ふうるふうる・たらのあんなことこんなこと

いろんなできごとを面白がってしまおうと思っています。
日常のあれやこれや記事です。

爺犬は元気だ、爺犬は

2015-07-28 08:03:30 | 犬猫


 ヒーヒーヒャンヒャンウォーウォーとやかましいハルト。声がするたびにようすを見に行き、チッチとンチじゃないときには、「お水をお飲みになりますか、お散歩にまいりましょうか、おやつをご所望ですか、マッサージですか、そばにいろとおおせですか」等々お世話サセテイタダイテイルんでございますが、何をやっても落ち着いてくださらないとき、エアコンのスイッチを入れてみたのでございます。
 涼風が吹いてきたら、あーらびっくり、たちまちぴたりとお静まりに。ありゃまーでございますがな。
 あ、そうですか、扇風機じゃものたりなくあらせられますか。
 冷房といっても29~28℃設定ですがね。湿気がなくなってひんやり感じるのがいいのかねえ。でもですね、ハルト様よ、私は冷えちゃうんだよお。
 ハルが騒いだときになだめるための選択肢が増えたのはありがたいが、冷房を入れたって、チッチ・ンチ・水・散歩・おやつ・マッサージ・なんだかわからん等々の要求が減るわけじゃないのさ、トホホ。

 いやー、去年の夏はエアコンを使うどころか扇風機もいらずに寝床に入り込んだままで、「熱中症というのがあるんでございますが、ご機嫌はいかが?」と何度もようす見をしていたぐらいなのに、ずいぶん変わったわねえ。
 まあ、犬の1年は人間の5年ぐらいにあたるということなので、変化するのも当然でありましょう。ハルは人間でいうと95歳ぐらいなので、よれるのも当たり前。
 しかーし、腸の調子を整え、意識して水を1日に何度も飲ませ、エサも1日2回だったのを体調を見計らって数回に分けたりしてたら、太ってきたのよ、むくんでるんじゃなくて。
 うるさいのは変わらず、というよりも前より激しくなり、でも体調はよくなってきたらしいということで、あと2年ぐらいはこのままご無事そうで、やっぱり私のほうが先にあっちへ行く可能性が大きいんじゃないかねえ。
 今朝も3時に起こされた。7時半まで騒ぎまくり、そのあいだにチッチは5回ンチ1回、散歩2回、エサ1回、なでなで多数……。昨夜寝かせていただいたのは12時半だ。そして3時までの間に2回起こされてる……。このごろは昼間眠気でクラッとすることがあるよ。
 本当に真剣に「ペット信託」ってのを調べ始めた今日このごろでございます。

 自分のことで大変なかたも、自分以外のことで大変なかたも、なるべく無理しないで乗り切っておくれよう。


特定秘密保護法、監視はないにひとしい

2015-07-23 09:41:23 | 戦争

 21日の東京新聞朝刊「言わねばならないこと 秘密保護法 集団的自衛権」欄から抜粋します。

●監視なき「秘密」指定 弁護士 海渡雄一(かいどゆういち)氏
 特定秘密保護法の運用状況をまとめた報告書が先月、初めて公表された。漏らすと厳罰を科せられる特定秘密に指定された情報の項目と件数だけが並び、秘密の内容どころか、一件の中にどれだけの情報が含まれるのかさえ、分からない。
 これでは、特定秘密に当たらない情報が指定されてもチェックできない。監視機関は秘密指定をひっくり返して初めて機能したといえるのに、そうした事例も明らかにされていない。監視はないに等しい。

 日本の監視機関は官僚組織で、身内のチェックには限界がある。国会にも情報監視審査会が設置されたが、運用改善の勧告はできても強制力はない。米国の場合、監視機関は政府組織のOBらが担い、元の組織には戻らない。だから、後輩がちゃんとやっているかどうか、一番よく分かるし、ちゃんとやっていないじゃないかと言える。

 安保法案は、何かが起こり、政府が存立危機事態と認定すれば、他国を武力で守る集団的自衛権を行使できる。国会で何が存立危機事態か議論されているが、そもそも、起こった出来事の中身を秘密にされる可能性がある。
 「存立危機事態になりました。中身は特定秘密で言えません。でも、すぐ国会で承認してください」。そんなことを言い出しかねない。大きな声で日本の危機だと言うだけで、戦争を始められるようになる。


 特定秘密保護法は戦争協力推進派が便利に使うためのものだよねえ。


「憲法の番人」が防衛相の機嫌取り! 米国予算に組み込まれている安保法制!

2015-07-22 08:20:04 | 戦争

 21日の東京新聞朝刊「本音のコラム」欄でも鎌田慧(かまたさとし)さんの発言から抜粋します。

●憲法を畏れよ
 怒号を浴びて「戦争法案」が衆院特別委員会で強行可決された直後、内閣法制局長官が防衛相の手を握り、ペコペコするのをテレビで見た。「憲法の番人」が防衛相のきげんを取ってはこの世はヤミだ。 「アンダーコントロール」は、安倍首相のお得意だが、憲法のコントロールから逸脱する政権は無法そのものだ。
 国会にはかる前に、米大統領に夏までに決めますと約束するなど、主権在民無視の売国政権だ。違憲の法案を強行採決するのは、法を畏れず、主権者をバカにする行為である。廃案にするまで抗議の声をあげ続けたい。

 それからね、アメリカの2016年度国防予算が日本の安保法制(集団的自衛権)を前提に組まれているそうな。
 「真実を探すブログ」から抜粋します。

●【驚き】アメリカ政府が日本の集団的自衛権を前提に2016年度予算を組んでいることが判明!日本の肩代わりで米兵4万人削減へ!
 アメリカの地元紙は「日本で議論や投票が行われているが、既にアメリカは成立前提で予算を設定した」と報じており、陸軍で4万人の兵士を削減するなどの案も決まっているようです。
 具体的にはアメリカ軍の海外活動を縮小し、軍事力は海軍と空軍だけに集中。その減った部分は日本の自衛隊を派遣して、補填するという内容になっています。この計画は来年以降から拡大する方針で、安保法制の審議については「野党がいかに激しく反発しても関係なく、与党は法案を可決するために十分な議席を持っています」という旨の記述もありました。

★この記事へのコメント
・日本は、アメリカの戦争を支えて地球の裏側まで行き、おまけにアメリカの財政赤字削減のために,その負担まで負わされる。売国政府は日本の国会より米国への約束を優先する。
・アメリカの2016年度国防予算が、日本が安保法制を制定することが前提に組まれていることがわかりました(5月の報道)。そりゃ、日本の国民や国会に提案する前に、アメリカの議会で約束してくるわけだ。平和安全法制=アメポチ法。
・#戦争法案 というよりは「米軍下請法案」というのが適切っぽい
・なんじゃコリャー!!!(ノ`□´)!!!

 ほんとにね、バカにするにもほどがある。
 これじゃあ強行採決せざるを得ないよね、アベポチ(?!)は。
 さ、廃案にしよう。声をあげ続けよう。

 安全保障法制関連法はいらない。国際平和支援法はいらない。戦争はいらない。原発はいらない。
  


ハルよ、なんちゅうかっこうで寝てるんじゃ

2015-07-21 09:52:40 | 犬猫

  年をとっても体はやわらかいのねえ。いったいどうすればこんな格好になるのかのう。
 顔は相変わらずかわいいんだが、人間でいうとコメカミあたりがげっそりとくぼんでしまった。脳みそがけずられちゃったか? まあ、キミの脳みそは今は機能してないからたいした変化はないわねー、きっと。
 あ、痙攣発作がけっこう頻繁に起きているけど、それは関係あるのかしらねえ。うーむ。


顔はムダにかわいいのよ……。
行動と顔のギャップの大きいこと……。


新国立計画白紙に じゃあ安保法案、沖縄・辺野古の米軍基地建設、原発も

2015-07-18 08:26:21 | まじめな話

 東京新聞1面記事から抜粋します。

新国立計画白紙 巨額工費 世論批判受け
 安倍晋三首相は17日、2020年東京五輪・パラリンピックの主会場となる新国立競技場(東京都新宿区)の建設計画を白紙に戻すと表明した。

 世界的建築家の槇(まき)文彦氏ら専門家から計画見直しを求める声がずっと上がっていたが、選定から2年8カ月たってからの見直しとなった。

 菅義偉(すがよしひで)官房長官は記者会見で、新たな競技場の工費について「安ければ安いほどいい」と説明。

 建築計画の見直しについて首相は当初、時間がかかることなどを理由に拒否していた。16日に衆院を通過した安全保障関連法案への世論の反発が強まっていることを踏まえ、内閣支持率の低下傾向に歯止めを掛けるため、方向転換したとみられる。

●国動かした建築家の一念
 槇氏ら計画に異議を唱える建築家や作家の森まゆみ氏らの市民団体は、何度もシンポジウムを開催したり、申し入れ書を提出したりしたが、政府側は2019年のラグビー・ワールドカップの開幕に間に合わないなどとして、計画の抜本修正を拒み続けてきた。

 槇氏は常々「建築家としての責任がある。むちゃな計画をどうしても変えたいんです」と話してきた。国立競技場近くの東京体育館を設計し、神宮外苑の百年かけた美を知るものだからこそ、見過ごすわけにはいかない-。その一念がついに国を動かした。
 計画見直しを安倍晋三首相が表明した後でコメントを求めると、こう言った。「白紙に戻すという決断は評価したい。でもどこまで踏み込んで変更するのか。その中身が問題です」 

●「編集日誌」欄から抜粋
 間違ってはいけません。計画を白紙に戻したのは、槇さんら在野の人々の高い見識と堅固な意志であり、首相ではありません。

 衆院通過の安保法案と沖縄・辺野古の米軍基地建設で、政府には見直す気配すらありません。ここは、槇さんらの知恵に学びたいと思います。


 またまた脱力しちゃったのは、菅官房長官の、「安ければ安いほどいい」との説明。極端から極端に行くなあ。「安けりゃどんなもんでもいいし手抜きは見逃す」 ってことになりかねん。あの政権ならあの人たちならやりかねないなんていうばかげた心配、どうぞ杞憂であっておくれよ。まったくもう。

 新国立競技場の建設計画を白紙に戻したのは「愚民どもへの目くらまし」と思ってるんならそうはいかない。そうさせちゃいけないねえ。
  安保法案、沖縄・辺野古の米軍基地建設、原発についても粘り強く反対していくわさ。


安全保障法制関連法案が強行可決

2015-07-17 12:50:26 | 戦争

  安全保障法制関連法案が衆院特別委で強行可決された。まったくもう。
  今日の東京新聞社説から抜粋します。

●安保法案、衆院通過 民主主義の岐路に立って
 主権者である国民の多数が反対する法案がなぜ、衆院を通過してしまうのか。戦後七十年の節目の今年、私たち日本の民主主義は岐路に立たされている。

 安保法案は、審議を重ねれば重ねるほど矛盾や欠陥が露呈した。衆院憲法審査会で参考人の憲法学者全員が「違憲」と主張したことを契機に、法案の合憲性に対する国民の疑念も一気に膨らんだ。

◆「白紙委任」ではない
 しかし、安倍晋三首相や法案を提出した安倍内閣、今国会成立を急ぐ自民、公明両党はいずれも、そうした国民の声を聞き入れようとせず、野党が反対する中、特別委や本会議で採決に踏み切った。
 自民、公明両党はその数の力を背景に、反対論を封じ、選挙で選ばれた自分たちの判断こそ、正しいと言わんばかりの態度だ。

 有権者は選挙で「白紙委任」をしたわけではない。
 選挙ですべてが決まるのなら、議会で議論する意味はなくなり、議員は多数決マシンと化す。

 国民が、政府や国会の振る舞いをおかしいと思えば声を上げるのは当然であり、政治家が謙虚に耳を傾けることこそが、健全な民主主義の在り方ではないのか。

 より深刻なことは、首相自身に戦後日本の平和主義や専守防衛、立憲主義を深刻な危機に陥れている、との自覚がないことだろう。
 海外での武力の行使に道を開く集団的自衛権の行使を認めたにもかかわらず、平和国家の歩みや専守防衛に変わりないと言い放ち、最高法規である憲法の解釈を恣意(しい)的に変更しても、立憲主義に反しないと強弁する。
 それは、戦後日本が目指してきた民主主義のあるべき姿や指導者像とは程遠いのではないか。

◆声を出し続ける覚悟
 安保法案の衆院通過を受けて、論戦の舞台は参院に移る。法案をこのまま成立させれば、安倍政権の誤った民主主義観を追認することにもなる。重大な岐路である。
 日本の民主主義が誤った方向に進まないようにするのは、主権者である国民の崇高な役割だ。おかしいと思ったことには国民自身が覚悟を持って声を出し続けなければ、権力は暴走を自ら止めることはないだろう。

 “2020年東京五輪・パラリンピックのメーンスタジアムとなる新国立競技場の建設について大変な問題になっているけど、ゴチャゴチャになったときに安倍首相が出てきて見直しをさせることで、「さすが安倍首相、この人についていけば何とかなる」と思わせる計画なんじゃないか。そのことで少しでも安保法案から目をそらせることも狙ってる”と言ってた人がいたけど、ホントにそれをねらってんじゃないのかと思ったよ。


 2013年5月17日のブログ  と  2014年7月3日のブログにも「戦争絶滅受け合い法」のことを書いたけど、戦争関係の法律を成立させるときには必ずこの「戦争絶滅受け合い法」を基本法としてくっつけてほしいよ。


川内原発 深刻事態を想定せず

2015-07-08 10:11:41 | 原発

 昨日の午前中に犬のハルトがまた痙攣発作を起こしてしまった。5分ほどでおさまったあと3時間ほど吠え続け、その後も落ち着かずに変に騒ぎ続けたのよ。
 ようやくおさまったのでほっとして、ステキな御酒を飲みにひっさしぶりに星善さんへ。おいしいおいしい揚げなすの煮浸しで3合半ほどいただき、ほとんど記憶プッツン。
 いつもはハルトが騒ぐせいで4時前に起きてしまうのだけど、ヤツも疲れていたようで静かだったおかげで6時過ぎまで寝られました。3時間連続で眠れたのは久しぶりで、悪酔いもなく、アタマがいつもよりすっきりしてる感じ。いい日本酒はやっぱりいい!! とゴキゲンでハルトを散歩へ。
 ごはんをすませて新聞を読みはじめたら、あーあ、頭が痛くなったよ。東京新聞1面の記事から抜粋します。

●川内原発 核燃料を装填 深刻事態を想定せず
 九州電力は七日、原子力規制委員会の審査に合格した川内(せんだい)原発1号機(鹿児島県薩摩川内市)の原子炉に核燃料を装填(そうてん)する作業を始めた。今後の検査で問題がなければ八月十日ごろに原子炉を起動し、同十三日前後に発電と送電を開始して再稼働する予定。2号機も十月中旬の再稼働を目指す。 

 再稼働への最終局面に入った川内原発だが、国際原子力機関(IAEA)が求めている基準に達しているのかどうか疑問が残る。

 対策を講じても突破され、さらに深刻な事態になると想定するのがIAEA基準の基本的な考え方。
 規制委は「新基準を満たせば、事故は一定レベル内で収まる」とし、放射線量などにより現場で収束作業ができなくなるような事態は起きないと判断している。住民避難は最終的な事故対策だが、規制委を含めどの機関も避難計画をチェックしない。
 桜島を中心とした姶良(あいら)カルデラなど川内原発を取り囲む火山の巨大噴火リスクを多くの火山の専門家が指摘している。原発立地の可否から再検討されるべきだが、規制委は「運転期間中に巨大噴火はないだろう」とし、核燃料の緊急搬出策を九州電力に現時点では義務づけていない。


 「運転期間中に巨大噴火はないだろう」なんて、どうして言えるんだ?! と目が三角になったら、裏の2面に関連の記事があったよ。

●川内、核燃料装填 避難・火山 課題置き去り
 ■不可能
  川内原発の最大のリスクである姶良(あいら)カルデラなど周辺火山の巨大噴火対策も不十分だ。九電は「今後、数十年間に巨大噴火は起きない」とし、噴火の兆候ありと判断されれば、その時に核燃料の搬出先や輸送方法を検討し始めるという。
 だが、巨大噴火は科学的なデータがなく、専門家がこぞって「予知は困難」と指摘する。炉内の核燃料は高熱を発し続けており、水で冷やし、専用の輸送容器に入れて搬出できるまで2年はかかる。本当に何年も前に噴火の兆候をつかみ、搬出までの十分な時間があるのかどうか疑問が残る。


 まったくもう、だれも責任をとれないことはしちゃいけないってことがわからないのかね。
  あ、はなっから責任をとるつもりがないからこんなことができるのね。やばくなったら国外へ逃亡ですか。
 原発はいらない。戦争もいらない。


議員を選んだのは国民だから、しっかり覚えておく

2015-07-05 07:57:14 | 本や言葉の紹介

 7月3日の東京新聞朝刊「言わねばならないこと」欄で、作家の真山仁(まやま・じん)さんは安保法案について「戦争をする気はないのに、巻き込まれても構わないですよ、と自ら手を挙げているような状態」と発言しています。
 私には、「巻き込まれてもかまわないですよ」どころか、「ぜひ巻き込んでください。とにかく戦争したいんです。積極的に巻き込まれるような法律をつくり、憲法をつごうよく変えますから」っていう状態だと思われるわさ。
 それはさておき、真山さんの発言からいくつか抜粋します。

●また「数」で押すのか
 秘密保護法で味をしめた政権与党は、安全保障関連法案も数の力で押し通すのだろう。国会で圧倒的多数を占めるのだから、民主主義のルールでは仕方がない。ただ、やりたい放題できる仕組みをつくった議員を選んだのは、残念ながら国民。大事なのは、次の選挙の時まで覚えていることだ。

 一度できた法律は次の政権や機密を守ろうとする人たちが、いいように使うことができる。非常に危ない。反対の声を上げないといけない。

 安保法案が成立すれば、自衛隊が最前線に行かざるを得なくなる。法律という「武器」を持つことで、国際社会に「撃つ」と思わせてしまうのは損だ。近隣諸国との関係も損なう。
 自衛隊は災害救助などで国民の信頼を得ている。国際社会でも、そのノウハウこそ生かすべきだ。それなら胸を張れる。けんかに加わる軍隊に生まれ変わるのは身をていして止めたい。


 「次の選挙のときまで」じゃなくて、「ずっと」覚えていよう。そして声をあげ続けていこう。