ふうるふうる・たらのあんなことこんなこと

いろんなできごとを面白がってしまおうと思っています。
日常のあれやこれや記事です。

またもや銀色の恐怖が!

2009-04-28 10:18:15 | 犬猫
 武蔵浦和“ふうるふうる”のたらです。
        (↑これをクリックするとホームページに行きます)



 ハルトが!
 焼きたてのケーキを!
 ガブッと!

 「コラッ!!!」っと叫んだら一口で飲み込んじゃった。

やられたのはこれ、アーモンドケーキ。


 あのねえ、どうせならせめて味わってから飲み込んでほしかったわ。
 それ以前に、アルミ容器からはずして食べてほしかったわよう!

 あんたはね、膀胱結石で治療食以外は食べないほうがいいんだよ。
 アルミ箔を飲み込んだらあとがつらいって、こないだ6Pチーズをまるごと食べちゃったときに体験したでしょうに。
 え、記憶にないって? フウ
 「たとえ記憶にあったって、くえそうなものを目にしたら突撃以外ないじゃん」って……

 今回は銀色の輝きが上から出るか下から出るか……、ぐあいが悪くなるんじゃないか、もう心配なんだよ!


 はい、すべては私の管理不行き届きのせい。
 ケーキをオーブントースターから取り出してちょっとわき見をした私が悪い。
 台所のドアを開けていた私が悪い。
 すべてすべて私が引きおこしたことでございます。
 でも、でも、でも……。



「ええーと、ねえちゃん顔こわいです。まともに見られません。
 なんとかしたほうがよろしいんじゃないかとボカァ思います」


「おや、このボクちゃまがなにかしたとでも?」


「まーさかぁ。そんなわけありません。
 さあ、このくもりのない目を見て信じてください!」


信じらんなーい!
この、ふらちもの! ひ~ん  



あとは余生で楽隠居!?

2009-04-27 07:59:25 | 本や言葉の紹介
 武蔵浦和“ふうるふうる”のたらです。
        (↑これをクリックするとホームページに行きます)



 『橋本治と内田樹』(筑摩書房)はお二人の対談集ですが、内田樹さんの次の発言に妙に感心しました。

 僕ね、若いときはけっこういい年まで、「若いんだから、好きなことやらせてくれよ」って言ってて、それで通してきた。で、三十七、八のときに、「もう年なんだから、好きなことやらせてくれよ」って(笑)。あとは余生って、気楽でいいですね。


 満点大笑い! おお、こういう手があったか、うーむ。ナニカノトキニハ、ツカッテミヨウ。


 江戸のおひとだった杉浦日向子さんは「早く隠居してあとは好きに暮らすのがいい」というようなことを言ってたっけなあ。


一重咲きのバラ。白い花が浮かび上がるように見えました。

 

オーブントースターでケーキ作り

2009-04-23 09:00:34 | おいしい
 武蔵浦和“ふうるふうる”のたらです。
         (↑これをクリックするとホームページに行きます)



 「ああ、ピース天火があったらなあ」と思い続けてうん十年……なんてこたァありませんが、また使いたいなあと思ってました。
 ガス台に乗せて使うこの天火、高校生時代に手に入れて週2回はお菓子作り。二十代前半で家を出たときにも持っていきましたが、ガス台にふれる部分がボロボロになったため廃棄。
 ごく普通に手にはいるだろうと思っていたら、けっこう前(1980年代半ばぐらい)に製造中止になってました。

 数年前からまたお菓子を作りたくなり、それならばピース天火が必要と思いこんでしまって探していましたが入手困難。一か月ぐらい前にオークション等でまた探してみましたがやっぱりダメ。
 
 そしたらふっと思いました。なぜピース天火がいいと思っているのかなと。
・使い慣れている。
・火加減しやすい。
・以前のレシピがそのまま使える。

 あらら、たいした理由じゃないよねえ。じゃあ執着してるってことかな。うーん、執着しなくていいじゃん。じゃあ電子レンジやオーブントースターでなんとかできないかなあ。

 電子レンジやオーブントースターなら火が通りにくいだろうから、パウンドケーキや大きいケーキ型を使うものは無理だろう。じゃあ、ミニカップケーキみたいにしたらクリアできるのでは?

 百円ショップのお菓子コーナーを覗いたら、電子レンジ用のケーキ型などもあるから、やってやれないことはないはず。

 で、まず電子レンジでやってみました。   ペケ!
 うちにあるのは温め機能だけのものなので、ケーキというよりは蒸しパンみたいになるし、食感が気に入りません。
 
 んじゃ次行ってみよう! で、オーブントースターを使ってみました。
 なんとかイメージに近いものができましたが、食感がぱさぱさ。
 これはレシピに手を加えたら何とかなるだろ。

 で、数回試してみて何となくコツがつかめた感じです。
 ミニカップケーキ型で一度に9個焼くのがせいいっぱいなので、大きなケーキ型で作って大きく切り分けて一度にたくさん食べちゃうなんてことがありません。オーブントースターにしてかえってよかったな。

 でもなんとな~くマイルドさやこくが少ないように思うのは、ピース天火への郷愁がなせるわざか。ウデが落ちたのか。材料のせいか。味覚が変わったのか。気のせいか。

 しかし、お酒+甘いもの……か、からだが、体型が。
 すでにほっぺたがまるまるしてきた感じです。ま、シワがのびていいか?!


向かって左がスパイスケーキ。ナツメグ、シナモン、クローブ、オールスパイス入り。
右はフルーツケーキ。  両方とも直径5センチくらいのミニサイズです。




夏の準備、ゴーヤ

2009-04-22 15:42:54 | Weblog
 武蔵浦和“ふうるふうる”のたらです。
        (↑これをクリックするとホームページに行きます)


 ゴーヤの苗を購入。
 つるをからませるネットをベランダからつるしたし、夏の日よけ対策は準備OKです。 元気に育ってね。



 プリムラの花が終わりそうなのでニチニチソウもほしかったのですが、入荷は5月とのこと。花が咲くであろうと思われる鉢(なんの花か忘れてしまったので、こんな言い回しになっちゃった)もあるのですが、まだ咲きそうにありません。
 しばらくの間は花無しになりますが、緑の葉っぱたちが玄関を飾ってくれそうです。


冬・春がんばって咲いてくれたプリムラさんたち。


今年はなぜか庭にしそがたくさん芽を出しました。
手を加えずにこのままにしておくつもりです。


去年植えたローマンカモミールです。
生き残ってくれました。


もう犬に結石が……

2009-04-17 08:29:20 | 犬猫
 武蔵浦和“ふうるふうる”のたらです。
        (↑これをクリックするとホームページに行きます)



 昨日、犬のハルトのレントゲンを撮りました。
 膀胱結石の手術をしてから約3か月ですが、もう直径1.8ミリほどの小さな結石がいくつも写っています。ショック!

 シュウ酸カルシウム結石なので、療養食(ヒルズu/d)をメインに少量の米と鶏肉を食べさせていたのですが。
 マグネシウム結石は薬で溶かすことができるけど、カルシウム結石は溶かせないため、2か月ほど療養食だけにして経過を見ることになりました。ほかのものを盗み食いされないように気をつけなくては。
 もう手術するようなめにはあわせたくありません。細かい結石はオシッコと一緒に排泄されてくれますように!
 
 このところ花粉症対策で使っていた目薬が効かなくなりました。スギ花粉はおさまったけどヒノキ花粉が多くなったからのようです。今まであまり気がつきませんでしたが、花粉によって症状が違うんですねえ。

挿し木

2009-04-15 13:47:57 | Weblog
 武蔵浦和“ふうるふうる”のたらです。
        (↑これをクリックするとホームページに行きます)

 

 ユスラウメの挿し木の用意をしました。
 挿し木によい時期じゃないけど、根が出て育ってくれますように。



こっちはサービスショットということで。
(はて、なんのサービスやら?)



暖かくなるとのどが渇くね。



暖かくなるとよけいお腹がすくです。
あの猫、たぽたぽのおなかがジューシーでおいしそう……


星占いって当たると言われて

2009-04-14 14:49:11 | まじめな話
 武蔵浦和“ふうるふうる”のたらです。
        (↑これをクリックするとホームページに行きます)



 昨日は予定通りうりんぼうへ。
 さいたまスーパーアリーナで行われた利き酒会帰りのかたたち10人近くの先客さんがいました。
 そのなかで、カウンターで隣り合った女性二人が金継ぎをしたお皿を見て声をかけてくれました。女利き酒氏軍団に入ったばかりのようです。
 いろいろおしゃべりしているうち、「星占いって当たりますよね。雑誌に載っていたのを読んだらぴったりだったので」と聞かれたので、
 「星占いが当たるかどうかというより、星回りをどのように読むかが重要じゃないでしょうか。それに相性というものがある。つまりあなた(あなたという物語=人生)にあった読み方をする人が書いたものにたまたま出会えたので星占いは当たると感じられたということだと思うのですが」というようなことを話しました。
 
 星占いではありませんが、たとえばこれからやってくるものは何かを占うように言われたとき、“子孫繁栄”“丸い”“生命”というキーワードが降りてきたとします。さて、それをどう読むか。

ダイダイとかタチバナとかのミカン系の果実と読めます。これは垂仁天皇に非時香菓(トキジクカグノコノミ)を求めてくるよう命じられた田道間守が持ち帰ったとされるタチバナ(ダイダイとも)をたぐり寄せた読み方です。丸いし、種という生命をもっていますしね。

 ネズミと読めます。ネズミ算といわれるくらい次々に子どもを生む繁殖力には“子孫繁栄”と“生命”が含まれているし、くるっと丸まって寝ますし。

 ほかにもいろいろな読み方ができますね。

 自分のグループに属した読み方をするかたに出会えたらとてもラッキーだと思います。

 しゃべりながら「私ってばそういうふうに思っているんだ」と整理している自分に気がつきました。明確な言葉にするチャンスをくださったかたに感謝!
 
 お昼前にユリオプスデージーとローリエの鉢を取り替え、挿し木用の土の準備をしているうちに曇ってきました。今日は雨になるようです。

ユスラウメが刈り取られちゃった

2009-04-13 15:22:45 | Weblog
 武蔵浦和“ふうるふうる”のたらです。
         (↑これをクリックするとホームページに行きます)
 


 ボタンが咲きそろい、フジの花が開き、人々は半袖で行き交う。
 もう夏? ってくらいあつひィ。


ご近所のボタン。


 今朝の散歩で、花が散ったユスラウメが根元近くからばっさりと刈り取られているのを発見。うわ、無惨。
 もう少しまってくれればルビーのような美しくてジューシーな実がなるのになあ。

 刈られてからまだ時間がたっていないようなので、3本ほど拾ってきました。活けたら葉っぱがピンとして生き返ったようです。
 挿し木によい時期ではないけれど、せっかくだからやってみます。
 ついでに、ローリエとユリオプスデージーも植え替えよう。楽しみ楽しみ。

 今日は金継ぎした食器をうりんぼうに届けるつもりなので、そうすると飲まざるを得ないし……いや、別に飲まなくてもいいんだども。
うーん、植物さんたちのケア、明日できるかなあ。
 ま、流れのままにということで。


 金継ぎしたうりんぼうのお皿たち。これではどこがどうなっているかわかりませんよね。
 このほかに、自分の猪口1個とお皿2枚も修理しました。
 数があるほうがやりやすいので、うりんぼうののりちゃんに欠け皿をためておいてもらい、金継ぎボランティアをさせてもらってます。
 こんなことをちまちまやるのって好き。

大宮公園一回り♪

2009-04-07 11:46:11 | Weblog
 武蔵浦和“ふうるふうる”のたらです。
        (↑これをクリックするとホームページに行きます)

 

 昨日は”武蔵国一の宮”の氷川神社がおわします大宮公園へ夜桜見物に。
 ちいちゃいころ、ご飯粒なんかを口のまわりにつけてたりすると、「おべんとつけてどこ行くの、大宮公園一回り」とからかわれたっけ。

 大宮公園でお花見したのは初めて、というより、大宮公園へ行ったのってこれで3回目ぐらいというほど行ったことがなかったのでした。
 それなのになんで行ったかって? ぐふふ、そりゃあそのあとにお楽しみがひかえていたからだわさ。

 花のあいだからのぞく月を眺めつつ公園をトコトコ一回りしているとき、桜の花びらが手の平に。しばらく眺めたあと食べちゃった。
 
 さて、期待していたお店、期待以上でした!
 ただひとつ、日本酒が“う~ん”だったことだけが残念。 でも、飲み過ぎなくていいかも。



真っ暗になる寸前の桜と月。


花見におみこしって

2009-04-06 10:16:02 | Weblog
 武蔵浦和“ふうるふうる”のたらです。
         (↑これをクリックするとホームページに行きます)
   


昨日のお昼過ぎ、桜並木を歩きました。
 武蔵浦和駅から中浦和駅近くの別所沼まで、埼京線に沿うような形で「花と緑の散歩道」という桜並木があるのです。
 いやいやすごい人出。露天もけっこう出ていて、それは想定済みでしたが、おみこしまで出ていたのにびっくり。
 花見におみこしって普通のことなの?

 まあ考えてみれば、桜を象徴するのは木花咲耶姫(このはなさくやびめ)という神さまだから、おみこしが出ても当然かも。

 桜の語源は「さ」の神から来ているという説があります。「さ」とは稲の霊・穀霊の名前で、「くら」とは神座穀霊が降臨(かみくら かぐら)。つまり桜は、 農耕の神・稲穂の豊饒神が宿る依り代(ヨリシロ)というわけ。

 それに、桜は古くから農耕に関連していたそうです。桜の花が咲くとその花に稲の霊を迎えて祀って田植えを始めたり、咲き具合や散る姿を見てその年の稲の収穫を占ったり(桜の花が長く咲いていれば豊作)したそうですから、桜の咲き具合には関心が集まって当然だったんですね。
 今、桜といえばソメイヨシノですが、江戸末期まではソメイヨシノはなかったので、各地でその土地にあった桜が咲いていたわけですよね。なら、その土地土地の農耕のめやすにもなったことでしょう。

 お花見も、豊作を願って花が散り急がないように歌い踊ったのが始まり、つまり行楽ではなくて祈りだったとのこと。

 ならやっぱり神が乗る輿(こし)であるおみこしをかついで揺らして、神の霊を揺り動かして活性化していただくのは必要なことなのかァ。

 おみこしって何となく夏祭りや秋祭りに結びついていたイメージだったのですが、こう考えるとどんな季節であっても神さまをお招きしてご歓待する場には存在していて当然と言っていいものなのかなと納得しました。

 うーん、こんな理解でよろしいんでしょうかねえ。

 お花見のときにはおみこしがつきものという習慣が古くから行われているところをご存じでしたら、どうぞ教えてください。


左側に見えるのが埼京線の高架です。



桜の花見もよいけれど、幸太君の可愛いおててが開いたのを見てるほうが私的にはもっとよいわァ……ううう、アホやん。







よいたよりにいたしたく

2009-04-03 17:10:30 | 本や言葉の紹介
 武蔵浦和“ふうるふうる”のたらです。
        (↑これをクリックするとホームページに行きます)



 幸田文さんの「しつけ帖」(平凡社)を読んでいたら、胸に迫る文章に何度もであいました。
 この本は、文さんが父親(幸田露伴)から受けたしつけについての文章を、文さんの娘(青木玉)さんがまとめたものです。
 幸田文さんのエッセイはずいぶん以前からかなり読んでおり、幸田露伴の教えや叱責がどれほど厳しいものかを知っているつもりでした。やられるほうはたまらない、よく逃げ出さなかったなあと。
 でもこの本を読み返してみて、少し違った思いも浮かぶようになりました。年を重ねたおかげでしょう。

 さて、ひとつを紹介させてください。

●幸田文さんが当てこすりを言われてくやしく思い、お父さん(幸田露伴)に訴えたときのこと。

 「そういうように、本当のことをいわれたときには、素直に、仰せの通りといえばいい。恥ずかしいと思ったのなら、それもそのままお恥ずかしゅうといい、御指摘いただきましたのをよいたよりにいたしたく、何卒(なにとぞ)御指導を、と万事すなおに、本心教えを乞うて、何にもせよ、一つでも半分でも覚えて取る気になれば、よかったではないか。水の流れるように、さからわず、そしてひたひたと相手の中へひろがっていけば、カッと抵抗してたかぶるみじめさからだけは、少なくものがれることはできた筈だと教えてくれ、それを教えておかなかったのは、親の手落ちで、すまないことをした、といった。今後も人中でねじられることはあろうが、もうこれからは慌てるな。刺されたと思ったら、まず一つ二つと数えて、気息をととのえるうちに、受太刀(うけだち)がわかる、という。親の手ぬかりだった、といわれてはこちらも馬鹿だった、とすまなく思った。」


私の場合ですが、何かことが起きたとき、あとからいちばん強く思いかえされるのは「カッと抵抗してたかぶるみじめさ」なのです。
 本当のことをいわれたときは素直にそれは本当のことだと認め、“本心から”教えを乞おう。それでもあざ笑うだけの相手だったら、指摘されて気づけたことを恩としよう。
 あらためてそう思いました。