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2040年までに再生エネ100%化 ポルトガル

2018-07-08 08:45:54 | 原発

 7月6日の東京新聞朝刊を読んでびっくり。
 1面と2面に掲載された記事から抜粋します。

●<原発のない国へ>再生エネ100%達成 ポルトガルの挑戦
 水力発電所のダム湖の水面に840枚の青色の太陽光パネルがきらめく。ポルトガル北部、スペインとの国境に近いアルト・ラバガン・ダム。水力と太陽光発電を組み合わせた世界初の試みだ。「変電施設が一つで済む。環境への負荷を減らすことこそ、再生可能エネルギーを進める上で重要です」。ポルトガル電力のルイ・テイシェイラ執行役員が強調した。
 ポルトガルは今年3月、全人口1030万人の月間消費量の100%相当を再生可能エネで生み出すことに成功した。
◆太陽と水 組み合わせ 発電量増、世論も後押し
 太陽光パネルを水面に置く効果は高い。パネルの冷却効果で、地上に比べて発電効率は4~10%上昇。湖面から水分の蒸発を抑え、水力発電の敵となる藻類の繁茂も抑えられ、「農業用地も奪わない」(仏シエル・テール社のカミーユ・マルリエールさん)。水力発電所に併設したため、太陽光用の土地開発や送電施設も必要なく、投資総額は45万ユーロ(約5850万円)で済んだ。
 ポルトガル電力関連会社の事業責任者ミゲル・パテナさんは「太陽光パネルのおかげで、電力需要に合わせて水力発電の放水をしなくて済む時が出てくる。その分を次回の発電に取っておくことができます」と解説する。再生可能エネルギーは天候や季節に左右されやすい。複数の発電源が補完的に働くことによって、電力をより安定的に供給できる。

 非原発を求める国民の声も大きい。
 一方で「電気代が高い。少しでも安くなるなら原発でも構わない」との声も。
 だが、ポルトガル電力のテイシェイラさんは「原発は高い」と言い切る。「建設や解体、極めて長期間になる放射性廃棄物の管理など、維持費は膨らみ続ける。原発を放棄した選択は正しかったのです」


 ポルトガルは2040年までに再生エネ100%化への完全移行を目指しているんだって。
 日本政府は2030年度の全電力量に占める再生エネの比率目標を従来通り22~24%に据え置いてる。
 再生エネ導入が急速に進んでいる国が多いらしい。でも日本は……。この差ってなんなのかねえ……。
 ポルトガル人と日本人って頭のできも実行力もさほど変わらないと思うんだけどねえ……。

 原発いらない、戦争いらない、憲法改悪いらない。


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