王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

鴻池氏の女性問題

2009-01-16 08:14:09 | 政治
鴻池副長官、辞任を否定=週刊誌報道「わたしの不徳」(時事通信) - goo ニュース

官房副長官鴻池祥肇(よしただ)氏の女性問題が15日発売の週刊新潮に載ったそうです。
昨日はバタバタしていてその週刊誌を読む暇がありませんでした。
河村官房長官が「厳重注意」したとの記者会見をしているTVの映像だけを見ましたよ。
それでなくても支持率低下の麻生総理にとっては「ウザイ」話でしょう。

その後鴻池氏が記者会見で「週刊新潮の内容を否定」している話を繋げると:
1:鴻池氏は複数回
2:既婚の女性を国会議員宿舎に宿泊させ
3:男女の関係があった
という事なのでしょう。

鴻池氏の反論は:
1:「天地神明に誓って男女の関係は無い」
2:「入室用のカードキーは渡していない」としています。

さて「知人の女性」とは具体的にどの様な方なのでしょうね?
母親の姉の伯母さんとか言うことでしたら女性スキャンダルにはなりません。
鴻池氏は68歳とかですから50歳以下のご婦人が同宿しているなら「もう少しましな説明をしないと説明責任を果たしたことになりません」
「いや甥っ子の嫁さん」とか「姪っ子」だとかで秘書業務で遅くなった日は宿舎に泊めている--てな事なら「天地神明」に誓わなくともなんだと腑に落ちますよ。

鴻池氏は麻生派の「為公会」を2年前に立ち上げてから副会長。つまり麻生氏の側近ですよ。
麻生氏が厳しく処置する筈がありません。

鴻池氏のHPを覗きますと:
著書の一つに「お天道さまは見てござる」と有りました。
また好きな言葉の一つに「信無くば立たず」を上げていました。
さあこのあとどうなりますか。
鴻池氏の言動は目下の不景気と関係ありませんが「参議院議員である氏の女性問題は野党にとって格好の攻撃材料になりました」
「わたしの不徳(の致す所)」と言ったのですから「官房副長官をさっさと辞任するのが良かったのでないか」と思います。
さてどうなりますか? 


時事通信:

鴻池祥肇官房副長官は15日夜、首相官邸で記者団の質問に答え、自身の女性問題が一部週刊誌で報じられたことに関し「わたし自身の不徳だ」としながらも、辞任する考えについては「全くそれはない。麻生内閣の一員としてお役に立ちたい」と否定した。

 鴻池氏は、議員宿舎の自室に宿泊させたとされる女性について「男女の仲というのは天地神明に誓って全くない。家族ぐるみで(交際している)強烈な支持者で、世間が想像するような了見ではない」と説明。宿舎玄関の鍵を女性に渡していたとされることに関しては「とんでもない話だ。キーはいつもわたしが持っている」と反論した。

 これに先立ち、河村建夫官房長官は首相官邸で鴻池氏から事情を聴き「プライベートな話とはいえ、こういう記事が出ることは誠に遺憾だ。政府の中枢にいる人が誤解されるのは不適切で、緊張感を持って公務に臨んでほしい」と厳重注意。鴻池氏は「誠に申し訳ない」と陳謝した。

 一方、首相は同日夜、記者団に対し「個人の話だから関知するところではない」とした上で、「制度上、第三者が(議員宿舎に)入るというのは別に問題ない。職責上、何かその人に対して情報が(漏れた)とかいう話もない」と指摘した。 
(引用終わり)

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2 コメント

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あれは不倫でしょうね (浜の偏屈爺)
2009-01-18 09:44:25
東郷幹夫様
お早うございます 爺も昨日週刊新潮の該当号をもらって読みました。あれは親族の女性を泊めている様に見えません。
男女の関係が有ったと思われてもいたし方の無い脇の甘さでしょう。鴻池氏を処分できない麻生氏の立場もお粗末きわまりありません。百年に一度の経済危機に当たるのにこの程度の閣僚と内閣では困りますね。
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騒ぎは揉み消される (東郷幹夫)
2009-01-18 07:18:19
鴻池官房副長官は麻生太郎首相の大親友であり、側近中の側近だそうです。詳しくは知りませんが、後援会の会長でも務めているのかもしれません。彼の今回の問題で、閣内で野田氏をはじめ、強い意見があったようですが、麻生内閣の周辺は、この問題は余り荒立てないようにするでしょう。そして鴻池氏の辞任までは発展させず、余り騒ぎが大きくならないように、鎮静化を計ると思います。そして当の鴻池氏は頬かむりをし通すと思います。下手をすると、麻生首相の任命責任を問われて、麻生氏自身の命取りになりかねないからです。
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