王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

4歳長女を衰弱放置し死亡させた疑い埼玉県警、両親を逮捕虐待の有無調査へ

2020-03-10 10:04:32 | 社会
先週6日埼玉県警は「長女4才を衰弱死させた」として両親を保護責任者遺棄致死容疑」で逮捕したそうです。
警察によれば、17年12月21日、低体温症で死亡させたとしています。
事件から2年と3か月になりますから、立件するに慎重な調べが必要だったのでしょうね!
 県警によると、心ちゃんは、両親と兄の4人暮らしだった。母親の真純容疑者(28)が居間で息をしていない心ちゃんを発見し、病院で死亡が確認された。体に数十カ所のあざがあったといい、病院が県警に連絡したそうです。
虐待?の予兆はあった様で16年7月に「小さな子がTシャツだけで外にいる」との通報があり児相が介入した様です。

今回は 捜査関係者によると、両親は調べに対して17年11月ごろから暴行を働いていたことを認め、「腰の曲がりを矯正する」などとダンベルを背中に乗せたこともあったという。真純容疑者は「長女がご飯を食べなくなった」とも話したという。
 一方、伊奈町は16年7月に「小さい子どもが外にいる」という近隣からの連絡を受け、伊奈町の職員が介入しましたが、保護には至らなかったようです。
別紙の情報では4歳児にしては11キロほどしかなく標準体重より4キロも軽かったそうです。 又 亡くなる前には「排便?のしつけと称してまた割の様な事や繰り返し、心ちゃんは直立して歩けない状態を見ている方がいる様です。股関節か腰椎に損傷が出たかもしれません?! それを治療と称して3-4キロの重りを押し付けたりしていたとか!! 実の両親の様ですが鬼畜の振る舞いで何とも可哀想で胸が痛みます。
子供は親を選べません。
3歳児検診(16年2月)には、何らかの異常があった様ですから、もう少し丁寧に児相が注意して居たらーーと思うと可哀想で可哀想で胸が詰まります。
この飽食の時代に慢性的な栄養失調といじめを口にすることが出来ない幼児!
いま、裁判中の心愛ちゃんも可哀想ですが、もっと可哀想な気がしました。

新型コロナウイルスの感染の件と株価の暴落に目を取られていましたが、児童の虐待防止は目立たないけど、大事な事です。 我々の未来ですものね!
謹んで心ちゃんの冥福をお祈りいたします。      合掌

写真:6日任意同行のため岩井心ちゃんの両親宅を訪れた捜査員ら

毎日新聞:
埼玉県伊奈町の住宅で2017年、衰弱している当時4歳の長女を放置して死亡させたとして、県警は6日、両親を保護責任者遺棄致死容疑で逮捕した。長女は死亡の前年に「虐待を受けている恐れがある」として町が支援しており、県警は虐待の有無など詳しい経緯を調べる。
 捜査関係者によると、逮捕されたのは父親の岩井悠樹容疑者(30)と母親の真純容疑者(28)。逮捕容疑は17年12月下旬、自宅で衰弱している長女心(こころ)ちゃんを放置し、低体温状態にさせて死なせたとしている。
 捜査関係者によると、心ちゃんは両親と兄との4人暮らしだった。自宅でぐったりした状態で見つかり、町内の病院で死亡が確認された。不審に思った病院側が通報し、県警が死亡の経緯を捜査していた。
 一方、関係者によると、伊奈町は事件前の16年7月に「小さい子どもが外にいる」という近隣からの連絡を受け、町職員が自宅に駆けつけた。その際に心ちゃんは半裸で外に出され、腕にあざや傷があったことから、虐待の恐れがある家庭として把握。母親の真純容疑者と計3回面談していた。
 真純容疑者は面談の際、町職員に「トイレトレーニングがうまくいかず、手を出すこともある」などと話していたという。だが町は、同年8月までに心ちゃんの体にあざがなくなるなどしたため「虐待の恐れは低い」と判断し、児童相談所や警察への通報は見送って支援を終えていた。【鈴木拓也、中川友希】(引用終わり)

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