今朝の東京新聞の記事から抜粋します。
●電力会社賠償に上限も 原子力委、法改正を検討
国の原子力委員会は二十七日、原発事故時の被害者への賠償について定めた「原子力損害賠償法(原賠法)」の改正に向け、有識者による作業部会をつくり検討を始めることを決めた。政府は事故時の電力会社の責任範囲や賠償額に上限を設け、電力会社が将来にわたり原発事業を継続できる環境を整備する考え。
現行制度は「異常に巨大な天災地変や社会的動乱」を除き、電力会社が過失の有無にかかわらず、無制限に賠償責任を負うよう定めている。福島第一原発事故で東京電力は免責規定が適用されず、自力で賠償責任を果たせなくなり、事実上国有化された。
電力会社は、電力全面自由化で競争が激しくなり原賠法の改正がなければ原発を維持できないと主張している。
再生可能エネルギーを制限 し(「原発を再稼働させるから再生エネなんかポイって方針の経済産業省」にも書きました)、事故を起こしても賠償金をなるべく払わないように法律を改悪し、なりふりかまわず原発再稼働・推進にひた走る政府、安倍政権。
そんなにまでしないと維持できない原発って、つまりはもう終わっちゃってるってことだよね。
原発はいらない。