ふうるふうる・たらのあんなことこんなこと

いろんなできごとを面白がってしまおうと思っています。
日常のあれやこれや記事です。

1週間断食

2007-10-28 15:51:22 | Weblog
 20日から26日まで、体の浄化のために断食してきました(酵素液を飲みながらなので完全断食とは言えませんが)。

 7時に梅醤番茶を飲み、7時半におがくず酵素風呂に15分埋もれてから吸い玉浄血、11時半におがくず酵素風呂、3時半におがくず酵素風呂と吸い玉浄血というスケジュール。酵素液のおかげで、空腹感はありません。酵素風呂はけっこう熱く、糠漬けの糠床に似た香りがしますが気持ちがいいものでした。

 最初の3日間は眠くて眠くて、おがくず酵素風呂と吸い玉以外の時間はひたすら寝ていました。4日目以降もかなり眠ていました。寝ている間に活発に浄化が行われているらしいです。

 持っていった本を読み切ってしまったため、ぼーっとできる空白の時間がもてました。そのおかげでまたいろいろなことに気がつけたことに感謝。体の浄化は“意”もクリアにしてくれますね。

 私は食べる量が人よりも少ないほうなのですが、でも、自分の体としてはよけいなものを食べすぎていたことがわかりました。
 いわゆる栄養常識にとらわれて「これは食べたほうがいいだろうな」と食べていたんですね。
 それに、おいしそうなものがあるといじきたなくつい口にしていたし、毒であることを知りながらお酒をかなり飲んでいたし。

 体の声をちゃんと聞いていなかったです。大反省。

 この断食のおかげで、ちょっと気にかかっていた状態が回復しました。ほんとうに「病気は命を守るためのお知らせ」です。体がトラブルを起こしてくれたおかげで食習慣や生活習慣を修正するきっかけをもらいました。ありがとうございます。

 家に帰ってちょっと驚いたのが猫の幸太のこと。
 かなりクールでだっこもあまり好きじゃない子だなと思っていたのですが、なるべく私の近くにいようとしますし、自分から膝に乗ったりぺったりくっつこうとします。うちにきて2年半、やっと私に慣れてくれて、いない間に寂しく感じたのかしらと思ったのですが、それよりも、出かけることを説明していなかったためにかなり不安だったのかとも思いました。
 犬のハルトにはよく説明して、承知してくれるよう頼んだのですが、幸太は私がいなくてもあまり気にしないだろうと思って説明しなかったのです。私がいなくなったことで捨てられたと思ったのでしょうか。申し訳ないかわいそうなことをしてしまいました。幸太にはあやまり、これからはちゃんと説明することを約束しました。

 幸太もハルトも元気でいてくれてよかったです。

おお青春!

2007-10-18 15:53:29 | Weblog
 20日からの1週間断食に向けて着々と準備中……のはずが、この数日は夜2~3件はしごして爆食・爆飲。

 断食、心身の浄化が目的だったはずなのに、“断食するから多少のことは大丈夫”の方向に走ってしまった。いかんいかん。

 でもおかげで“青春まっただなか”に出会えました。

【浦和駅からすぐの沖縄料理店「命薬(ぬちぐすい)」で】
 左隣に座った青年、キムチ鍋を食べ、汁に沖縄そばを入れてたいらげ、さらにご飯を入れて雑炊にして食べていました。他にカルパッチョなども食べ、「いつものね」の泡盛を飲み……。それなのにスリム。若いのう。

「やっぱり沖縄がお好きだからこのお店にいらしているの?」と尋ねたら、

「僕、沖縄にも興味があるけど、この店に来るようになったのは、“常連”になりたかったんですよ。今22歳なんですけど、20歳になって酒が解禁になったとき、なんかね、常連になってるお店があるっていうのがおとなになった証拠だよなあって思って」

(「どういうのが常連の証拠なの?」)

「まずは名前で呼んでもらえることだと思って。
だからね、新しいお店を探したんです。古くからやってる店だと常連さんがいっぱいいるから覚えてもらうのに時間がかかるけど、新しい店ならすぐ覚えてくれると思って。そんなときちょうどここがオープンするのを知って、オープンから1週間毎日かよって、そのあとも週3回ぐらいは来て覚えてもらったんです」

 お酒のお店の常連になることがおとなになった証拠……青春やね~。

【武蔵浦和のイタリアン「アズーリ」のバーで】
 左隣に座ったかっこいい青年が、友人が以前ここでバイトしていたと話してくれたので、「もしかしてS大のYさんのこと?」と尋ねたら大当たり。同級生だから20歳とのこと。

「Yがいたときにも来てましたけど、今日はめげるようなことがあって、ついここに来ちゃったんですよ」

(「よかったら話してくれる?」)

「僕、好きな人がいるんですけど、今日その人の友人から告白されて。前から何となく感じていたんで、その気持ちにこたえてつきあったほうが3人の関係がまるくおさまるかなとも考えたんですけど。でもやっぱりそれは本心じゃなくて。だから断ったんだけど、そのこ泣いちゃって。だから気が重くって」

 う~ん、青春まっただなかやね~。

 しかし、こういう関係とその結末、小中学生の女の子まんがによくありそうだけど実際の例は知らなかったなあ。本当にあるのね。

嬉しい言葉

2007-10-15 15:56:14 | うれしい
 続けている勉強会で嬉しい言葉を頂きました。
「いいヒーリングをやってるはず」と言っていただけたのです。

 このところのできごとのおかげで、自分自身や“ふうるふうる”の場所のエネルギー、ヒーリング内容などについてさらに大きく変われたなと思っていましたが、この言葉のおかげで確信が持てました。

 また、特に次の言葉が心に残りました。
「幸せとは、自分にありがとうといえる状態のこと」
「うぬぼれと自己肯定は違うもの」
「我慢しすぎると、ちょっとしたいいことがいいことと感じられなくなってしまう」
「自分の力を信じ切れない人は形にこだわる。信じている人は形にこだわらない」

 ありがとうございました。

「水の精霊」

2007-10-14 15:59:43 | 本や言葉の紹介
 このところ、いわゆる児童文学を読みあさっているのですが、「水の精霊 Ⅰ~Ⅳ巻」(横山充男 ポプラ社)にはうならされました。
 私はファンタジーが好きで、卒論を「児童文学におけるファンタジーについて」にしたほどです。
 特にイギリスのものには素晴らしいものが多いな、それに比べて日本のものは無国籍なものが多くリアリティがないな、佐藤さとるさんの「だれもしらない小さな国」や、たつみや章さんのは好きだけどなどと思っていました。

 「水の精霊」は、水と交感できる青年と彼と霊的な結びつきをもつ同年同月日に生まれた女性を中心に語られる、幻の民をめぐる大きなファンタジーですが、第Ⅱ巻を読んでいる途中で、作者はものすごく勉強しているなあと驚き、また、きちんと取材していることや、膨大な資料をよく整理してわかりやすく、また興味をひくように書かれていることに感銘を受けました。

 以下に少し抜粋します。

▼ 
「若いときは、自分というものをきちんと見つめていったほうがいい。ひとを助けることができるのは、ちゃんと自分をつかんでからでええと思うんや。でないと、ただの怪しげな超能力者になるだけやで。ひとをほんまに救えるのは、そんな超能力なんてもんとちゃう。もっと、人格的なもんと、おれは思う。そのひとのそばにおるだけで、自分の人生を考え直したり、生きていることがすばらしいような気になったり。なんていうか、きれいな花を見ていたら、なにやら気持ちがなごやかになるやろ。けど花は、せいいっぱい花として咲いているだけで、けど、人間をなごませてくれる。うまいこと、いわれへんな」

「ご自分ではお気づきではないかもしれませんけど、みずからをよごし傷つけることで、本当の生き方から逃げていることも多いのですよ」
みずからを真に清める方法は、決してだれかから教えてもらえるものでもなく、深くみずからに問いかけることによって見えてくるもの。



 別の形ででも、この物語をもっとつむぎ続けてほしいなあ。

マティーニの概念を変えた男

2007-10-08 16:02:19 | 本や言葉の紹介
 今日の朝日新聞の「あの人とこんな話し」という欄で、マティーニの概念を変えたと言われる名バーテンダー毛利隆雄さんが紹介されていました。その言葉ににっこり。

 毛利さんは1947年生まれで偶然バーの仕事を始めましたが、1984年のカクテルコンペで日本1位。日本代表として出場した世界大会で、味・技術部門トップで総合では4位という素晴らしい成績を収めたかたです。

 それなのに、

「それまで十数年もバーの世界で生き、最高の賞も頂いていたのに、これが自分の生涯の仕事だと気づくまで長い年月がかかりました(笑い)。人の仕事への思いは不思議なものです。このごろやっと、本気でバーテンダーとして生きる覚悟が定まったのですね」
 
ですって。

 天職探しとか自分探しとか言うけど、とにかくやってみるというのが大事。

 内田樹さんも、仕事はそれを探し求めて扉を叩けば与えられるものではなく、さあおいでと開いた扉があれば、つまりむこうから呼びかけがあったらやってみるものだというようなことを言ってます。毛利さんの例って、その典型じゃないかな。

 他にも、
「このカウンター越しの近さで、ただ一杯のカクテルをお出しする。バーテンダーの思いは磨かれ、研ぎ澄まされていなければなりません。自分のことを本当に大切にしてくれているか。お客様がそれを感じ取る、鋭敏な人の心に結びついている仕事です。それを教えられて鍛えられていくのです」

「このへんでいいという慢心は、必ず雑味となる」

「基本をたたき込めばそこに個性は咲く」

「何の変化もないように見える毎日にチャンスは満ちあふれている」

「私は成功したのではなく、幸せになったのです」



 うーん、素敵だ。

いしいひさいちさま~

2007-10-07 16:04:43 | 本や言葉の紹介
 いしいひさいちのまんがが大好きで、今「ドーナツブックス」(全39巻)をちょっとずつ読み返して、パーになってから寝るようにしているのですが、悪徳商人とご政道にかかわっている役人らしき武士の4コマまんがでグフグフと笑いをもらしてしまいました。


商人 どうぞこれを。
武士 ウム すまぬな。

武士 しかしな よいか近江屋。ワシはワイロをもらったからといって、御政道をまげるようなことはせぬぞ。
商人 ハイハイよく存じております。

武士 わかっておるな。ワイロをもらったからといって、御政道をまげるようなことは絶対にせぬのじゃワシは。
商人 ハイハイさようで。

武士 くれなかったやつにイジワルするだけじゃぞ。
商人 ハイハイ


 好きだなー、このセンス。二人の表情がまたいいのよ。