ふうるふうる・たらのあんなことこんなこと

いろんなできごとを面白がってしまおうと思っています。
日常のあれやこれや記事です。

ハルが吠える意味が……

2009-12-23 21:14:55 | 犬猫
 武蔵浦和“ふうるふうる”のたらです。
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 犬のハルトが2年ほど前から吠えるようになったということは前に書いたと思います。
 やっと言いたいことを言えるようになったんだなあと思ったんですけど、窓から見える裏のおうちの犬さんに吠えたり、なにか物音がすると「何者じゃ!」という感じでギャンギャンやってたので、いいかげんにしてほしいのよと思うときも多かったのです。

 でもね、吠えてから私の顔を見て、どこかに行こうとするときなんかもある。
 ずーっとしつこく吠えてることもある。
 そんなときは、「すまんがのう、ねえちゃんにわかるように言っておくれよ」と言いつつ困惑してました。
それが、このところようやくハルちゃんがなにを言いたいのかが90%ぐらいわかるようになってきたんです。

「おしっこしたよ。ほめてほめて」
「いつもと違う音がするから恐いよ」
「洗濯機が止まったよ」
「猫がンチした」
「ベランダに出たいんだ」
「電気がついたままだよ」
「ごはん食べてないからなんかおくれ」←これは真っ赤なウソ!!!
エトセトラ、エトセトラ……。

 だいぶ時間がかかっちゃったけど、少しでもハルちゃんが言いたいことがわかるようになれてありがたいです。今までごめんね。
 言ってくれるようになってくれてありがとう。


とってもニブイ人間を訓練するのに2年もかかってしまった。
わしゃ疲れたのである。  寝るが極楽。

シュトーレン

2009-12-21 16:39:47 | おいしい
 武蔵浦和“ふうるふうる”のたらです。
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 Tさんからドイツのクリスマス菓子シュトレン(シュトーレン)をいただきました。きゃー嬉しい。
 ドイツではクリスマスまで1か月くらいかけて食べるとのこと。
 クリスマスに食べるのかと思っていたのでさっそく調べてみました。
 
 ドイツではクリスマスの4週間前の日曜日、キリスト教でいう降臨節(アドベント)にシュトーレンを作り、ろうそくを4本用意します。ろうそくは日曜日ごとに1本ずつ足しながら灯すので、クリスマスを迎えるころの日曜日には4本のろうそくすべてに火が灯ります。シュトーレンは薄くスライスしてすこしずつ食べ、クリスマスに食べきります。

 だそうです。
 
 いただいたのは、さいたま市の「タロー屋」さんの「ゆず酵母のシュトレン」。
 このお店は、

「主に自家菜園の季節の素材から起こす酵母の旨味を活かしたパンを作ります。
季節の流れにまかせたパン作りはメニューも固定しません。
原材料は国産小麦と季節の酵母、塩と水。
シンプルな配合で捏ね上げた生地をじっくりと時間をかけて発酵させます。」

 というように、自家製酵母でかみごたえのあるしっかりしたパンを作っています。
 シュトレンのゆず酵母も自家製です。

 Tさん、気にかけてくださってありがとう。おいしいものをありがとう。

ヒイラギの葉っぱつき。嬉しいね。


粉砂糖がいっぱいかかってます。



足先の冷えと、足のしびれって……

2009-12-17 22:48:16 | Weblog
 武蔵浦和“ふうるふうる”のたらです。
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 気温が10℃以下になると冷えが厳しくなります。
 お天道様が出ないとなおさら寒く感じますね。
 ほかほかソックスをはき、室内用ロングブーツタイプの室内履きをはいても、足首から先が冷える冷える。つま先なんか、もう……。

 で、解決策。
1.お湯に足をひたしてあっためる。
2.ぬくめたアルコールをいただく。

 1はね、温かくなったなあと思えるまでけっこう時間がかかるン。私の場合20分以上はかかるのです。
 2はね、仕事が終わってからしかできない。(←あったりまえじゃー) 
     でも、ほかのことをしながら飲むので、あったまるまでのロスタイムを感じない。

 できるならば、次の日に影響がないならば、2を選びたいなあ。

 ということで、今日は2を選べました。

 そういうことで、久しぶりにいいお酒をいただきたいなと思って森田商店さんに日本酒を探しに行ったデス。
 おかあさんとヨーコさん、今日はどちらがレジ番かな。
 お、今日はおかあさんがレジで忙しそうになさっておいでです。そのあいだに日本酒の冷蔵庫をじっくり見せていただきました。
 ほしいなと思ってたのが2種類なんですが、そのうちの1つがない。この時期ならあるはずなのにと思っておかあさんにうかがってみたら、「さっき○○は出ちゃったんですけどね、ご希望のはどうだったかしら。聞いてきますね」と奥へ。
 「○○と一緒に出ちゃったんですって」と言いながら戻られたおかあさんのあとから、あら、森田のおとうさんがおでまし。ほんとにご無沙汰してました。
 「どうしたのよ。久しぶりだねえ」
 「はい、ごぶさたいたしました。前にうかがったときに捻挫しちゃったと申しましたけど、結局ね、剥離骨折だったんですよ。それであまりうろうろできなくて」
 「なにしたの」
 「えー、お酒飲んで……、えっへっへ」
 「なーんだ、僕と同じことしてるねえ、あっはっは」

 まあ、嬉しくもなごやかなやりとり。

 そのあとにはおとうさんの蘊蓄を山盛り聞かせていただきながら、「やっぱり来てよかったな」と日本酒探し。

 ああ、いやいや、こんなことを報告したいわけではなくてですね、
 冷えて感覚もなくなるぐらいになった足先ですがな。

 常温でも冷酒でもいいんだけど、できればお燗した日本酒をいただくと、よろしいの。
 足先がシュワシュワした感じでほどけていくんですよ。
 ああ、ここに足の先が、足の指があるんだなあって感じられるようになる。
 これ、なんかに似てるんだよねとずうっと思ってたんですけど、今日わかった!

 しびれた足が回復するときと同じなの!

 じーんとしびれてて感覚がなくなった足先が、シュワシュワジャワジャワと生き返ってくる。
 血がかよってきたねってこういう感じです。
 1合半ほどいただくと、ようやく感覚が戻ってきます。ありがたいことです。


クリスマス時期  電飾&提案

2009-12-17 11:45:09 | まじめな話
武蔵浦和“ふうるふうる”のたらです。
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 犬のハルト君、夜のお散歩を嫌がる。
 どうやら40メートルほど先のおうちでチカチカと消えたりついたりする小さなクリスマス電飾が気になるらしい。
 それなのに、近所のすごい電飾は平気。前を通っても気にならないらしくて騒ぎません。
 何が違うの? 大きいとかえって目に入らないの? 不思議だ。

これ、ふつうのおうちです。
お店とかじゃありません。


 
 さてこの時期、去年もご提案しましたが、また同じことを……。

 今の時期、思いをこめたプレゼントを大切なかたに贈ることも多いと思いますが、予定のプレゼント資金の一部を、見知らぬ・でもどこかでつながっている他者にお福分けなさるのはいかがでしょうか。
 難民支援や災害被害者支援などのほか、介助犬、聴導犬、盲導犬などの団体や動物遺棄防止活動をしている地域団体など、人間以外を応援するところもあります。

 たとえば次のようなところなどです。
★犬養道子基金  http://www.inukai-kikin.jp
★社会福祉法人日本聴導犬協会  http://www.hearingdog.or.jp/index2.htm
★財団法人日本盲導犬協会 http://www.moudouken.net/index.php

 分かちあえるものがあるって幸せです。ありがとうございます。

おそばやさんに関する文句たれ

2009-12-15 20:06:58 | Weblog
 武蔵浦和“ふうるふうる”のたらです。
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 いきなりでござんすが、あたくしのおとっつぁんの出は群馬でござんす。そのおとっつぁんが自慢にしてたのが国定忠治。コクテイ・タダハルじゃないよ、クニサダ・チュウジね。

 そんなことはどうでもいいんですが、おとっつあんは田舎(いなか)とは折り合いがよくなかったようで、めったに帰りませんでした。
 夏は「おかいこさん」がある、冬は寒すぎていられない、なんてことで。
 40年にもならないくらい前なんですけど、うーん、戦前か? って思うような話ですよね。

 で、私が田舎に連れて行ってもらったのが小学生低学年のころに3回ほど。その帰りにおみやげとしていただいたのが自家製のおそばで、麺にしてゆでたものでした。
 今でこそ1時間半もあれば着くらしいんですが、そのころは埼玉某所と群馬某所へは5時間ほどかかったらしいんですよ。だから家に着くころにはせっかくいただいたおそばがお団子みたいになってましたね。おそばじゃなくてほとんどそば団子。
 でも、とってもとってもおいしかったの。香り高くて甘味があるン。

 はい、ここからが文句たれたれでございます。

 おそばって、おそばやさんに行くと「ゆでたてのきりっとしまったところをすぐ食ってくれ、のびないうちに早く食ってくれ」って言われることが多いんです。
 「早く食え、うちはそういうことに気をつかってるんだ」って、ほとんど強迫されるように言われたこともあるんですがな。

 でもね、冷たい水でしめたおそばって、冷たくて口に気持ちいい食感だけで、おそばの香りと甘味を感じられないじゃんって思ってたんですよ。

 だから「ゆでたての~」とおっしゃるおそばやさんなんぞに行ったときは、「私は田舎者ですんで、ちょっとゆるんで香りと甘味が強くなったおそばが好きなんです。
 キリッとしまったおいしいおそばをまず半分ほどいただきますので、あとはちょっとおいとかせてくださいね」と、あらかじめ言ったりしてました。
 肩身が狭いなぁと、もぞもぞしながらおそばをいただいてたんです。ひ~ん。
 けど、最近ですね、藤村和夫というかたのおそばの話の本をいくつか読んで、「なーんだ、私の食べ方ってそんなに変じゃないんだ」と思えたン。
 でもまあ、すっごく昔の食べ方みたいなんですけど。

 この藤村和夫さん、何冊も出しておいでですので、読んでみると面白いですよ。


CHIMAY & COEDO

2009-12-12 18:58:38 | Weblog
 武蔵浦和“ふうるふうる”のたらです。
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 ンもー、久しぶりにビールを飲みました。
 「ビールを飲みたいけど大瓶じゃあちょっと多すぎかな、中瓶か小瓶にしよう」と思ってスーパーマーケットに行ったら、普通に大瓶としては見かけるものでも、その中瓶とか小瓶とかはおいてないってことにはじめて気がつきました。
 需要があまりないからおいてないんだろうなあと納得して、いつもなら大瓶を買っちゃうとこなんですが、今日はなぜかその近辺の棚を見たんです。
 あらまあ、缶と瓶をとりまぜていろんな種類の小さいサイズがあるのね。
 ワタクシ、普段何を見てたんでしょうねえ。

 さて、まず缶のCOEDO・Kyara(小江戸・伽羅)を選びました。以前どこかのお店で飲んで、缶ビールなのに泡立ちがきめ細かくてくさみもないなあと思っていたから。
 これで帰ろと思ったんですけどね、目に入っちゃったの、カワイイ瓶が。
 なんだろなと手に取ったらCHIMAY。ビール専門店みたいなところでは飲んでたけど、でも“これがCHIMAYだ”と意識して飲んだことがなかったので連れて帰りました。

 はじめに何を飲むかなんて……決まってるわね、はじめて飲むのをはじめに飲むのよ。
 で、CHIMAY。「シメイ トラピスト ビール (ホワイト) 330ml」、かなり苦味が強いけど、やわらかい感じなのですいすい入っちゃいます。
 お次は「COEDO Kyara 350ml」。ほかのビールを飲んだあとに飲むと、ずいぶん感じが違うのねえと思いました。

 あら、いつのまにか大瓶1本よりほんのちょっと多く飲んじゃってたわ。
 おいしゅうございました。

 CHIMAYもCOEDOも違うタイプが出てるので、次はそっちを飲んでみるぞ。
 あ、別に頑張る必要はないんですけどね。

 うーん、今日もやっぱりいい日でした。ありがとさんです!

トイレ……うちの犬ってば

2009-12-08 18:25:24 | 犬猫
 武蔵浦和“ふうるふうる”のたらです。
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 犬のハルト、小さいときからトイレが……。
 家の中で一緒に暮らすことにしていたので、最初から居場所とトイレの確保をしたのですが、なぜかトイレは避難場所だと思いこんだらしくて叱ると逃げ込んでました。
 だからでしょうか、トイレの場所でチーチーをちゃんとしてくれることもあるのですが、その脇でやっちゃうことも多く、それがずっと続いてたんです。
 トイレにした場所がお嫌なんでしょうかね、トイレシーツがご不満なのでしょうかねと、いろいろやってみた10年でございました。

 でも相変わらずトイレスペースの脇でやること多し。
 朝、さわやかに起きた朝ですよ、トイレのお掃除に行くと何か所かに水たまりが。
 もしくは大きな水たまりから川ができてるとか。

 泣く!!!

 じゃあ、水たまりになるところにトイレスペースを広げていくとどうなるか。
 もう、やけのやんぱちでやってみましたよ。

そしたらね、どんどん場所が移っていくのよ。
 で、今はほぼ部屋の真ん中に。

 犬のトイレがほぼ中央にある部屋……。

 本棚5つ、犬用のけっこう大きなケージ、犬猫用雑貨ボックス、掃除機その他。そんなものがある6畳の部屋の中央に犬のトイレ、1.5メートル×1メートルほど。

 なんかね、むなしくなっちゃって、「どうにでもなれ」なんて思ったわ。あっはっはー。ハア……。

 おまけに、数日前からチーチーしたあとにギャンギャン吠えるようになったのですよ。
 どうやら「やったぜやったぜ、おれはやったぜ」「ほめろよ~~~~」らしい。
 夜中でも明け方でもおかまいなしさ。

 ねえハルちゃん、あなたのこととってもとっても愛して愛して愛してるんだけど、何となく失踪したくなっちゃうのって、どうしてかしらん。
 ふ・し・ぎ & 寝・不・足



「リンゴが教えてくれたこと」を読んでびっくり

2009-12-01 21:14:11 | 本や言葉の紹介
 武蔵浦和“ふうるふうる”のたらです。
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「リンゴが教えてくれたこと」(木村秋則 日本経済新聞出版社)を読みました。面白い!

 Amazonでの内容紹介は以下のようになっています。
「自然には何一つ無駄なものはない。私は自然が喜ぶようにお世話をしているだけです―。絶対不可能と言われたリンゴの無農薬・無肥料栽培を成功させ、一躍時の人になった農業家が、「奇跡のリンゴ」が実るまでの苦難の歴史、独自の自然観、コメや野菜への展開を語るとともに、農薬と肥料に依存する農のあり方に警鐘を鳴らす。」

 とってもかたくてまじめそうな本に思えるでしょ? でも、違うんだなあ。

 リンゴの無農薬・無肥料栽培をめざして10年ぐらい試行錯誤してもまったく成果が上がらず、もうだめだと自殺しようとして入った山で木村さんが気がついたのが土。
 畑の土を山の土に近づければいいと開眼してからがすごい。
 この本のタイトルは「リンゴが教えてくれたこと」ですが、木村さんは「自然」からいろんなことを学んでいきます。
 その観察眼と着想力がすばらしい。見て取ったことを考えていく力がまたすごい。
 観察し、考えたことを実行する力、実験する意欲、そしてそこからまた学んで改良していく力……どこから生まれてくるんだろう。

 木村さんはリンゴだけではなく、お米や野菜の無農薬・無肥料栽培も手がけていきます。

 たとえば大根。大根はその場で毎日少しずつ回転しているって知ってましたか?
 木村さんは大根が、日の出から日没まで東から西へと時計回り(右回り)に回っているのを発見しました。ボルトのようにまわりながら土の中に入っていってるんですって。
 だから大根を引き抜くときは、西から東へ左回りに回すとスムーズに引き抜けるんだそうです。

  きゅうり。早朝にきゅうりの巻きヒゲの前に指を1本出すと、かわいがってくれる人やいい人ならばその人の指にからみついてくるそうです。
 きゅうりだけじゃなく、野菜は人を見分けているんじゃないかって木村さんは言ってます。

 うーん……。

 とにかく面白くてびっくりの内容でした。


猫の幸太くん談
「この茶色いのは、いくら観察しても変だ。
見れば見るほど変だ」