以来の深刻な状況。
 複数の原子力専門家たちは東京電力や日本政府が認めたいと思っているレベルより、はるかに危ない状況と懸念している。

●アメリカ 新聞 ウォールストリート・ジャーナル 22日付
 汚染水漏えいの背景には、もっと深刻な問題がある。東電は原発内の冷却水の流れを制御できなくなり、状況が悪化している。(事故以来最悪の危機に直面しているとした)

●アメリカ 新聞 ネーション 19日付
  最初に問題を否定し、対応が遅れる。その末に事実を認めて謝罪する。こうした東電の対応はよくあることになってしまった。
 汚染水漏れが続く福島原発が心配の種であることは容易に忘れ去られる。現場の映像がほとんど提供されないことなどが原因で、関連報道がほとんど注目されていない。

●ドイツ 新聞 フランクフルター・アルゲマイネ 7日付
 東電は6月、外国人ジャーナリスト向けの現地説明で「原発事故は管理下にあり、まったく危険はない」と言っていた。しかし、放射能に汚染された水が太平洋に流れ込んでいた。東電はこれまでもうそをついては暴かれた。いったい何を学んできたのか。

●韓国 新聞 中央日報 25日付
 日本の食品恐怖に積極的に対応すべきだ。
 (日本からの輸入食品への不安が膨らみ)ソーシャル・ネットワーク・サービス(SNS)では放射能怪談が絶えない。
 日本政府が事故情報を隠し、縮小していなかったか、細かく確かめ対策を促さなければいけない。


 原発輸出が成長戦略だとぉ?!
 日本の企業と政府のモラルや技術が逆成長していることを大々的に宣伝してるんじゃないのさ。

 第二次世界大戦中、日本の本当の状況がどうなのかは日本政府やマスコミの発表からは知ることができなかった。それどころか事実を隠蔽したうえに負け戦を勝ち戦と逆の発表をしていた。日本の本当の状況については外国の情報が正確だった。
 今も目に見えにくい報道管制を敷いていて、危険を安全と認識させたいのか? なんかもう、なさけねーだい。
  東電と政府だけの問題じゃないんだよ。この日本で暮らしている私たちの問題なんだよ。勝ち戦と信じたいから負けていることを認めなかった日本国民を再現したかねーやい。
 安全に安心して暮らせる環境を求めることは国民の権利だよ。原発はいらない。せめて声をあげていこうよ。


「とわずがたり」(とはずがたり)の発見が近年だったなんて

2013-08-26 08:08:09 | よもやま話

中浦和“ふうるふうる”のたらです。
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 「とわずがたり」は後深草院に仕えた女房二条の14歳(1271年)から49歳(1306年)ごろまでの日記。境遇、後深草院や恋人たちとの関係、宮中行事、尼になってから出かけた諸国遍歴の記録などが綴られている。
 この本は、宮内庁書陵部所蔵の桂宮家蔵書に含まれていた桂宮本(後代―江戸時代前期の写本)5冊のみ現存するそうで、1940年(昭和15年)山岸徳平氏によって紹介されるまでは、その存在を知る者が少なく、天下の孤本といわれる。書陵部(当時は図書寮)で『とはずがたり』を見出した山岸氏は、『蜻蛉日記』にも対等すると直感し、「国語と国文学」9月号で「とはずがたり覚書」として紹介した。一般への全文公開は昭和25(1950)年の桂宮本叢書第15巻が初である。
 それを瀬戸内晴美(現・瀬戸内寂聴)さんが昭和45(1970)年にほとんど現代語訳に近い小説にして発表。
 瀬戸内さんいわく、「私の50歳の出家への直接の火つけ役は、『とわずがたり』であったかもしれない」。
 

 だそうなのよ。びっくりしたー。
 「とわずがたり」なんかは古典中の古典として早くから読まれていたと思いこんでた。
 やっぱり後深草院や上級貴族たちの乱脈さがあからさまにかかれていることが“はばかり多し”で一般の目に触れさせないようにしていたのかなあ。瀬戸内寂聴さんの小説が「とわずがたり」が一般に知られるきっかけになったのねえ。


やっぱり海に流れ出てた汚染水

2013-08-24 07:53:10 | 原発

中浦和“ふうるふうる”のたらです。
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 昨日の23日、東京電力が、「外洋につながる排水溝に沿い、高い濃度の放射性ストロンチウムなどを含む水が確認された」と発表したそうな。
 つまり、タンクにためられていた汚染水(原子炉を冷やしたために放射能で汚染された処理水)が漏れてしまい、排水溝を通って海に流出したことが確実となった。海洋流出は漁業関係者にとって死活問題。国民の安全・食生活の問題も。世界中から見ても死の海をつくり続けている東電って……。
 “安倍晋三首相が先頭に立ち、国の総力を挙げて対策に取り組むべきだ”という意見があちこちで見受けられるけど、安部首相が先頭に立ったら、「原発は安全」「原発を海外へ積極的に売り込む」という発言・姿勢との矛盾がまるわかりになるからねえ。自分が首相である間は国民の安全より自分の権力維持・政党の権力維持のために一時しのぎをしてればいいってのか。
 原発反対派政党・議員は何をしてるんだよう。しっかりしておくれよう。

 身の回りの一大事はなんとかなりそう。
 イヤ、犬のハルちゃんの右目から黄色っぽい目やにがかなり出ていたのです。結膜炎かとあわてたら、白目の充血はなくてきれい。どうやら“犬の洗濯”をしたときにシャンプーが目に入っちゃったみたい。
 ホウ酸水をつくって拭いていたらおさまりました。よかったよかった。

粗忽なアホネエのせいでえらい迷惑です。


ふん、ボクちゃんにかまわないでちょーだい。

 わたしがわるうございました。
 しかし、犬の目には対処方法があったけど、福島原発の各種の問題にはどうなんだろ。


福島第一原発の汚染水漏れ

2013-08-23 12:52:57 | 原発

中浦和“ふうるふうる”のたらです。
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 東京電力のあまりの対処のひどさに何も言いたくないほど気力がなくなっていたんだけど、何も言わなかったら原発賛成派と同じだよねと気を取り直したよ。

 今日8月23日の東京新聞朝刊「こちら特報部」の紙面、『福島第一「汚染水300トン」の衝撃 「事故収束はウソ」「緊急事態宣言を」』から抜粋します。

 福島第一原発のタンクから放射性物質の汚染水300トンが漏れ出た。原因は究明できていない。タンク内には25メートルプール800杯前後、33万4千トンの汚染水がたまる。放射能の総計は2京7000兆ベクレルという天文学的な数値で、さらに漏れ出ないか心配だ。汚染水対策は危機的状況に追い込まれている。 

 現状では完全な浄化装置がないため、汚染水をためておくしかない。地下水が建屋内に流れ込み、放射性物質に触れて日々、400トンの汚染水が新たに生まれている。

 今回、汚染水が漏れたタンク鋼材をボルトでつなぎ合わせた「フランジ型」だ。約1週間で製造できるが、耐用年数は5年と短い。
 汚染水漏れのチェックは1日2回、タンク群の周りを黙視するだけだった。
 大問題は急造でタンクに計測メーターがないこと。外からでは別のタンクも漏水を起こし、空になっていても分からない。つまり、漏水がどれほどの規模なのか、現状では把握できないという。
 汚染水が漏れた場合に食い止めるタンク群の周囲の堰も、「豪雨や台風がくるから」と排水弁を開け放していた。

 フランジ型タンクからの漏水は5回目だが、今回は海洋汚染の恐れもある。

 今回の事故は、人体に与える影響度も高い。漏れた汚染水の水たまりの空間放射線量は「毎時100ミリシーベルト」だった。 100ミリシーベルトは、原子力規制委員会が原子力災害で住民の即時避難を求める毎時0.5ミリシーベルトの200倍の数値である。
 汚染水の水たまり付近に丸二日間いると被ばく量は4800ミリシーベルト。これだけ浴びれば50%の確立で命を落とす。作業員の安全が懸念される。

 今回の事故は極めて深刻だ。「子どもたちを放射能から守る全国ネットワーク」の近藤波美事務局長は「福島第一原発事故の収束宣言はまやかしにすぎない。収束宣言は再稼働のためのもので、即時撤回すべきだ。今はむしろ緊急事態宣言を出すべきだ」と力を込めた。

 別の紙面で「排水溝を通れば外洋へ」という記事に写真が掲載されている。



 これを見て、汚染水が簡単に海に出てしまうこと、まわりの林などを切り開いてタンク用地にしていかざるをえないのだろうが、そんなことしててもきりがないということがよくわかった。
 「多核種除去設備」(ALPS)という、約60種類の放射性物質を取り除ける装置があるらしいけど、試運転の段階で水漏れして稼働の見通しが立ってないんだって。


 これでもまだ原発を再稼働させるのか。
 これでもまだ外国に原発を売り込むのか。
  それなら、首相官邸、国会議事堂、原発推進派の政党本部、推進派議員の家、来日した要人との会談場所、迎賓館などを福島第一原発の隣に移したほうが説得力が出るんじゃないかい。ぜひそうしておくれよ。

 今年のこのクソ暑い夏、稼働中の原発は関西電力の大飯3号・4号だけなのに、そして節電節電の声が聞こえなかったけど、電力供給はまにあってるじゃないの。どーゆーことよ。
 原発いらないのよ。原発再稼働反対。


信じることとうぬぼれ

2013-08-17 13:26:13 | 本や言葉の紹介

中浦和“ふうるふうる”のたらです。
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「人間が何事かを信ずるというとき、そこには少なからず損得勘定が潜んでいる。さらに信ずることで、真実に近づいたとか、清浄なものに近づいたといううぬぼれが首をもたげてくる。」

 これは、今日の東京新聞朝刊掲載の「親鸞を生きる 上」(武田定光 真宗大谷派・因速寺住職)にあった言葉。
 浄土真宗の親鸞に関する文章中の言葉ですが、精神世界、スピリチュアル、スピリチャリティーなんていわれている分野についても同じことが言えると思いました。
 それに、「信じていること」と「知っていること」は違うのよねえ。


一目千殻!?

2013-08-15 11:36:16 | よもやま話

中浦和“ふうるふうる”のたらです。
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 自転車修理をしてもらっているあいだそこらへんをぶらぶらしてたら、ミンミンゼミやアブラゼミのたくさんの声が降ってくる。
 見上げればとても大きな木。
 セミの成る木、うん、セミが鳴る木だねえと思いながらふと横を見れば、そこら中にセミの抜け殻が! 20個30個どころじゃあないのよ。











 吉野山の「一目千本」 といわれる桜の木じゃないけど、こりゃぁ「一目千殻」。
 ぱっと一目見て千個ぐらいの抜け殻があるんじゃなかろうかとびっくりした。
 古くからからあるようなかんじのお家の敷地の一部に大木が茂り、その木とそのまわりがセミの王国になっているみたい。うーん、いかにも夏というかんじでなんか気持ちいいなあ。ずっとそのままであってくれたらいいなあ。

 今日は第二次世界大戦敗戦記念日。戦争はイヤ。日本は平和憲法を大切にしてほしい。


猫はぐったり、稲はすくすく

2013-08-12 08:34:11 | 犬猫

中浦和“ふうるふうる”のたらです。
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 あまりの暑さで幸太君がやけになったらしい。
 もうどうでもいいって感じでグテーとしてる。
 湿疹かきむしり防止用服を着せてるからそのせいで暑さも倍増かと心配してたら、服の影響はあまりないらしい。
  でも、いつもは行かない玄関の暗がりでだらーんとのびてからだを冷やしているので、これはかなりのぐったりぶりです。

最近お気に入りのソファで、変な格好でふてています。


目もいっちゃってる……。


 久しぶりに桜図書館に行ったら、田んぼがみごとにあおあおとして、稲がすくすくと育っていました。
 稲の花真っ盛りで、実をつけた穂もかなりあります。ありがたいことです。




今年も犬洗いで大変

2013-08-08 13:59:28 | 犬猫

中浦和“ふうるふうる”のたらです。
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 シャンプーなんて優雅な言い方なぞできやしませんのです。
 ハイ毎夏恒例犬の洗濯。
 室内で生活して毎日ブラッシングしているのでほとんど汚れないし、皮脂の分泌がそれほど多くないので、しょっちゅう洗わなくても大丈夫。でも夏になるとにおいが強くなる感じがするので洗いたくなる。
 去年はそれほど叫ばなかったのに今年は叫び続け吠えまくり、噛もうとするしでけっこう大変でした。
 
 風呂場から出たらドタッと横たわって半目になって寝ちゃった。
 来年は洗わずにすむように工夫します。爺犬め、来年も生きてろやい。




 今年に入って、ハルトは子ども返りしちゃったなあと感じることが多くなっています。
 はっきり言っちゃえばぼけが始まって、築いてくれた信頼感より子どもだったときの恐怖感がまさってしまっている。
 呼べば逃げる、なでさせない、さわろうとすると噛みつく、すぐおびえる……その度合いが5歳ぐらいまでの強烈だったときに近くなってる。
 困ったことに、最近は夜吠えも加わった。
 ハルちゃんをいじめるやつはいないよ、ここは安全だよということをなんとかわからせてあげたいんだけどねえ。
 うーん、「アホネエがいることがいちばんの原因」と言われてしまうであろうな。とほほ。


狂気……それは

2013-08-04 21:12:30 | がっくり

中浦和“ふうるふうる”のたらです。
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 「狂気……それは、同じ事を繰り返し行い、違う結果を予期することである」
 これはアインシュタイン博士のことばだそうです。
 
 自分のことはさておいて、麻生太郎副総理の失言癖、東京電力の隠蔽癖に狂気を感じてしまう。

 6月29日に講演した中で、憲法改正をめぐってドイツのナチス政権時代に言及して「ドイツのワイマール憲法はいつの間にか変わっていた。誰も気がつかない間に変わった。あの手口を学んだらどうか」と述べた麻生副総理。あなたの失言のおかげで政治家や政党が何をねらってるのかがわかっていいんだけどさあ……。
 失言と指摘されてようやく「なんかやばいことを言っちゃったらしいなあ」と思うらしい麻生副総理の場合は、「違う結果を予期」して発言しているわけじゃないから狂気とはいえないかもしれないけど、かいま見える本音は各国の政治家たちから狂気に近いと判断されてるみたいだねえ。

 福島第一原発による海水の汚染は2年以上続いていたかもしれないって。東京新聞によると、「高濃度汚染水が海に漏れている問題で、東電は2日、護岸から1日当たり約4百トンの地下水が海に流出し続けていた可能性があると原子力規制委員会に報告した。護岸近くではトレンチ(配管などを通す地下トンネル)などに大量の汚染水がたまり、同原発の専用港でも汚染拡大が確認されている。たまった汚染水が地下水に混じって、海洋汚染が続いていた可能性がある。」って。
  この隠蔽癖は狂気であり驚異だねえ。愚民どもに真相を教えると暴動が起きそうだから「寄らしめず、知らしめず」がいちばんだとでも思ってるんかいな。


オレガノ、花が咲いた

2013-08-02 15:54:31 | よもやま話

中浦和“ふうるふうる”のたらです。
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 オレガノの育てかたを調べたときに「花が咲くのは種をまいてから2年目」となっていたので、そうか、咲くのは来年かと思っていたら花が咲いたよ。



つぼみがくるりっと巻いててかわいいなあ。



 でも??? 購入した苗が2年目のものだったのかなあ。
 5種類購入したラベンダーの苗の育ちが良くない。水のあげすぎかなあ。でも、前の家のベランダでは元気に育ってたラベンダーが、こっちに来たら枯れちゃったんだよねえ。
 ベランダ、日当たりも風通しもいいのだけど。
 
  元気に育ってくれてる鉢植えさんたちもいるので、原因がよくわからないのよねえ。
 うーむ、みんな元気に育ってくれるようにもっともっと気をつけよう。

 ではもうひとつ。



 この前、浦和の「うりんぼう」に行ったらおいてありました。これはウチワだけど、ナイスなセンスだなあ。
 さ、あなたに、涼しさ届きますように