ふうるふうる・たらのあんなことこんなこと

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セラピーという仕事

2005-08-10 22:55:19 | まじめな話
 以前友人からセラピーの仕事についてのメールをもらったとき、自分がどう考えているかを返事したことがあります。次に紹介するのはごく簡単にまとめたものですが、今のところこのように思っています。

【友人から】
 もっと仕事を頑張りたいと思い自分磨きに一生懸命に時間を費やしてさて、いよいよと思ったらセラピーの仕事ができなくなってしまった。セラピーの仕事は自分のためにやってきて人のためではなかったように思う。
 「セラピストになるならばまずは自分が整ってから」という言葉の意味がやっとわかった。
 簡単にセラピストになれてしまう癒しの世界にも少し疑問が出てきてしまいこの世界にはいれなくなってしまった。

【私の返事】
 あなたが思ったことって、本当にそうだなあと私も思う。でも、「そう思ったからこそこう考えるようになった」ということがあるので、それを書きます。

 セラピーという仕事は自分のためにしていることだと私は思ってます。
 人を救ってあげたいなんて思うのは僭越だし、できることじゃない。せいぜいが、その人の眠っていた自己治癒力が目覚めるためのきっかけとなるくらい。それができたら万々歳です。そして、それができたとしても、そうしたのは私ではなく、私を通して行われる宇宙のエネルギーだと思ってます。

 “あなたが少しでも楽になったら、それはあなた自身のおかげ”と思っているのです。

 それに、おいでくださるかたによって自分を振り返らせていただき、おいでくださるかたに癒していただいていると思ってます。
 私もまだまだ「生きるということの渦中」にあるので(当たり前ですが)、いろいろなかたたちにお会いできてその生き方に触れさせていただけることこそが未熟な私の糧なのです。だから、この仕事を通して他人様の深い魂に触れさせていただけるのはとってもありがたいことなの。

 ヒーリング関係の仕事って「私はヒーラー」「私はとっても優秀」と自己申告すればそれが通っちゃうような世界だものね。だからこそ、“癒しの世界”を問題とするのではなく、自分を深く見ていくことが必要なんだよね。

 私は未熟だから、今できることで自分をヒーリングしつつ、浄化しつつ、さらに学びながら、今できることをやっていくことを心がけています。