ふうるふうる・たらのあんなことこんなこと

いろんなできごとを面白がってしまおうと思っています。
日常のあれやこれや記事です。

電力自由化、でも電源開示は義務化されないって……原発が電源の電気は買いたくないんだけど

2016-01-31 11:25:01 | 原発

 4月から家庭向け電力の小売が自由化されるので、電力市場参加会社が「こっちがお得よ」といろいろアピールしてる。それについての東京新聞生地を2つ紹介します。

●電力自由化「原発は嫌」のはずが…(2016年1月27日)から抜粋
 もともとは「原発じゃない電気を使いたい」という声で生まれた制度のはず。 それなのに「原子力は何%」といった電源の“成分表示”の義務付けは見送られる見通しだ。どうにも納得がいかないのだが…。
 義務化を求めるネット署名などを集めてきた国際環境団体グリーンピース・ジャパンによると、14年時点で欧州連合(EU)加盟28カ国のうち、26カ国が請求書などで電源構成を開示しているという。
 同団体の柏木愛さんは「電源構成は開示すべきだという文化を根づかせるためにも、スタート時点から(電源開示について)逃げてはいけない」と訴える。
 全国の地方議員や市民でつくる反原発自治体議員・市民連盟に参加する東京羽村市の門間淑子市議も「原発の電気は勘弁してほしいという消費者の願いが置き去りにされている」と批判する。
「食品と同じで、消費者が電気の原材料や産地を吟味し、地域や地球環境に『安全』なものを選びたいと考えるのは当然のこと。いまは電力の安売り合戦の様相を呈しているが、それにごまかされてはいけない」と話した。

 全国の地方議員や市民でつくる反原発自治体議員・市民連盟は、一般家庭への販売予定がある約40社に「原発の電気を供給するか」などについての調査票を送付しており、来月中旬には回答をまとめて公表するとのことなので、ぜひそれを見たいよ。
 「電源開示したくない姿勢」にも、とにかく原発を推し進めたいという安倍政権の姿勢があらわれてるねえ。


●電力自由化で新業者と契約 停電・供給不足の心配なし(2016年1月30日)から抜粋
 「工事必要」の詐欺には注意
 自由化後も、電気はこれまで通り電線を通じて各家庭に送られる。各地の発電所でつくられた電気は電線で混じることになり、事業者間で電気の品質に違いが出ることはない。

 小売業者が仕入れた量を消費者が上回ったり、事業者が破綻したりした場合は、電力会社がその分を補って供給する。

 「電気を送るため。電線を引く工事をします」。こんな勧誘には要注意だ。新しく小売事業者と契約しても、電線や電柱はこれまでと変わらず、新たに電線を引く必要はない。 


高浜原発が再稼働しちゃったよ 2/2

2016-01-30 10:21:06 | 原発

 引き続いて今日30日の東京新聞の社説から抜粋します。

●社説「信頼を結べぬままに」
 絶対の安全などないという。だとすれば、大切なのは「信頼」だ。その信頼を結べぬままの関西電力高浜原発(福井県)再稼働。何をそんなに急ぐのか。
 何度でも繰り返す。
 原子力規制委員会をはじめ、誰も安全だとは言っていない。安全を保証するものはいない。
 万一の事故が起きても、原状回復はおろか、満足な補償ができる力は国にもない。ほとんど無責任体制のまま、立地する自治体だけの同意を免罪符のようにして、原発が再稼働されていく。
 これではまるで、無保険の自動車が人混みの中を高速で突っ走るようなものではないか。
 あれから間もなく五年になる。福島の尊い教訓が、あまりにも軽視されてはいないだろうか。
 今月二十五日、滋賀県と関電の間で、高浜原発に関する安全協定が締結された。
 「安全」とは名ばかりの形式的な“通過儀礼”にとどまった。

(安全協定の内容や安全とは言えない理由については、この社説をぜひ読んでください)

 原発事故の被害は広域に及ぶ-。若狭の“原発銀座”で重大事故が発生すれば、日本海の強風にあおられて、その影響は福島以上に遠く、広く、拡散する恐れがあるという。
 被害地元の声に耳をふさぐということは、福島の教訓を踏みにじることにならないか。
 そして安全神話が復活し、悲劇を再び招く恐れが増さないか。
 “無責任”あるいは“先送り”は、ほかにもある。
 使用済み核燃料を保管する高浜原発の燃料プールは、すでに約七割が埋まっている。
 最終処分場選定のめどは立っていない。
◆安全はまた二の次か
 高浜原発3号機では、核兵器に転用可能なプルトニウムを核廃棄物から取り出して使うプルサーマル発電を実施する。
 プルサーマル発電では、原子炉を停止させる制御棒が効きにくくなるという。安全性の検討が尽くされているとは言い難い。
 何度でも繰り返す。
 電力会社の台所事情と政府の思惑が最優先の再稼働。住民にとっては「危険」と言うしかない。


高浜原発が再稼働しちゃったよ 1/2

2016-01-30 10:19:20 | 原発

 昨日29日に関西電力が高浜原発3号機(福井県高浜町)を再稼働させた。それについての東京新聞の2つの記事から抜粋します。

●事故対策先送り
  関西電力は高浜原発3号機を新規制基準に対応させるため、720の設備を追加し、原子力規制委員会から「再稼働に耐えられる」という判断を得た。だが、実際は事故時の対策拠点となる免震事務棟や、住民の避難道路は未完成のまま。自衛隊や消防などの公的な実働部隊は事業者に事故収束の責任があるとして、対応は鈍い。いくつもの対策が抜け落ちたまま、原発が再び動きだした。

●使用済みMOX燃料 毒性高く 処分もあてなし
  高浜原発3号機では、使用済み核燃料から取り出したプルトニウムを再利用するMOX燃料が使われている。プルサーマル発電とも呼ばれ、国も核燃料サイクルに従った形だが、使い終わったMOX燃料は、一般のウラン燃料より熱も放射能も長期にわたって出続け、どう処分するのかも白紙。出口の見えない核のごみ問題がさらに複雑になる。


ハルト、19年生きました

2016-01-27 11:29:18 | 犬猫

 昨日26日の午後3時33分、ハルトが息を引き取りました。
 急でした。
 前回書いたけど、21日の木曜日から食欲がなくなっていました。カテーテル用シリンジの先を口に入れて餌を押し出して食べさせていたんだけど、飲み込む力が弱くなっていて。でもまだ食べていたので、少量ずつ何回かに分けて給餌したらまだまだ大丈夫かなと思っていたのよ。シリンジを買い足し、おしり拭きを大量に買い、3か月は買い足さなくてすむなぁと用意していたのよ。
 目のイガイガがなくなって楽になったからまだまだ大丈夫と思っていたのよ。

 昼に給餌してから図書館での資料調べと買い物に出かけ、そろそろ体の向きをかえなきゃと3時ごろに帰宅。ハルトが何度かせきをするように息を吐いたので、のどと胸をなでながら「あんたも大変だねえ」などと声をかけました。そのうちに呼吸が止まって。
 苦しむようすがなかったのがいちばんありがたいこと。

 以前にアニマルコミュニケーターさんを通じて「あっちに行くときは私がいるときにして」と言ったら「そうはいかないかも」と返事をしていたハルトなのに、私が帰るまで待っていてくれたのかな。本当にお前はあまのじゃくだねえ。ありがとう。
 これで苦しいのがなくなって天国の山を駆け回れるから、よかったねえ。よく頑張っちゃったもんねえ。
 だから悲しいことじゃないんだよ。お互いほっとすることなんだよねえ。
 しかし、悲しくないのに気がつくと涙が出てるのはなんでだろう? 深くて長いつきあいだったからしょうがないか。

  しっかし今度は猫がぼけてきたらしくて、今朝トイレの脇におしっこ洩らしてた! 5年前までのハルトみたいだ。
 そんなところを引き継がなくていいからさあ……。


ハルトのまぶたの抜糸がすんだけど

2016-01-24 16:49:20 | 犬猫

 きのう抜糸したんだけど、「思ったより治りが悪いですねえ」とのこと。

 

両方の下まぶたはきれいに治ったんだけど、左目の角膜の再生がはかどっていない。19歳だもんねえ。人間だったら100歳近いんだから治癒力が低下しているのはしょうがないんだけど。でも手術前よりいい状態になっているので、このままよい方向に向かってくれたらいいな。
 それより気になるのが、21日の木曜日から急に食べられなくなったこと。食べ物を鼻先にもっていくとすごい勢いで食いついていたのに、鼻先にもっていっても口にあてても口を開かない。歯の隙間から押し込むと食べるんだけど、あまり咀嚼できないし飲み込みにくい感じ。
 注射器を大きくしたような器具でエサを口に入れてみようと思って獣医さんに取り寄せを頼んだんだけど、それを使うと誤飲しないか心配。
 なぜならば、1時間ぐらい前にいつものように口にチューブを入れて水を飲ませたら、少ししてからえずくようにして何回吐いてしまったから。

 せっかく目のイガイガがなくなって目やにもあまり出なくなり、美貌が維持されたんだからさ(笑)、おいしいものを食べてきげんよくすごしておくれよ。


ハルトまたもや生還

2016-01-09 19:08:59 | 犬猫

  昨日のお昼にハルトの目の再手術。獣医さんによると、今度は瞬膜をがっちり縫いとめるため、眼球に縫ったところがあたって傷になってしまうのが心配とのこと。これでダメなら次はまぶたを縫い合わせることになるって。ぜひ3度目は無しということでかんべんしてください、ハルト様。もうねえ、何事もなく回復しておくれ。たのむぜ。

 「今回はごく軽い麻酔ですみます。電話しますからお迎えに来てください」とのことで、2時ぐらいには電話があるかなと待ってたんだけど、4時を過ぎても電話がこない。なんかあったのかのーとちょっとどきどきしながら連絡したら、「あ、忘れてました」だと。
 すぐ迎えに行ったらもう麻酔が醒めかけてて、帰る途中「グオー」と吠えて道行く人を驚かしてしまいました。ごめんなさい。
 家に着いたらさらにガンガン吠えやがんの。もう、うるさいうるさい。
 「ハルよ、やっぱりすぐに天国に行ったらどうよ。 そのほうがお互い楽じゃない? そうしたまえよキミ」と愚痴りながら水を飲ませ、エサをやったらすごい勢いで食らいついてきた。お前、本当に食いたさのあまり戻ってきたんだねえ。さすが食欲の鬼……。
 ハルの天国への道ははるか遠いですなあ。行く先は不明だが“アタシのほうが先に”ってのがますます現実味を帯びてきたのであーる。


ハルト、再手術

2016-01-08 13:55:27 | 犬猫

 犬のハルト、4日の手術で左目の上下の瞬膜を縫い合わせて角膜の傷をおおったけど、瞬膜がちぎれてしまったようで明日9日の昼に再手術となりました。
  昨日の夜、左目がぱっちりと開いていたので、腫れがだいぶ引いたのねえと目をのぞき込んでみたら、アレ? きれいに黒目が見えるのよ。瞬膜って白いよねえ。黒目は、白い瞬膜に隠れた形で見えるはずだよねえ。引っ張って縫い合わせたから薄く透けるようになった? えええー?
 今日動物病院に連れてったら、獣医さんも「アレ?」だって。
 「局所麻酔ですぐ再手術できるかも」と手術室に運んでいったけど、アタクシは「絶対に無理」と思ったわさ。案の定、吠えて悲惨な声をあげている。先生も“局所麻酔でちょちょいと手術”をあきらめた。ちゃんと全身麻酔しないと暴れるから手術できないってことで、明日再手術することになりました。

 獣医さん「あれは、いやだって言ってるんですか?」
  アタクシ「完璧、“この野郎、なにすんだ”ですね。普通にさわられるのだっていやがる犬ですからねえ」

 ハルト、老いてますます盛ん……。吠えるし噛むし暴れるし。ハルがまだ若いときからこの獣医さんに診てもらっていたら、局所麻酔で手術なんてことは毛ほども思いつかなかっただろうなあ。まだまだ元気だなあ。どうせ元気なら、瞬膜の細胞も元気で頑張ってくれたらよかったのになぁ……(遠い目)。


ハルトの目の手術が終わりました

2016-01-05 18:17:38 | 犬猫

 前回書きましたが、ハルトの左目角膜の傷が悪化したため、昨日の4日に手術をしました。
 ハルには、「こっちでのお役目は済んだんだから気にしないでね。本来の姿で天国の山を駆け回りたいならそっちに行きな。おいしいものをもっと食べたいと思うならこっちに戻ってきていいよ。決めるのはハルトだよ。あなたのいいようにしな。どっちにしてもハルトの判断を受け入れるよ」と言っておいたのですが、“食欲が勝ってしまった”。

 獣医さんによると、なにしろ高齢なために麻酔から覚めない可能性が高いし、心臓に雑音があるのが気になるとのことでしたが、ま っ た く 何 事 も な く 戻ってきて、食欲全開。
 今朝アイスクリームをやったら、まるで映画のジョーズのようにがばっと首を起こしてアイスに噛みついてきました。本当に驚異の(恐怖の!)食い気……。夕方も4時過ぎぐらいから「腹減った」と盛んに吠えております。
 手術中の心電図もきれいなもので、心臓の雑音なんか気にしなくてもいいぐらいなかんじです。
 血液検査の結果も問題なし。1年前よりよくなってるのには驚きました。 
 「内臓関係はまったく異常なし。健康です」だって。
 これで当分ハルトに振り回される日が続きそうです。
 ヤレドッコイショ。

両目のまわりの毛を刈り取っているので、ちょっと面白い顔になってるのよ。
まぶたの腫れもだいぶおさまりました。