中浦和“ふうるふうる”のたらです。
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ちょっと長くなります。
東京電力は22日に初めて、「高濃度汚染水が地下水と混じり、海に流出している可能性が高いこと」を認めました。でも、港湾全体や港湾外の海洋には影響はないとしています。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyoko_thunder.gif)
今回の判断に至った潮位や雨量のデータは今年1月から継続的に取っており、福島第一原発敷地内の海側にある汚染監視用の井戸で高い放射能が検出され始めたのは5月下旬から。選挙が終わるまで発表を引き延ばしてたのかい?
以下は、MSN産経ニュースからの抜粋です。
●福島第1原発、地下水放出厳しく 汚染水の海洋流出で(7月22日)
汚染水対策は深刻だ。原子炉建屋には1日に約400トンの地下水が入り込み、放射性物質と混ざり合い、汚染水となっている。東電は事故直後から、地上タンクに汚染水を入れて保管している。これ以外に、地下貯水槽でも保管していたが、土壌汚染が確認され地上タンクへと移っている。
汚染水が敷地内に増え続けることは廃炉を進めるうえでのリスクで、早急な対策が必要だ。そうした対策を進めるには東電の説明が信用に足るものかどうかにかかっている。速やかな公表と説明責任が東電には求められる。(原子力取材班)
●福島第1原発、汚染水の海洋流出 肩落とす漁業関係者「説明と違う」(7月23日)
東京電力が22日、福島第1原発の汚染水の海洋流出を初めて認めたことで、漁再開を目指す福島県内の漁業者からは「これから漁はどうなる」と悲痛な声が上がった。
福島県漁業協同組合連合会(いわき市)野崎哲会長は「これまでの説明と違う。かなりショックだ」と言葉少なだった。
報告を受ける直前には、いわき市沖を中心に9月に試験操業を始める計画を話し合ったばかり。いわき市漁協の矢吹正一組合長は「やっとここまでこぎ着けたのに…。情けなくなっちまう。汚染水流出は漁業者にとって命取りだ。とにかく、これ以上広げないでほしい」と肩を落とした。
既に試験操業を始めている相馬双葉漁協(相馬市)の佐藤弘行組合長は「東電には、具体的に汚染水を止める対策を、しっかり説明してもらいたい」と語気を強めた。
原発はいらない。
でも今回の選挙結果で、自民党は原発推進を当たり前のように推進するだろう。それはいかんよ。そうさせないようにちゃんと目を光らせていよう。
さて、原発周辺自治体首長は今回の選挙について、「争点が隠された選挙だ」と言っている。
東京新聞7月23日朝刊から抜粋します。
茨城県東海村の日本原子力発電東海第二原発の再稼働に反対する同村の村上達也村長は「原発や憲法といった本質的な争点が隠された選挙だ」と指摘。
「東京電力福島第一原発事故という世界史的な大事故が起きたのに、日本人が路線変更できなかったことは、世界から驚きの目で見られているはずだ」と嘆いた。
中部電力浜岡原発を抱える静岡県の川勝平太知事も「ねじれ解消や経済成長の話ばかり。原発の問題などがかすんでしまい残念だ」と語った。
全国最多の14基の原発を抱える福井県の石塚博英知事は、長期停止で地元経済が疲弊している現状に触れ、国による雇用対策の継続を求める一方「過度に原発に頼ることのないような産業構造も必要だ」としてエネルギーの多角化も訴えた。」
景気回復も大切。でも命の安全はもっと大切。
安全なエネルギーを創り出すことで雇用が生まれ、経済が回っていく。それはできることだからやっていこうよ。